やま設計

[ 建築家 / Keisuke YANAGI / 東京・京都 ] 日々の思考の記録…

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[ 建築家 / Keisuke YANAGI / 東京・京都 ] 日々の思考の記録として、まとまっていない状態のまま綴ります。 テーマ:【建築 / 空間 / 生活 / 芸術 / 地域 など】 HP → https://www.yamasekkei.com/

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    香合(にょき)

    蓋付きの香合。 赤みのある土っぽさと特徴的なにょきっと生えたような蓋。香りだけではなく小さなアクセサリー入れにもできるかもしれません。東京・板橋徳丸の土を七輪で焼いた陶芸作品です。 作家:松岡瑛美(やま設計) 【サイズ】 W50 × D40 × H45(mm) ※実物と写真は多少異なることがありますのでご了承ください。 ※返品・返金は行っておりませんが、対応可能な場合もありますのでお気軽にお問い合せください。
    4,300円
    YAMA SHOP
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    香合(ぽて)

    蓋付きの香合。 深めの赤と緑の釉薬、ぽてっと丸みのある形に愛着が湧く一品です。香りだけではなく小さなアクセサリー入れにもできるかもしれません。東京・板橋徳丸の土を七輪で焼いた陶芸作品です。 作家:松岡瑛美(やま設計) 【サイズ】 W50 × D40 × H45(mm) ※実物と写真は多少異なることがありますのでご了承ください。 ※返品・返金は行っておりませんが、対応可能な場合もありますのでお気軽にお問い合せください。
    4,300円
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    香合(しぶ)

    蓋付きの香合。 ツヤのある黒い釉薬と少し鈍臭いプロポーションのバランスが渋いです。香りだけではなく小さなアクセサリー入れにもできるかもしれません。東京・板橋徳丸の土を七輪で焼いた陶芸作品です。 作家:松岡瑛美(やま設計) 【サイズ】 W50 × D40 × H45(mm) ※実物と写真は多少異なることがありますのでご了承ください。 ※返品・返金は行っておりませんが、対応可能な場合もありますのでお気軽にお問い合せください。
    4,300円
    YAMA SHOP

記事一覧

240627_記述014_空っぽのまま

前回まで書いていたIE-NIWAについての記述は休憩。 今から書くことについては頭には全く何もない。 ただただ書いてみるが、何を書こうか。まさに頭の中の垂れ流しなわけだ…

やま設計
4日前
1

240621_記述013_IE-NIWAについて⑩

これからのIE-NIWAのようなことを敢えて考えてみる。が、やはりそれはできないようだ。 IE-NIWAは年に2回、春と秋で庭の1番気持ちいい時期にやるということだけを決めて…

やま設計
10日前
1

240619_記述012_IE-NIWAについて⑨

「IE-NIWAについて」というタイトルを付けて書き始めてから今回で9回目。すべてがIE-NIWA直接の話ではないのだが、それを通して考えたことの話題が多い。今は次回の秋開催…

やま設計
11日前
1

240616_記述011_IE-NIWAについて⑧

今日は近所の本屋イトマイさんにて記述をスタートさせています。書き終わるタイミングは家かもしれません。 さて、IE-NIWAについての記述。 はじめに庭づくりを自分たち…

やま設計
2週間前
2

240615_記述010_IE-NIWAについて⑦

改めて庭とは何か? このIE-NIWAについての記述はその命題が解決しないままにぐるぐる回っているだけなのかもしれない。確かに実際にそうなのだが、この継続的な記述を通し…

やま設計
2週間前
1

240613_記述009_IE-NIWAについて⑥

「私の庭」という仮称を付けてみたものの、気に入っているわけではない。この呼び名はもう少し丁寧に考えてみたいところだが、自然に浮かび上がって来るまでは仮称としてこ…

やま設計
2週間前
1

240607_記述008_IE-NIWAについて⑤

前回のIE-NIWAについてのお話では、第1回開催の振り返りでした。今回は改めて庭とは何かについて少し抽象的に考えてみたいと思います。 (今回も素描は出張でおやすみです…

やま設計
3週間前
2

240605_記述007_コレオグラフィモンタージュから

今回はIE-NIWAについての記述途中の一休憩で別の話題です。 先日、シアターカンパニーORUさん(https://www.instagram.com/oru_op/)の2周年イベントに参加させてもらいま…

やま設計
3週間前
1

240604_記述006_IE-NIWAについて④

前回はIE-NIWAの空間の作り方についてでした。 今回からは、実践編として第一回のIE-NIWAを思い出しながら何を試みたのかを書いてみましょう。 そもそも埼玉の小川町にあ…

やま設計
3週間前

240603_記述005_IE-NIWAについて③

さて、庭づくり、創作物について書いてきました。 今日はそれらの材料をどのように組み合わせてひとつの場として作るかという話をしましょう。なぜか「IE-NIWAの作り方」の…

やま設計
4週間前
3

240602_記述004_IE-NIWAについて②

昨日は庭づくりをしたところまで書き留めました。 庭という舞台は整いましたが、IE-NIWAは庭があればいいというわけではないのです。もちろん庭は重要な要素としていますが…

