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240706_記述016_ものづくり村②修行へ

目標は書き出さないと実現しないという気合いの入った自己啓発で前回は締めくくった。こんなスタートでものづくり村の連載が始まったのである。

この連載の位置付けは最終的なものづくり村の実現に向けての序章的なものだ。書き起こして文字によってイメージを作り上げたら、それを皆に伝えていかねばならない。誰かに自分の考えを布教したいわけではないが、ただ単に伝えていくということも同時にしていかないといけないと、なんとなく思っている。最近はそういったメディア的なもの、出版物が自分の手を離れて知らない誰かに届いてくれる可能性について考えている。作りながら伝えていく・知ってもらう。これはおそらく自分一人で作っていることと同時に皆に見てもらっているという微妙な意識の中で他者とともに作り上げようとしているのかもしれない。仲間を探している。

まずはやってみることから始めないと何も起こらない。次は村づくりのための絵本づくりだ。まだ一冊も出版物を世に出したことがないのにもかかわらず、2作目を作り始めてしまった。(手作りZINEは作ったことがあるが)1作目「IE-NIWA」もまだ書き始めたばかりだ。しかしこれで良い。
人によっては、色んなことをしていてただの飽き性だと思われているかもしれない。建築家と名乗りながらも大したものも作っていないし、大学で教えているわけでもない雑魚だと思われているかもしれない。何かものを作っているようでも売れているわけでもない。知名度も全くない。でもこれで良い。なぜなら全部が村づくりのための修行だからだ。

今この瞬間にだけ光が当たるような活動ではない。長い時間をかけてじっくりと作っていかなければいけない。そのために色んなことを経験・修行し、作り続けるのだ。だらだらと休んでいる暇はない。村を作らないといけないのであまり時間はない。今現在33歳。100歳まで生きるので残された時間は67年しかない。急がないといけない。65歳までには村の基盤を作りたいのでそれまであと32年だ。もうすでに村づくり人生の折り返しにいる。

実はこんな基本的な考え方に「やま設計」はある。ひた隠しにしているつもりはなかったが、伝えていなさすぎていたと思ってもいるのだ。
次回はじっくりと「やま設計」という名前の意味について書いてみようと思う。

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