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それストレスたまるぞやめとけ

こんばんはぽんぬです。

今回はみんながストレス発散として行っていることが実はストレスになっている可能性があるのでそちらがなぜストレスになってしまうか科学的にご紹介したいと思います。

自分がやっているストレス発散法に該当していないかチェックしてみてください。(今回ちょっと文章多めです)

目次

・やめた方がいいこと4選

・コルチゾールについて

・まとめ

やめた方がいいこと

1.大量の飲酒・・・

脳内のセロトニン(幸せホルモン)が減少するので大量に飲酒をすることは避けましょう。特に女性は急激にセロトニン分泌機能の減少が見られていることがゴセンバーグ・アルコール研究プロジェクトでわかっているのでアルコールはほどほどにしましょう。少なくともストレス発散を目的にしないようにしましょう。

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2.人の悪口、愚痴・・・

こちらは過去記事をご覧ください。今回は特にコルチゾールの分泌に関わっています。さらに大量の食事、カフェイン摂取も食生活の乱れにつながりやすくコルチゾール分泌に関係してきます。(コルチゾールについては後述します)


3.やけ買い・・・

買う前は楽しみでドーパミンが分泌されますが、買った後にドーパミンが減少して実際にその買ったものが必要なくてストレスになってしまったり家計圧迫にもなりかねません。必ずこれは必要なものかを考えてから買うようにしましょう。

4.甘いものを食べる・・・

こちらは一概に悪いとは言えません。メカニズムを知ったうえで正しい摂取をしていただきたいと思います。

結論、摂取してもよい糖分はブドウ糖、果糖、ショ糖です。(摂取過多はNG)

すなわち人工的に加工されていないものは適度に摂取してもよいですということです。そもそも脳のエネルギーとなる糖分は集中にむしろ欠かせません。

実際に農畜産業振興機構の研究でも一定時間にやるべき仕事の作業性を判定しました。内容は1分間の作業を15回繰り返したのちブドウ糖、果糖、ショ糖のいずれかが入った飲料または水を摂取し、飲料摂取後15分、30分の血糖値測定を実施した後、再度1分×15回の作業を実施しました。その結果、作業能力が最も低かったのは水のみを摂取した被験者でした。こういった点からも糖分は必要なものであると言えます。

一方で人工甘味料に関してウォーリック大学の研究によると砂糖をとることによって疲れが緩和されたり気分がよくなったりストレスが緩和されるかどうかを調べると効果がなく30分後に疲労感が増し、1時間後に集中力が低下しました。

人工甘味料は甘いにもかかわらず摂取後に血糖値の上昇が起こらないので、体の中でバグが起こってしまいます。その結果甘みを感じづらくなって甘いものを余計に摂取してしまうので糖分過多で血糖値が上昇してしまいます。その結果、インスリンが大量に分泌されて眠くなってしまいます。

要するに体内でバグを起こさないためにも人工甘味料を過剰に摂取するのはやめようということです。

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※コルチゾールについて

コルチゾールは副腎から分泌され「ストレス」による体の炎症に対処します。そしてコルチゾールを分泌しすぎると副腎疲労になります。またコルチゾールが過度に分泌されると脳で無害化されるはずのものが処理されなくなり海馬(記憶を司る部位)などの脳の神経細胞が破壊されます。

※食生活について※

副腎疲労の原因は食生活の乱れが主です。添加物の含まれている食事は体の炎症の原因となりより多くのコルチゾールを分泌する必要があるので副腎が疲労してしまいます。つまり、添加物は体のストレスなのです。

※カフェイン摂取について※

カフェイン摂取はコルチゾールの分泌を促します。そのため摂取しすぎると副腎疲労が起こります。カフェインの摂取をしすぎると体に良くないので気を付けてください。

また、カフェインを手放せない人は副腎が供給するコルチゾール分泌量に満足できていないので副腎疲労の可能性があります。そういった方は食生活の改善(添加物のある食べ物控える)、睡眠改善(時間を決めて起きる)を行うとコルチゾールの分泌が正常になり副腎疲労も解消されます。カフェインを手放せない人こそ一度摂取量を控え上記2点を特に改善しましょう。

ちなみにアメリカ食品医薬品局(FDA)が推奨するカフェイン摂取量は、豆の種類やローストの方法によるが、1日最大400mg。カフェイン入りコーヒー2〜3杯分です。

ストレス解消に関しては以下の記事を見ていただきたいと思います。


まとめ

・幸せホルモンのセロトニン減少するからやけ酒は控えよう

・ストレスホルモンのコルチゾールが分泌過多になるから大量の食事、カフェイン摂取人の悪口はやめよう

・買うまでは楽しみでドーパミンが出ていることを認識して必要なものだけを買おう。(家計もスペースも圧迫します)

・人工甘味料を控え天然の糖分もほどほどにしよう。けど、天然の糖分は脳のエネルギーのために適度にとろう。


表紙:https://weekly.ascii.jp/elem/000/002/617/2617065/

参考:

http://www.seikatsusyukanbyo.com/calendar/2011/001915.php

https://style.nikkei.com/article/DGXMZO18406870T00C17A7000000?channel=DF130120166093&page=3

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