マガジンのカバー画像

映画、小説、コンテンツ

324
運営しているクリエイター

記事一覧

スーパーマリオと露寇事件

スーパーマリオと露寇事件

相手の身になって考えよう

みたいなことはよく言われる。

みたいな言い方もあり、このほうが具体的なので、ややありがたみが増す。じぶんをつねれば、相手もこのくらい痛いのだろうなと想像できる。

他人の靴を履く

ところで英語では、相手の身になることを、

という言い方をするんだけど、つねるより靴を履く方がわかりやすいので、ぼくの気に入っている言い回しだ。

他人の靴を履いてみれば、片べりしていたり

もっとみる
「2回目以降がほんとうだ」と思う

「2回目以降がほんとうだ」と思う

ずいぶん昔に連れていってもらった大阪のラーメン屋さんでたしか

みたいなキャッチフレーズが売りになっている店があった。

店の名前も覚えていないし、ネットで検索してもヒットしないので、はなはだあいまいな話になってしまうけど、「2回目に食べたらおいしい」ということは言い換えれば、1回ではそのおいしさがわからないという意味だろう。そして、これはラーメンにかぎらず多くの物事に当てはまることだと思うので、

もっとみる
人生とは夏休みの自由研究のようなもの

人生とは夏休みの自由研究のようなもの

2種類の常識

とつぜんですが(いつもとつぜんですが)、常識ってじつは2種類あると思うんですね。1つは礼儀作法のようなもののことです。たとえば

などなど。この手の常識については、あなたはどうでしょう。ちゃんとしてますでしょうか。ぼくはまあまあちゃんとしているつもりです。

しかし、常識ってのはもうひとつありまして、たとえば

などなど、こういう常識はどうでしょう。

とおもわれるでしょうか。ぼく

もっとみる
一流のアイデアの出し方

一流のアイデアの出し方

凶悪犯が増えている

いきなりだけど「凶悪犯罪」というと、どういう犯罪を思い浮かべるだろう?ぼくなどはつい連続殺人やら通り魔のような非常に凶悪なたぐいを思い浮かべてしまうんだけど、警察庁の出している「警察白書」によれば、凶悪犯とは

とされているので、けっこういろんなものがふくまれる。

そしてこの凶悪犯が増加傾向にあるらしくて、同白書によれば2023年は前年からなんと27%増なのだそうだ。

もっとみる
エネルギーを生み出すのは「振れ幅」

エネルギーを生み出すのは「振れ幅」

大都市と地方都市のちがい

ぼくはここ数年、首都圏と地方を往復する生活を送っている。

頻繁に行き来していると両者のちがいについて感じさせられることが多いのだけど、いちばんのちがいはダイナミズム(力強さ)にあると思うようになった。かんたんに言えば、大都市のほうが、なにごとも振れ幅が大きい。

東京には、超富裕層だけが集まる場所もある一方で、ホームレスだけが集まる地区もあり、そのあいだで有象無象の人

もっとみる
良い文章とはマグロの刺し身のようなもの

良い文章とはマグロの刺し身のようなもの

スッとアタマに入ってくる文章とは

noteを書くときにいつも思っていることなんだけど「読んでスッとアタマに入るようなもの」を書きたいと思う。そういう文章は読んでも疲れないし、疲れなければまた読んでもらえる。

では「スッとアタマに入ってくる文章」とはどういうものだろうか。

いろんな答え方があるだろうが、ぼくにとって、スッとアタマに入ってくる文章は、文章そのものがスッとしているかどうかとはあまり

もっとみる
「今日やりたいことは今日やらねば」と思うようになってきた

「今日やりたいことは今日やらねば」と思うようになってきた

最近、やや睡眠不足で弱っている。

理由ははっきりしていて、数時間寝たところで目が覚めてトイレに行き、そのあと眠れなくなるのだ。しばらく前まではこうではなかった。

夜中にトイレに行くパターンは以前からあったんだけど、最近は2回目の寝入りがスムーズにいかずにそのまま起きだしてしまう。そして、そうなった理由は、睡眠時間を2つに分ける生活をくりかえしたからだろう。

