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記事一覧
【祝】10万ビューありがとうございます
おかげさまで、noteの記事が10万ビューを達成しました。
そこで今回は、特にどんな記事が読まれてきたのかを公開したいと思います。
当然ながら、古い記事のほうがビュー数は多いわけですが、それでも、読まれてきたものと、読まれなくなったものがあります。
多くはコロナ禍に入ったころに書かれたものが多く、今から思えばこんな話題もあったと懐かしく感じられるものもあります。
一方で、今でも続いて読まれ
クリスマスが幸せな日でありますように
クリスマスが、なるべく多くの人にとって、幸せなものであったらいいな、と思っている。
なるべく多く、ということは、おそらくこの日を穏やかに迎えられない人も多くいることを思ってのことである。
この日を、貧困や痛みの中で迎える人もきっといる。
クリスマス消費の対象にならないような人は、この時期には見えなくなりがちである。
それでも、今はそんな人達にプレゼントを届ける「サンタ」がいる時代でもある。
Podcast Weekend と私
すっと気になっていたPodcast Weekendに訪れることができた。
昨年からPodcastを始めたので、当然その存在は知っていた。
よく知られたPodcasterさんたちのリアルイベントという認識で、どこか自分には他人事だった。
それでも、知人友人が参加、来訪する予定もあったので、せっかくなので訪れることにした。
実際に訪れてみると、正面ではこの空間の成立にもっとも関わっているといっ
【連載】「こころの処方箋」を読む生活(pp.74-85)
誰かが言ってた。人は死後、それまでの人生で行った場所にしか行けないのだという。それはそうだろうという気もしたが、そうか、人は死後、「見たことのない場所」には行けないのか。
新しい出会いや、新しい環境に出会うと、自分の見てきたものを他人は見てきていないし、他人の見てきたものを自分は見てきていないことを思わせる。
死ぬということは、そのような「見る」という機会を失うということなのだろう。死後は、新
【連載】「こころの処方箋」を読む生活(pp.66-73)
河合隼雄の「こころの処方箋」の元になっているのは、60歳から四年間の連載である。
「あとがき」の中で河合は言っている。ここには「常識」が書かれていると。
教育臨床の現場で長く働いていてきた今の自分が見えているものからすれば、この「常識」には納得のいくものが多い。例えば、「人の心などわかるはずがない」もその一つである。
しかしそれは、39年間の人生をたどった中で得られた視点であり、とても「常識