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クリスマスが幸せな日でありますように

クリスマスが、なるべく多くの人にとって、幸せなものであったらいいな、と思っている。

なるべく多く、ということは、おそらくこの日を穏やかに迎えられない人も多くいることを思ってのことである。

この日を、貧困や痛みの中で迎える人もきっといる。

クリスマス消費の対象にならないような人は、この時期には見えなくなりがちである。

それでも、今はそんな人達にプレゼントを届ける「サンタ」がいる時代でもある。

「チャリティーサンタ」や「ブックサンタ」といった、まだまだ知られていないけれど、確実に広がっている活動がある。

その多くは特に、子どもたちにとってこの日が幸せな日であってほしいとの思いがある。

クリスマスは子どもだけの日ではない。それでも子どもの幸福を願うのは、この日が大きな格差を感じさせる日であることを、私たちが知っているからだ。

子どもたちは、それと気づかないうちに、格差の中にある。それに気づける大人たちが、その格差を埋めるべく動いている。

クリスマスという日を、チキンとケーキとプレゼントに彩られて迎えられる人は、もしかしたら少数派かもしれない。

広告の中で幸福に包まれる虚像の裏に、貧困や痛みの中でこの日を迎えている人は確かにいる。

だからといって、自粛せよ、ということではない。

きっとクリスマスは幸福な日であるべきなのだ。あるべきのために、僕たちにできることはなんだろうか。

それはたぶん、クリスマスのこの日だけの問題ではない。

クリスマスが、なるべく多くの人にとって、幸せなものであったらいいな。

そんなふうに思うところから、来年のこの日に向けての生き方が始まっていく。

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