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240604_記述006_IE-NIWAについて④

前回はIE-NIWAの空間の作り方についてでした。
今回からは、実践編として第一回のIE-NIWAを思い出しながら何を試みたのかを書いてみましょう。

そもそも埼玉の小川町にある薪をくべるという場所で開催されたマルシェに参加したことがIE-NIWAをやろうと考えるキッカケになっています。薪をくべるのマルシェでは、うちの相方えみちゃんの服作りを出店してみるというところから参加を決めました。それもいくつか自分の服を作ったことがあるというだけの理由で、です。特に意気込むこともなく、でも皆に楽しんで欲しいからモノは大量生産しようということぐらいがその時の決まり?でした。出店することになったら自分も次いでに作っている最中の家具や創作物を展示してみてもいいかなと思い、かなり気軽に始めました。やってみるからには友達や知り合いに声を掛けて来てもらい、次いでに小川町も楽しんでもらいたいから勝手に小川町のおすすめマップを作ったり、その辺に落ちている何かで展示空間を作ったりと自由にやっておりました。思ったよりも皆来てくれたし楽しく満足したと記憶しています。それが2022年の5月。

その1ヶ月後に第一回のIE-NIWAをやることになるのですが、家で開催する書いてこなかった理由がもうひとつありました。それは自分の家でやれば手数料がいらないということを思ったからです。自主企画であればお金まわりもある程度コントロールできるなと思ったのです。レンタルスペースを借りることもできるけどそれももちろんレンタル料が必要なのでそこも削減しようと考えるとやはり家なのです。そこまで大した理由ではありませんが、大事なことです。しかも家でやるとモノは全部家にある。家の中で動かせば良いだけ(これがめちゃくちゃ大変なのですが)。自宅兼アトリエにしている利点はこれだなと、開催しない理由はないなと思いすぐ1ヶ月後に開催してしまうのです。

2022年6月に開催した第一回は、あまりにも手探りで友達に家へ遊びに来てもらうようなイメージでした。せっかく来てもらうならゆっくりしてもらいたかったので出来るだけのおもてなしをしようと思っていました。おもてなしをするなら飲み物もいるな〜なんかおつまみほしいな〜とできる範囲でやってみたのです。
すごいのは大家さんがこれを許してくれたことです。たぶんよくいる普通の不動産屋さんなら絶対怒られる。でもたぶんうちの大家さんは許してくれるかもしれないなと思ってこういうことをやりたいと交渉したら快諾。こういった寛容な心意気が一時的にでもひとつの場所を作るのです。そして少し大袈裟かもしれないけどその継続がたぶん文化を作るのかもしれないなと思っています。


おっと、今日はここまで。
また続きは明日に。

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