玉三郎

もうすぐ40代3児(中1・小5・小2)の母です。 子ども達の事や自分の気持ちを文章で残…

玉三郎

もうすぐ40代3児(中1・小5・小2)の母です。 子ども達の事や自分の気持ちを文章で残すためにnoteを書いています。考察とか妄想が大好きなめんどくさいオタク気質。イラストを描くのが好きで、みんなのフォトギャラリーにコツコツ登録しています。

マガジン

  • 米津さんが好き

    シンガーソングライター・米津玄師さんの『好き値』が自分の中で一定数を超えたため作ったマガジン。不定期更新。米津さんへの好きが溢れた際に、何かしら書きます。つぶやきます。 トップ画像は描きかけなので、いつか完成させる予定。

  • 私のこと

    1984年生まれの自分について。

  • ソウゾウ

    色々な想像を膨らませた物語おきばです。 #毎週ショートショートnote や #シロクマ文芸部 さんに不定期で参加しています。

  • ちょこっと絵日記

    とくに何でもない日常をイラストにして楽しむ日記

  • いろいろ感想文

    本、ドラマ、アニメ、ゲームなどの感想です。好きなものを好きだと叫びたい。

最近の記事

給食の時間に流れる米津玄師

「マーマー!」 「なーにー?」 小学校から帰宅した息子と末っ子が話しかけてきた。 「今日給食の時間に、よねづ?の歌が流れたー」 「な、なにィ?!」 私は米津玄師ファン歴1年半の主婦。 好きだ好きだとにかく好きだと言い続けていたら、ついに子どもが米津情報を教えてくれるようになったよ。やったネ! というか給食の時間に流れる米津玄師……。 衝撃である。誰だ選曲したヤツ(放送委員)。私と握手をしよう。令和の給食時間にはそんなイケイケな曲が流れるんですね。うらやま!! 「えっ

    • 新鮮に驚くこと

      昔、ある人に「毎回 新鮮に驚けていいね」と言われたことがある。 お店で注文した肉を「おいしー!!」と言って食べたら、「それ、何回も食べたことあるやつじゃん。毎回 新鮮に驚けていいね」と、バッサリ言われたのだ。 昔っていつだっけ?と思い返していたら、もう20年近く前のことだった。 あの時の「毎回 新鮮に驚けていいね」には、ちょっと皮肉めいたニュアンスが混じっていて、「もっと美味しいモノもあるのに世間知らずだね」とか「記憶力無いね」という意味合いだったように思う。 そっか。

      • タンバリン湿原 #ショートショート(500字)

        秘境を求めて幾星霜。 我々探検隊は、ついに幻の部族が住むという湿原に辿り着いた。 濃い霧の中、慎重に足を踏み入れるとシャランという音が響いた。生命力溢れる甘美な響きだった。 シャンシャンシャン……とまるでサンタクロースがやってくるような音色に湿原一帯が包まれ、私達は彼と遭遇した。 彼はシャララ……と警戒しながら、手に持っている何かを鳴らす。 「タ……タンバリン!」 隊員の1人が歓声のような声をあげると同時に 「パンッ!!」 とタンバリンが鳴った。 彼は目を輝かせな

        • レモンのなかみ #シロクマ文芸部(1075字)

          レモンからトランプが出てきたので驚く。 一般的な家庭の、一般的な冷蔵庫から取り出した、一般的なレモンである。 ハイボールを作ろうとして、まな板の上でレモンをパッカーンしたら出てきたトランプ。レモンごと真っ二つにされてしまった、かわいそうなトランプ。ハートのエースも泣いている。 茫然とレモンを眺めていると、後ろから兄が「あーッ!」と叫んだ。 「そのレモン、俺んだぞ!」 一瞬ダジャレか?と思ったが、違った。それを言うなら「そのオレンジ、俺ん家のだぞ」である。言ったことは

        給食の時間に流れる米津玄師

        マガジン

        • 米津さんが好き
          5本
        • 私のこと
          37本
        • ソウゾウ
          37本
        • ちょこっと絵日記
          46本
        • いろいろ感想文
          22本
        • しょくぶつ観察日記
          21本

