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文フリ出店あれこれ

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大阪文フリに向けて動き出してます!
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#とき子さん

包み紙をラミネートする時代【文フリ広島 前日編】

包み紙をラミネートする時代【文フリ広島 前日編】

「文フリ広島の日さ、あっちゃんの家に一緒に泊めてもらおうよ!」
「え、大丈夫ですか?あっちゃんさんがいいならありがたいですけど……」
「あっちゃんOKだってー!!!」
「マジですね?それならお言葉に甘えてしまうけど、本当の本当にいいんですね?」

そんなあまりにも軽やかなノリに流されて、私は文学フリマの前日にとき子さんのお友だちのあっちゃんのおうちに泊めてもらうこととなった。
あっちゃんにとっては

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私たちはどうイキるか

私たちはどうイキるか

文学フリマ広島まで、残り約一週間。
本日2月17日、土曜日。
あと8日後の2月25日(日)には、我々は広島にいる。
嘘でしょう?
ついこないだまで「あけおめ、ことよろ」とか言ってたくせに。
光陰矢の如しとは言うけれど、せめて矢じゃなくて紙飛行機くらいに速度を落としてくれないものだろうか。

文学フリマ広島は、規模としてはこれまで私たちの出たことのある東京や大阪ほど大きくはない。それに加え駅から会場

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つるるとき子書店・広島進出のお知らせ

つるるとき子書店・広島進出のお知らせ

先日コソッと予告してしまったのですが、文学フリマ広島にとき子さんと出ます!

文学フリマ広島6
開催日:2024年2月25日(日)11:00~16:00
開催場所:広島県立広島産業会館 東展示館 第2・第3展示場
ブース名:つるるとき子書店
入場料:無料

ポスターはこちら!

とき子さんのファースト作品集『なけなしのたね』はもともと、一昨年の文学フリマ広島で披露されるはずでした。
ところがコロナ

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本の一枚  2

本の一枚  2

やっと訪れた読書の時間。

と、昨年末もまったく同じ時期に、まったく同じことを書いてました(笑)
本は、今よりももっと暖かい時に手に入れていたのです。が、なかなかまとまった時間が取れず、いや、少しずつ読んではいましたが、本は本棚に置く時間が多いままになっていました。

が、今年も冬将軍がやってきたこの時期にまとまった時間が到来する始末。また年末に読書タイム、です。

小雑誌『umineko』ウミネ

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西日暮里の騎士団

西日暮里の騎士団

さあみなさま、恒例の「とき子さんと遊んだ自慢」のお時間です。
5000字ちょっとあります、ご覚悟を。
何も考えずに時系列順に書いてる日記です、ご覚悟を。

思えばとき子さんが東京にくる一週間前あたりから、私はずっとソワソワしていた。
とき子さんとしたいこと、とき子さんに食べてほしいものがあまりにも多すぎるのだ。

【おもてなし前夜】

秋映を食べてほしい。毒りんごみたいな紫寄りの赤色をしているけど

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ひょっとしてメンタル道場【文フリ東京 当日編】

ひょっとしてメンタル道場【文フリ東京 当日編】

さんざっぱら大騒ぎしていた文学フリマ東京も無事終了。
「つるるとき子書店」にご来店いただいたみなさま、応援してくださったみなさま、本当にありがとうございました。

誰が来てくれたのかな?と気になる方は、とき子さんの大興奮な記事にヒントが散りばめられているので、ぜひそちらをお読みください。
もう、すごくたくさんのnoterさんが来てくれてとっても嬉しかったです。
あまりにもはしゃぎすぎて、翌日喉が筋

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久しぶりにコメダモーニングしながら読書しました。本は心の栄養です。🍚
先日とき子さんのサイン入りの本が届きましてゆっくり読ませてもらっています❣️サムライシフォンケーキのお話好きです🥰
明日の文フリは行けないのですが応援しています〜📣🐥
https://note.com/toccodocco/n/n1fcd6257f0d9

にじをつくる【文フリ東京に行ってきた、読書感想文】

にじをつくる【文フリ東京に行ってきた、読書感想文】

不思議な高揚だった。今日、東京で文学フリマがあった。どうやら規模が大きいので、先にめぼしをつけておいたほうが良いというので、数日前からわたしはnoteを放浪して、出店する方の記事などを読み、また文フリに行く人のオススメの記事を読んできたのだけど、出店する方の記事はTHE・DAYに向けて、ドキドキしているのが読み取れて、文フリというものに初めて行くわたしも自然わくわくしていた。

わたしの本を選ぶと

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『にじいろの「はなじ」』あなたのお気に入りは何色?

