次回ツキイチレッスンは7月27日(土)開催!と、セカンドオピニオン的レッスンのすすめ
次回のツキイチレッスンは、27日(土)です!
現在3枠空きがございます(10:00,11:00,14:00)。
この機械にぜひご参加ください!
セカンドオピニオン的な質問大会
セカンドオピニオンという言葉はざっくり言えば一般的に2人のお医者さんからの考えを聞いて答え合わせをすることです。
ツキイチレッスンをするようになってレッスンにいらしてくださった方から、他の教室の講師や部活や楽団の指揮者、指導者さんから言われた言葉について、それはどういう意味があり、どんな演奏を求められているのかわからない、という質問を受けることが増えました。また、YouTubeでこんなことを言う人がいたのだが、どう思うか、などの質問も結構あります。
ツキイチレッスンは単発なので、すでに他の教室でレッスンを受けている方や、部活や楽団に所属されている方もいらっしゃり、そうした質問が多いのだと思いますが、講師によって言葉の使い方や上達へのアプローチが全然違うためにそうした混乱を招きやすいのも音楽の特徴だと思います。目に見えない体内の空気圧や器官のコントロールで、さらに形のない音楽を作り出しているわけですから、当然です。
抽象的な言葉と、具体的な言葉が入り乱れるのが音楽レッスン(合奏指導)の特徴です。そんな中で非常によく言われるワードに「もっと息を入れて」「ホールの一番後ろまで音を飛ばして」だと思います。
具体的なアドバイスのように聴こえますが、これはすべて比喩でありイメージなので、具体的な方法ではありません。
そもそも管楽器には極力空気は入れるべきではありません。管楽器は水道につなげたホースではありませんので、空気の通り道では決してなく、響きを増幅させるところです。そして、ホールの客席全体に音を届けるためには、いかに楽器が共鳴するかにかかっています。音は弓矢ではありませんから、ベルから音の塊がホール後方へ発射されるわけではありませんよね。
でも、例えば合奏中に「先生!ホールの後ろまで音を飛ばすってどうやってやるんですか!」みたいな質問をするのは若干空気読めてない感があります。聞きたくでも聞けない、そうして検証するでもなく、明確な理解をするでもないまま何となくスルーして言葉だけが記憶として残っている状態。でも実践で具体的にそれを実行して上手くいかずに混乱する。意外にそうした場面が多いので、ツキイチレッスンがセカンドオピニオンとして重宝しているのだと思います。
勘違いしないで欲しいのは、僕は他の先生の生徒さんを奪おうなんて思ってませんし、レッスンではそうした勧誘はしませんのでご安心ください。ぜひツキイチレッスンを一度受講して、いろんな人の考えや方法を知ってください。先生はひとりでなければならない理由などありません。実際プロ奏者のプロフィールを見ると、複数の先生に師事されている方が圧倒的に多いのがわかると思います。
ということで、今月最後のツキイチレッスン7月27日(土)ぜひいらしてください!お待ちしております!
詳細、お申し込みはこちら。
荻原明(おぎわらあきら)
荻原明(おぎわらあきら)です。記事をご覧いただきありがとうございます。 いただいたサポートは、音楽活動の資金に充てさせていただきます。 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。