        記事

          瀕死のバナナがこちらを見てくるのでバナナケーキを焼きました。『バナナ ホットケーキミックス』で検索するとレシピがたくさん出てきます。混ぜて焼くだけの簡単なお仕事です。「我、バナナを救うものなり」と言いながら混ぜるとやる気が出るのでおすすめです。死にそうなバナナに出会った際はぜひ。

          瀕死のバナナがこちらを見てくるのでバナナケーキを焼きました。『バナナ ホットケーキミックス』で検索するとレシピがたくさん出てきます。混ぜて焼くだけの簡単なお仕事です。「我、バナナを救うものなり」と言いながら混ぜるとやる気が出るのでおすすめです。死にそうなバナナに出会った際はぜひ。

          家族だから

          私たちには、家族だから話せない事がたくさんある。 『家族だから』いつか分かってもらえる、という期待が呪いになる。 家族という歴史が、判断を鈍らせる。 長いすれ違いが大きな溝になって、埋められない。埋まらない。 埋めるためには、どうしたら良いだろう。 どうしたら良かったんだろう。 そんな事を考えた義実家への帰省だった。 私の知らない話がたくさんあって、「そうだったんだ」と腑に落ちた。 ああ、そうだったんだ。そうだったんだね。 誰にも気付いてもらえないのは、かなしい。

          家族だから

          ゆるも #白4企画応募(3350字)

          ちょっと、へんてこなはなしをしましょうか。 あるところに、おじいさんとおばあさんがいました。 おじいさんはチョーナイカイのくさかりボランティアに。おばあさんはコインランドリーに行きました。最近おうちのセンタクキのチョーシがわるいのです。 「おばあさん、ぼくも手伝うよ」 「いつもありがとうね。モモタロウ」 モモタロウとよばれたコドモは、モモの実のようにまあるくて、かわいい子でした。 モモタロウには、おかあさんがいません。おとうさんも、いません。 だけどしあわせでした。お

          ゆるも #白4企画応募(3350字)

          米津玄師さんの6thアルバム届きました!段ボールの中に段ボール入ってた!Amazonオリジナル段ボールが!!丁重!! むすこが「マトリョーシカみたいだね」って言ったので、やたら興奮しました。ありがとうございます。段ボールだけでときめきを摂取できるようになってしまった。ありがとう。

          米津玄師さんの6thアルバム届きました!段ボールの中に段ボール入ってた!Amazonオリジナル段ボールが!!丁重!! むすこが「マトリョーシカみたいだね」って言ったので、やたら興奮しました。ありがとうございます。段ボールだけでときめきを摂取できるようになってしまった。ありがとう。

          フォローしているnoterさんのフォローが外れてしまう現象多発😭noteはスマホで読み書きしているのですが、先週から5名のかたのフォローを立て続けに外してしまっています。大変申し訳ない。何が辛いって、フォローを外したことに気付けないのが一番つらい。ボタンの位置が変わったんだろうか

          フォローしているnoterさんのフォローが外れてしまう現象多発😭noteはスマホで読み書きしているのですが、先週から5名のかたのフォローを立て続けに外してしまっています。大変申し訳ない。何が辛いって、フォローを外したことに気付けないのが一番つらい。ボタンの位置が変わったんだろうか

          残暑お見舞い申し上げます。 なんだかんだで、今年もエアコンなしで過ごしています。あづい。 これは2年前に熱帯夜というテーマで書かせていただいた『夜の隙間』(2000字ほどの短い物語)の主人公。やっと絵にできた。うれしい。 https://note.com/tama3ro/n/nfe41a4eca969?sub_rt=share_pw

          残暑お見舞い申し上げます。 なんだかんだで、今年もエアコンなしで過ごしています。あづい。 これは2年前に熱帯夜というテーマで書かせていただいた『夜の隙間』(2000字ほどの短い物語)の主人公。やっと絵にできた。うれしい。 https://note.com/tama3ro/n/nfe41a4eca969?sub_rt=share_pw

