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松本人志の映画作品を分析するポイント①:2つのグループに分ける
みなさんもご記憶に新しいと思いますが、オリエンタルラジオ・中田敦彦さんが自身のYouTubeチャンネルで「松本人志批判」を行いました。
そのなかで、わりと唐突なんですが、松本人志の映画作品を批判する箇所がありました。結局、動画自体が盛り上がってしまって、続編となるような動画はアップされることはないでしょう。そして、中田さんの映画批判の中身は、聞けずじまいに終わりそうです。
ただ、私の予想で
中田敦彦による松本人志批判を詳しく読み解く⑤:お笑いシンギュラリティは来るのか?
中田敦彦さんの一連の発言は、たんにお笑い界にとどまらず、日本社会の構造的問題をも突いているのではないか。そんな話を前回書きました。
松本人志という権威がいるかぎり、若い芸人はそれに追随するほかない。それは若者にとってのディストピアなのではないか、というのが彼なりの主張だと考えます。その点は、私も理解します。
とにかく、動画「【松本人志氏への提言】審査員という権力」の続きを追っていきましょう
中田敦彦による松本人志批判を詳しく読み解く➃:権力集中と日本社会
さてさて、少しあいだがあいて、今日は4回目。少しペースアップしていかねば。
それでも、ねっとり動画を見て分析していくのも、自分の性にあっているというか、なかなか興味深いものです。それに、いろんなことがわかってくるし。まあ、理屈っぽいところもあるかもしれませんが、備忘録的に今日もやっていきます。
私自身のねらいは、中田敦彦による松本人志批判の「背景」を知りたい、ということです。表側についてはい
中田敦彦による松本人志批判を詳しく読み解く➁:『エンタ』芸人・オリエンタルラジオの嘆き
私自身、中田敦彦という芸人について、とくに良くも悪くも思っていません。面白いのかもよくわかりません。ただ、頭がいい人なんだろうなという印象です。とはいえ、ときどき論争を巻き起こすんだから、インテリジェンスの使い方が不器用なんだろうと想像していました。
中田さんの動画はこれまで見てきませんでした。「YouTube大学」と題しているにもかかわらず、その研究には深みがないだろうと予想していたからです
中田敦彦による松本人志批判を詳しく読み解く➀:漫才至上主義について
では、今回から、5月29日にアップされた中田敦彦のYouTube大学 - NAKATA UNIVERSITY「【松本人志氏への提言】審査員という権力」について、細かく見ていきたいと思います。
前回も書いたのですが、私はこの動画に対して好感をもっています。松本批判? 結構じゃないかと。でも、ツッコミどころがいっぱいなので、その点については冷静に分析していきたい。
結論を先に言っておくと、批判
上岡龍太郎さんを悼む
本日のお昼に、上岡龍太郎さんが、肺がんと間質性肺炎のため、5月19日にお亡くなりになったとの速報が流れました。
ほんとうに悲しいニュースです。昭和漫才の生き字引でしたね。1960年に漫画トリオの一員としてデビューし、人気司会者としてテレビで引っ張りだこだった2000年に芸能界を引退しました。1942年生まれでしたので、60歳になる前の引退に多くの人が驚きました。
私の個人的な記憶は1980年、