やま設計
4週間前
3

240601_記述003:IE-NIWAについて①

今日は先日京都で開催しましたIE-NIWA_vol.5について書いてみようと思います。この話題の時にどこから書いていこうか迷うところがありますが時々出てくる話題かもしれませ…

やま設計
1か月前

240531_記述002

今日は雨が降っている。結構な雨で外出するのに少し気合いが必要そうだ。畑にとっては嬉しい恵の雨かもしれない。伸びた蔓が電線に引っかかっているので早めに撤去しないと…

やま設計
1か月前

240530_記述001

こんにちは。 建築家の栁 圭祐(やなぎ けいすけ)です。 一昨日まで風邪で1週間ほど寝込んでいました。 なんとか復活を遂げ、何故だか新しいことを始めようと思い、この…

やま設計
1か月前

舞台というところから

先日の2/4(土)にSTスポット横浜という場所で『ラボ20』という企画のコンテンポラリーダンスを鑑賞しに行きました。立て続けに3組の公演を観たので忘れぬうちに感想を綴っ…

やま設計
1年前
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『捌く-Sabaku』を観て

先日は久しぶりに劇場で舞台を観ました。 akakilikeの『捌く-Sabaku』 公演自体は1週間前に観たものになりますが、一旦熱を冷ましてから考えてみることにしました。 倉田…

やま設計
1年前
240627_記述014_空っぽのまま

240627_記述014_空っぽのまま

前回まで書いていたIE-NIWAについての記述は休憩。
今から書くことについては頭には全く何もない。
ただただ書いてみるが、何を書こうか。まさに頭の中の垂れ流しなわけだが、なぜだか書き進められそうな指の動きをしている。
今日の予定は実はあまり何もない。こういったことが自分を不安にさせる。いつも無理矢理に予定を作って動いている。その中でうまくいけば仕事が出来たりする。本当に何もない。今日は何をしよう

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240621_記述013_IE-NIWAについて⑩

240621_記述013_IE-NIWAについて⑩

これからのIE-NIWAのようなことを敢えて考えてみる。が、やはりそれはできないようだ。

IE-NIWAは年に2回、春と秋で庭の1番気持ちいい時期にやるということだけを決めている。これは直感的に決めたことだが、前にも書いたように庭が一番喜んでいる時を選んだ。
ただ、それとは別で、定期的にやっている意味についても考えてみる。それはおそらくIE-NIWAを通した帰納法的な経路に可能性を見出しているの

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240619_記述012_IE-NIWAについて⑨

「IE-NIWAについて」というタイトルを付けて書き始めてから今回で9回目。すべてがIE-NIWA直接の話ではないのだが、それを通して考えたことの話題が多い。今は次回の秋開催に向けてのIE-NIWAをそろそろ企画し始めようかと思っている。場所や関わってくれる方を選ぶか。それも含めてIE-NIWAの私個人的な楽しみでもある。

第1回〜第3回までは自宅での開催、第4回からは別の方のお家や場所を借りて

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240616_記述011_IE-NIWAについて⑧

240616_記述011_IE-NIWAについて⑧

今日は近所の本屋イトマイさんにて記述をスタートさせています。書き終わるタイミングは家かもしれません。

さて、IE-NIWAについての記述。

はじめに庭づくりを自分たちでやってみようとした時、庭と言ってもただ綺麗な縮景の眺めを楽しむだけのものでは何か物足りない気がしていた。これはあくまで個人的なイメージでしかないのだが、ごく一般的に浸透している認識として、庭と言われるものはどちらかと言うと景観の

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240615_記述010_IE-NIWAについて⑦

240615_記述010_IE-NIWAについて⑦

改めて庭とは何か?
このIE-NIWAについての記述はその命題が解決しないままにぐるぐる回っているだけなのかもしれない。確かに実際にそうなのだが、この継続的な記述を通して、自分なりの回答のようなものが少しでも見つかることを期待して暫くはゆっくりと書いてみようと思う。

IE-NIWAでは、過去5回開催した内の2回は自分の家ではない場所=他人の家で実施させてもらった。自分の家の庭ではないだけにやって

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240613_記述009_IE-NIWAについて⑥

240613_記述009_IE-NIWAについて⑥

「私の庭」という仮称を付けてみたものの、気に入っているわけではない。この呼び名はもう少し丁寧に考えてみたいところだが、自然に浮かび上がって来るまでは仮称としてこのように呼ぼう。

一般的な庭の条件に加えて、自分が庭づくりの中でこれは良いかもしれないと思う庭の条件、それを「私の庭」の条件として暫定的に書き出してみた。

①建物に付属ないし連続した屋外空間であること
②人間の手が入ること
③コントロー

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240607_記述008_IE-NIWAについて⑤

240607_記述008_IE-NIWAについて⑤

前回のIE-NIWAについてのお話では、第1回開催の振り返りでした。今回は改めて庭とは何かについて少し抽象的に考えてみたいと思います。
(今回も素描は出張でおやすみです。)