もともとは午前中ぐっすり寝るパター

もっとみる
人を許せるか

人を許せるか

認知症の親と向き合っていてつくづく

と思うようになったので、そのことについて書きます。

怒りとは・・

怒りという言葉にとらわれずにもうちょっと広くとらえてみると、たとえば

というのも怒りと同じだし

というのも似たようなことだし

とか

だの

というのも根っこにあるのは怒りだし

とか

とか

とか

などなど、表現のしかたはさまざまにせよ、一言で言うなら

であって、これらをひっく

もっとみる
「外野がガタガタうるさい」のは悪いことなのか?

「外野がガタガタうるさい」のは悪いことなのか?

「外野がガタガタうるさい」という言い方がよくされますよね。そしてたいていの人は

って思っているでしょう。

ぼくもこれまで、外野がガタガタうるさいのはみっともないし、よくないことだと思い込んできたんだけど、はたしてホントにそうなんでしょうか。

ブレイキングダウン

ブレイキングダウンという格闘技団体があります。(以下BDと略記します)

素人のケンカ自慢がリングに上がって殴り合いをする団体だそ

もっとみる
本当におもしろい人とはこういう人

本当におもしろい人とはこういう人

筒抜けの時代

今のネットには、パーソナライズ機能があふれている。

買い物サイトにいくと、自分が興味を持ちそうな商品がおすすめされてくるし、動画サイトに行くと、自分が視聴しそうなコンテンツがおすすめされてくる。

コンピューターが視聴履歴や買い物履歴にもとづいて「この人はこういうものを好むだろう」と計算しておすすめしてくるのだから便利なモノだ。

しかし、最近ではさらに進んで、このnoteで何か

もっとみる
効果的な気分転換のコツ(応用編)

効果的な気分転換のコツ(応用編)

数週間前に「良い気分転換のやり方」という記事を書いたんだけど内容をざっとまとめるとこういう感じになる。

というようなものだ。

そのうえで、気分転換のやり方にもタチの良いものと悪いものがあり、タチの悪い気分転換にハマると人生が詰むので気を付けよう、ということも書いたし、タチの良い気分転換をするためのヒントなども書いた。

具体例として、ぼくが認知症の親に向き合う上で、どのように気分を転換している

もっとみる
なんだか本物じゃない

なんだか本物じゃない

「本物」が本気を出すときと、本気を出さないとき

サッカーワールドカップなどで、「強豪」と呼ばれるチームがあるでしょう。

あまり詳しくないんだけど、ブラジル、アルゼンチン、フランス、イングランド、ドイツ、イタリア、スペインなどがそうじゃないかな。かつて、そういう強豪チームと日本代表チームが親善試合で対戦して、たまに日本が勝ったりすることがあった。

今は日本自体が強豪扱いされ始めたので、このたと

もっとみる
良い気分転換のやり方

良い気分転換のやり方

こんにちは。こんばんは。今回もがんばって、役にたつことを書いてみたいと思います。

今回は、「暮らしの問題はなかなか解決しないものなので、気分転換が大事だ」という内容です。

問題は解決しない

さて、環境問題だろうが、領土問題だろうが、家庭問題だろうが、「問題」と呼ばれるものは、根本的には解決しない。もちろん、その場しのぎで解決したように見えることはある。

これで解決だ。

ただし、クーラーは

もっとみる
否定するのは、尊敬することと似たようなこと

否定するのは、尊敬することと似たようなこと

西武はドナドナド~ナ♪

ロッテ出身のキャッチャーに里崎智也さんという人がいるけど、WBCの優勝キャッチャーでもあり、日本を代表する名捕手といえるだろう。

その里崎さんは現在YouTuberもやっており、鋭くかつ本音のトークで人気が高いんだけど、今年のプロ球ドラフト会議の感想もいちはやく発信していた。

彼は「埼玉西武ライオンズのドラフト戦略はすごい」と毎年繰り返しているが、今年もそうだった(以

もっとみる