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恋愛・LGBT

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#LGBT

元彼と、たばこの匂い

元彼と、たばこの匂い

「軍艦島でも見にいこうかなぁ」  
金曜の仕事終わり。突然旅行に行きたくなった。
そうと決めたら話は早い。

高速バスで、ひとり長崎へ。
長崎駅に着いたのは、深夜12時前だった。
 
夜飯食ってないなぁ、なんて思いながら、付近のご飯屋さんを探す深夜0時。
そこで見つけた、とあるラーメン屋さん。
Googleの口コミ数は600を超えており、星は4.1だった。 
 
 
間違いない! 
そう思って、ラ

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社会人2年目ゲイ、同窓会は神経衰弱

社会人2年目ゲイ、同窓会は神経衰弱

社会に出たらなんとなく、

男性はより男性的に。女性はより女性的に振る舞うことを求められているような気がする。  
(←あくまで主観)

僕は、自分がそれほど男性的で無いことにコンプレックスを感じている。 
そんな僕ですら、営業と言う仕事柄もあり、男性的に振る舞うことを意識している節がある。

正月に、高校と大学の部活の集まりがあった。 
私のような社会人もいるが、まだ大学に残っている人も多い。

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ゲイに恋人は必要?

ゲイに恋人は必要?

恋はドキドキを与えてくれるもの。 

僕の中では、結婚と恋愛は別物。

じゃあ恋人の存在ってなんだろう。  

 

世間一般的には、大人になると結婚を前提に付き合うというから恋愛と結婚が重なる部分がある。 

ゲイの僕からしたら、 
 
たった1人の恋人って本当に必要なのだろうか。  

って感じ。

結婚は恋愛の延長にあるもの?〜ゲイの僕は女性と結婚してもいい〜

結婚は恋愛の延長にあるもの?〜ゲイの僕は女性と結婚してもいい〜

結婚は恋愛の先にあるのか。

友達や同期とよく話題に登る話だ。 

結論から言うと、私は全く違うものだと思っている。向いているベクトルがそもそも違う。

「恋愛はドーパミン。結婚はオキシトシン」
 
例えるならば、恋愛はジェットコースターのような、非日常的な興奮。結婚は冬の布団のような、日常的な温もりと言ったところだろうか。  

私はゲイだ。恋愛の対象は男性で、女性に恋をしたことはない。 
けれ

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ゲイの僕は、ノンケの友人と集まると、バイセクシャルになる

ゲイの僕は、ノンケの友人と集まると、バイセクシャルになる

僕はゲイをオープンにしていますが、ノンケ男子と飲む時には、バイセクシャルになります。 

 
私は彼らにもカミングアウトしているのですが、「お前あの子抱ける?」とか「お尻とおっぱいやったらどっちがええ?」とか、そういう話題を振られる度に「あれ?っ俺カミングアウトしてるよな?」という気分になります。 

まあ、彼らといると楽しいし、嫌な気分にはならないのですが、不思議だなと思います。 

こういった

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修学旅行と恋のライバル①

修学旅行と恋のライバル①

ゲイの私は人生で一度だけ、女性と付き合ったことがある。中学生の時だ。    

彼女とは部活が一緒で、二ヶ月間だけ付き合った。僕から告白したのだが、 
外練の終わりにトンボをかけている際、「やっぱりだいすけは友達としかみれない」という理由で、あっさり振られてしまった。  

今振り返ってみると、あれはただの「恋愛ごっこ」だったなと思う。
(今その彼女は、僕の親友である。) 

さて、話は高校時代に

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女装したい

女装したい

女装したい。 

僕は周囲にゲイをカミングアウトしている。 
そんな僕がもし、「女装したい」と打ち明けたら、周りは驚くだろうか。

僕は恐らくメイクとはめちゃくちゃ下手くそだと思うし、ファッションセンスも無い方だ。 
あと、可愛い服を着ることにまず興味はない。  

「女装したい」

僕のこの発言は、純粋な意味での女装とは少し異なる。

 
じゃあ女装したいってどういうことなのか。

それは、自身

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ドラマで見た、好きなゲイカップルベスト3

ドラマで見た、好きなゲイカップルベスト3

うー、ザブい。本日九州は最強寒波により、極寒です。 

こんな日は、ちょっとお熱い話題で、 
気分だけでも暖めたいものです! 

という事で、早速題名の通り、ランキングいきますよ!  
ちょっとドラマの内容も入るので、ネタバレには注意です!※

第3位「眞島秀和×北村匠海」〜隣の芝生は青く見える〜   
3位はこちら!最初に見たBLカップルが出てくるドラマだったので、今回ランクインです!
ドラマを

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LGBTと生産性 

LGBTと生産性 

「同性婚」

大学までは、 

「一刻も早く制度化してほしい。」

「社会人になったら運動でも参加しようか。」

そんな風に思っていた。   

だが、社会人になってからというもの

「同性婚ねぇ、どうでも良いかぁ」  

そう思うようになった。 

この変化はどうして生じたのだろう、、、。

会社に入って、社会に出て、すぐに気づいた。 

「私は仕事が苦手なのかも知れない」 

と。 

溌剌と

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55歳の部長が飲み会で言っていたこと 

55歳の部長が飲み会で言っていたこと 

子どもを二人持つ、本社で勤務している55歳の部長。   

彼が今日、飲み会で言っていた事が心に残った。 

「俺は異性愛者だけど、パートナーは同性でも良いかなと思う。歳を取れば体はあまり関係無い。
精神的に落ち着く関係が同性なら、それはそれで良いと思うのだ」  

昭和を生きてきたと言っていた部長が、こんな考え方をしてくれていた事が嬉しい。 

明日カミングアウトしてみようかな。

LGBTQは精神疾患?

LGBTQは精神疾患?

昔LGBTQは、WHOにおける精神疾患の一つだったが、今は除外されたらしい。 

そう考えると、人間が行う定義付けって、すごく曖昧だと感じる。 

そもそも、精神疾患っえ

心の状態や、自分の持っている性質が、社会生活を送る上で不都合となる場合に付けられる訳であって。

その病名をもらったからと言って、それが「絶対に悪」とか、「絶対にダメなものである」とは限らない。  

もちろん、代表的な精神疾

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片思いの同級生と富士登山に行った話

片思いの同級生と富士登山に行った話

大学時代、ずっと片想いしていた友人との話。

大学卒業後、 
彼から「富士山に行こう」と誘われ、 
二人で登ったことがある。 

その時私は社会人。彼は大学院生だった。

お互い陸上経験者だったとこともあり、登山自体は案外あっさりと終えた。 

登山後は、二人で富士急ハイランドに行った。 

僕はあまり乗り気でなかったが、彼の「どうしても」という願いで、FUJIYAMAに乗ることになった。 

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