第1回のIE-NIWA_vol.1は、手探り感が満載でやりたいことをただ詰め込んだお試しおもてなし会。お試しと言いつつも空間の作り方はその時からぼんやりと意識しながらモノの配置をやっていました。
(こちら記述を参照:http

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240605_記述007_コレオグラフィモンタージュから

240605_記述007_コレオグラフィモンタージュから

今回はIE-NIWAについての記述途中の一休憩で別の話題です。

先日、シアターカンパニーORUさん(https://www.instagram.com/oru_op/)の2周年イベントに参加させてもらいました。その時に2021年にロシアで上演された作品の映像上映も拝見したので簡単な感想を書き記しておこうかと思います。

「作品はドストエフスキーの「おかしな人間の夢」を原作にしたコレオグラフィモン

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240604_記述006_IE-NIWAについて④

240604_記述006_IE-NIWAについて④

前回はIE-NIWAの空間の作り方についてでした。
今回からは、実践編として第一回のIE-NIWAを思い出しながら何を試みたのかを書いてみましょう。

そもそも埼玉の小川町にある薪をくべるという場所で開催されたマルシェに参加したことがIE-NIWAをやろうと考えるキッカケになっています。薪をくべるのマルシェでは、うちの相方えみちゃんの服作りを出店してみるというところから参加を決めました。それもいく

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240603_記述005_IE-NIWAについて③

240603_記述005_IE-NIWAについて③

さて、庭づくり、創作物について書いてきました。
今日はそれらの材料をどのように組み合わせてひとつの場として作るかという話をしましょう。なぜか「IE-NIWAの作り方」のような話になっていますが、これも決まった方法があるわけではなく、やる度に試しながらやっていてその経験から何となく言語化できそうなものという感覚です。

庭という舞台とその場の関わりから生まれた創作物。これらをどのように組み合わせてい

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240602_記述004_IE-NIWAについて②

240602_記述004_IE-NIWAについて②

昨日は庭づくりをしたところまで書き留めました。
庭という舞台は整いましたが、IE-NIWAは庭があればいいというわけではないのです。もちろん庭は重要な要素としていますが、もうひとつ大事な要素としては人間が作った創作物です。今日はその創作・創作物について書いてみましょう。

改めて言っておくとIE-NIWAは開催した当初は何か緻密な計画があったわけではありません。実験的な要素が多く、やってみるという

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240601_記述003:IE-NIWAについて①

240601_記述003:IE-NIWAについて①

今日は先日京都で開催しましたIE-NIWA_vol.5について書いてみようと思います。この話題の時にどこから書いていこうか迷うところがありますが時々出てくる話題かもしれませんので断片的にではありますが、順を追って書いていこうかと思います。

第1回目のIE-NIWA_vol.1は2022年の6月に開催をしています。それ以降は年に2回の春秋と開催しているので今回は3年目の春開催でIE-NIWA5回目

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240531_記述002

240531_記述002

今日は雨が降っている。結構な雨で外出するのに少し気合いが必要そうだ。畑にとっては嬉しい恵の雨かもしれない。伸びた蔓が電線に引っかかっているので早めに撤去しないといけない。1日ですごいスピードで成長する植物はちょっと目を離すと突然恐ろしい別のものになっている。こういったスピード感で目に見えるように自分も成長したいものだが、あまり焦ってはいけない。

最近は季節的なこともあって隣の公園の鳥たちが大きな

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240530_記述001

240530_記述001

こんにちは。
建築家の栁 圭祐(やなぎ けいすけ)です。

一昨日まで風邪で1週間ほど寝込んでいました。
なんとか復活を遂げ、何故だか新しいことを始めようと思い、この「記述」(日記・雑記)をやることにしました。
もうずいぶん前になってしまうのですが、今よりももっと暇な時期に午前中に毎日ドローイングを100枚描くまでやり続けるというルーティーン制作をやっていました。達成感とともに何となく終えてしまい

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舞台というところから

舞台というところから

先日の2/4(土)にSTスポット横浜という場所で『ラボ20』という企画のコンテンポラリーダンスを鑑賞しに行きました。立て続けに3組の公演を観たので忘れぬうちに感想を綴っておかねばと思います。

そもそも私はダンスや舞台芸術については全くの素人ですが、専門の建築分野との距離や表現形式の相違などを考えながら観ることが楽しく今回も同じようにぼんやりと観ていました。何か自分が考えるテーマやきっかけを探すた

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『捌く-Sabaku』を観て

『捌く-Sabaku』を観て

先日は久しぶりに劇場で舞台を観ました。
akakilikeの『捌く-Sabaku』
公演自体は1週間前に観たものになりますが、一旦熱を冷ましてから考えてみることにしました。

倉田翠さんの作品は初めて観ました。
何の事前情報も入れずに挑んでしまいましたが、大変楽しめました。

作品自体はめっちゃざっくり言うと、たくさんの男たちが一人の女としての鹿?の周りを各々が自由にバラバラと動き回って微妙に関係

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