『にじいろの「はなじ」』あなたのお気に入りは何色?

「はじめに」を拝読し、目次を開く。
色とりどりの章題を目にするだけでワクワクしてくる。

「七色+特別色。8日間かけて1色ずつ読もうかな。
 さっそく今日は赤色」

そう思って読みはじめたはずなのに、夢中でページをめくり、不意な一言、不意な展開に「ハハッ!」と声をあげて笑い、胸がキュッとしたり、目頭が熱くなったり、そしてまた笑い——
気が付けば紫色、そして「あとがき」を読み終えていた。

そんなふ

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【文学フリマ大阪戦利品】にじいろの『はなじ』となけなしのたね

【文学フリマ大阪戦利品】にじいろの『はなじ』となけなしのたね

文学フリマ大阪に出店する際に、私が注目していたお二人も出展されるということで、ブースにお邪魔してきました!
つるるとき子書店さんです。

今回二冊ゲット。つるるさんの作品は昨年通販したので読ませていただきました。つるるさんもとき子さんも、お顔から想像つかない(いい意味で)面白い文章を書かれる方です。控えめに言って天才かな。

お二人については上の記事でも紹介させていただいています。よろしければ。

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コーヒー豆、ときぞうと舞う。

コーヒー豆、ときぞうと舞う。

ご本をいただいてから、はや三週間が経とうというのに、今頃ご紹介記事を書いております、とき子さん著『にじいろの「はなじ」』。

今回は郵送で手に入れたのではなく、著者様ご本人から直接お渡しいただいたのですよ!いやこれ、自慢です。うふふ。
浦島がどのようにしてとき子さんとの初顔合わせを果たしたのかの詳細はこちら↓

「初顔合わせ」、なんて言ってますが、お互い「初めて会った気がしなーい」と言い合ったのも

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にじいろのきもち

にじいろのきもち

「新刊に玉三郎さんの象の絵を掲載させていただいてもよろしいですか?」

とき子さんからこの連絡をいただいて、私はしばし茫然としました。

とき子さんは、noteで知り合ったお友達であり、我が心の師匠(※勝手に崇めております)です。

とき子さんはnoteで主にエッセイや物語を書いていらっしゃいます。日常を切り出すのがお上手で「そこをそう切り取るんか!ヤラレター!!」みたいな観点をお持ちです。そして

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私たちについて来ないで【文フリ大阪 後日編】

私たちについて来ないで【文フリ大阪 後日編】

文学フリマ大阪から一夜明けた9月11日。
当日の夜の打ち上げで大いに盛り上がり、てっぺんをはるかに飛び越して午前三時に眠りについた私たちは、さすがに若干の疲労は感じつつもやっぱり興奮状態で目が覚めた。
この日は京都の本屋ともひさしに、私たちの本を届けにいく予定になっていたのだ。

小雨が降っているからと、この日在宅ワークだった旦那さんが駅まで送ってくれることになった。

「今日はさすがに忘れもんは

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ヨモツシコメに感謝した日【文フリ大阪 当日編】

ヨモツシコメに感謝した日【文フリ大阪 当日編】

9月10日、文学フリマ大阪当日。
とき子さんの旦那さんが、駅まで車で送ってくれることに。
忘れものはないよね?と何度も確認して家を出てきたのに、車に乗る直前でとき子さんが「あっ!!」と叫んだ。
交通系ICカードを忘れたというのだ。
あ、あぶねえ……!出発前に気づいて、本当によかった。

慌てて部屋に駆け戻るとき子さんを見守りながら、旦那さんがものすごく得意そうに笑った。
「ときちゃんはなぁ、いつか

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