          とにかく切ないプレイリスト

          以前『カフェ・ペンギン』にお邪魔した際に、とあるお方にプレイリストを作っていただきました。 (カフェペンギン来店レポートはこちら↓) プレイリストを作ってくださったのは、こーたさん。 こーたさんはnoterさんの記事を読み、その人の考え方や趣味などの傾向を分析し、それに合わせてオススメの曲を選ぶという特殊能力のもちぬしです。(音楽ソムリエ・音楽エスパーなどの異名あり) 今回も、こーたさんは私の記事を読んだ上で、頭にインプットされている膨大な音楽データベースの中から3曲を

          とにかく切ないプレイリスト

          ばーちゃんの手 #創作大賞感想

          いつも全力で誰かをプッシュしている宣伝部長さんのエッセイを読みました。 これまた、とてもいい。 作者はコッシーさん。 コッシーさんは不思議な人です。おもしろい事を全力でおもしろがれるユーモアのひと。 「何か変なこと言ってる!」と思ったら、心にまっすぐ届く真面目な文章を書かれます。 #さすがに失礼な言い草 そしてコッシーさんのnote記事を読んでいると、とても愛情深いかたなんだろうなと感じます。 #推せます ちょっとふざけてしまいましたが、 実はコッシーさんのエッセイを

          ばーちゃんの手 #創作大賞感想

          お金と、家と、恋と。 #創作大賞感想

          これまたすごい小説を読みました。 とてもよかった。 作者はヱリさん。 最初にタイトルを拝見したとき「もしかしてラブコメかな?!」とか思ってすみません。めちゃくちゃ正統派だった。 だってご本人が「#マレーバクは出てきます」って言ってたんだもん……。(ちゃんと出てきた。かわいかった。) さて、突然ですが。 私は かねてから思っている事があります。 ヱリさん(の書く小説)には、ふしぎな特殊能力がある、と。 ちょっと説明が難しいのですが…… ヱリさんの書く小説のセリフや表現

          お金と、家と、恋と。 #創作大賞感想

          メリー・モナークin大原田よ 永遠なれ #創作大賞感想

          私の心の師匠が書いた小説を読みました。 こちらです↓ とてもよかった。 作者はとき子さん。 とき子さんのお人柄は、note上にたくさん投稿されているエッセイからにじみ出ています。 今回とき子さんは、ご自身も経験者であり、大好きだという『フラダンス』をテーマに小説を書かれました。 あえて古参ぶらせていただきますと、これはとき子さんらしさ全開……というか、この小説そのものがとき子さんだな、と感じました。 とき子さんの人生が反映されているような作品という表現がしっくりくるで

          メリー・モナークin大原田よ 永遠なれ #創作大賞感想

          チケットを握りしめ カフェペンギンへゆく。

          7月7日。 私は汗ばむ手でチケットを握りしめ、とあるカフェの前に立っていた。 そこは『カフェペンギン』と書かれた、不思議なお店だった──。 ☕☕☕ ピリカさんに導かれ、ホンモノのカフェペンギンにお邪魔してきましたー!ぱふぱふ! そしてその様子が、なんと、音声配信にーーー!? ロッタさーん!やったよぉぉー!! とき子さーん!聴いてるぅー?!✌️✌️✌️ コッシーさーん!ご質問ありがとうございまァアす! ヱリさーん!ファンですッッ!! (↑店内で言えなかったので、ここで叫

          チケットを握りしめ カフェペンギンへゆく。

          マイクのラムネ #シロクマ文芸部(645字)

          ラムネの音が聞こえた。 あたりを見回すと、小さな女の子がマイク型の容器のラムネをシャカシャカと振っている。嬉しそうに、歌いながら。 なんだかとても羨ましい気持ちになったので、スーパーへ同じものを買いに行く。 しっくり手になじむ大きさだと思っていたのに、大人になってから見るとずいぶん小さい。かわいいピンク色のマイクラムネを手にとると、急に懐かしさが込み上げた。 「ぜーーーーったいピンク!!」 幼い頃、当時人気だった女性アイドルグループの真似ばかりしていた。母は少し困った顔

          マイクのラムネ #シロクマ文芸部(645字)