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これまで歩んできたキャリアやそれぞれの現場で感じたこと、学んだこと、経験したことを書いた記事です。
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記事一覧

大卒から専門学校入学。アスレティックトレーナーの礎を作った4年間を振り返ります

大卒から専門学校入学。アスレティックトレーナーの礎を作った4年間を振り返ります

はじめにフリーランスのアスレティックトレーナーとして活動する、德田晴宣(トクダハルノブ)です。プロアスリートのケア&コンディショニングや都内の大学パフォーマンスセンター、静岡県の野球振興活動、社会人野球チームなどに携わっています。

今回は現在のトレーナー活動の礎を作った専門学生時代を振り返ります。
私は2018年に鍼灸あん摩マッサージ師、翌年にアスレティックトレーナーの資格を取得し、トレーナーと

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期待値0からチャンスを広げるためにできることとは?

期待値0からチャンスを広げるためにできることとは?

はじめに私はこれまでスポーツ現場を中心に、アスリートのケア&コンディショニングやリハビリテーション指導を行ってきました。

現在勤務するスポーツ整形外科クリニックを年内で退職し、2023年1月よりフリーランスのアスレティックトレーナーとして活動します。

今回は大きなトレーナー活動を来月に控えた今、チャンスを広げるためにどのようなことを考えながら準備しているか、について書いていきます。

プロ野球

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自転車競技の素晴らしさをもっと広く認知させたい

自転車競技の素晴らしさをもっと広く認知させたい

はじめに私は現在、スポーツ整形外科クリニックでアスレティックトレーナーとして働いています。その他に都内大学スポーツ施設でアスリートのケアサポートや個人的にご依頼を頂いた方へのケア&コンディショニングも行っています。

今日はトレーナーとして携わる自転車競技を世間に広く認知してもらうために今後どのような活動をしていきたいか、を書きます。

きっかけは専門学校時代の実習自転車競技を知ったきっかけは、ア

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仕事に対する家族の理解を得るために必要な働きかけ

仕事に対する家族の理解を得るために必要な働きかけ

はじめに私は現在、スポーツ整形外科クリニックでアスレティックトレーナーとして働いています。

手術後の社会復帰、競技復帰を目指す方のリハビリテーション指導やアスリートの慢性的な痛みや不調に対するコンディショニング指導を行っています。

今日は、「トレーナー業に対する家族の前向きな理解を得るために自分自身からの働きかけを意識しよう」という内容を書きます。

この3年間で4回の引っ越し「腰を据えて落ち

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「一つの悔いもない」奈良くるみ選手の引退に思うこと

「一つの悔いもない」奈良くるみ選手の引退に思うこと

プロテニスプレイヤー・奈良くるみ選手の引退先日、プロテニスプレイヤーの奈良くるみ選手がスポンサーを通じてこのようなコメントを残しました。

私はそれを見たときに、「充実した競技人生を送れて、いい終わり方ができて本当に良かったな。」と感じました。

選手としての最後を心から納得して迎えられることはすごく幸せなことです。
アスレティックトレーナー、セラピストとして必要なサポートを施して、奈良くるみ選手

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14年間の野球人生で学んだ3つのこと

14年間の野球人生で学んだ3つのこと

先日書いたこちらの記事で、地元静岡の野球振興に対する想いに触れました。

志を持って、アスレティックトレーナーとして活動したいと思うようになったきっかけは、自分自身の14年間の野球人生を通して、良い野球指導者に出会い、人生における大事なことを学んだからでした。
「野球って本当に素晴らしいな。」と感じますし、1人でも多くの方々にその素晴らしさを伝えたいと思っています。

今日は私の14年間の野球人生

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叶えたい志が結婚を機により明確になった

叶えたい志が結婚を機により明確になった

2021年の3月に結婚した私が、仕事を改めて見つめ直して、注力すべき活動が何か?をより明確にできた、という内容を書きます。

家族との時間が大事だと気付いた過去現在勤務するスポーツ整形外科クリニックに転職する前、私は社会人野球チームのアスレティックトレーナーとして活動していました。

スポーツ人材派遣会社に入社後半年でそのチームに行けたことは良かったものの、1日15時間程度の拘束やトレーナー業務を

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トレーナー戦略を考えるきっかけとなった弘田さんのコンサルティング

トレーナー戦略を考えるきっかけとなった弘田さんのコンサルティング

今日は、社会人野球チームのアスレティックトレーナーとして活動していた時に学んだ、「戦略的にキャリアを考える重要性」について書いていきます。

スポーツ現場で感じた不安私は現在、スポーツ整形外科クリニックで働いていますが、以前は社会人野球チームのアスレティックトレーナーとして活動していました。トレーナーを派遣する仲介会社と業務委託契約を交わし、チームの常駐トレーナーとして選手のケア&コンディショニン

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【修正版】後ろ盾を作れ!~スポーツ現場で弱い立場にならないために~

【修正版】後ろ盾を作れ!~スポーツ現場で弱い立場にならないために~

個人的に反響が大きかったこちらの記事。



https://note.com/to_trainer_ku/n/n7cb5dd328ae0

編集者さんからいただいた文章校正のアドバイスを参考に、内容を修正してみました。

私の失敗談を通して、スポーツ現場での働き方や組織における個人の在り方について、再考する機会となってくれると嬉しく思います。



後ろ盾となってくれる存在を味方にし、自分の

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イチローさんが高校球児に伝えた「苦しんだ先に結果を出すことの大切さ」について

イチローさんが高校球児に伝えた「苦しんだ先に結果を出すことの大切さ」について

イチローさんが先日、都内にある国学院久我山高校の野球部を指導されました。そのとき選手たちに伝えた言葉がとても胸に響きました。

結果が出ないと悩んでしまう選手から解決策を問われ、イチローさんは

と、答えたそうです。

苦しさや痛みの伴う経験を通して、自分なりの解決策や方向性を見つけていきたいと考えていた私にとって、イチローさんが語った言葉はとても胸に響くものでした。

協調性を持ち、周囲の人と円

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【修正版】たった1年で契約打ち切り。厳しい転職活動を経て、学んだこと~組織やチームに依存しないために~

【修正版】たった1年で契約打ち切り。厳しい転職活動を経て、学んだこと~組織やチームに依存しないために~

今回の記事は以前、書いた記事の修正版となります。

契約が早期に終了したことやその後の厳しい転職活動を通して、学んだことを改めて書きました。

今は整形外科クリニックに勤務していますが、一年前の自分とはまったく違う思考で、日々前向きに過ごすことができるようになっています。

このとき感じたことを「良い学び」にして、自分の成長につなげたいと思います。



今回は「1つの組織やチームに依存しない自

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スポーツ現場から整形外科クリニックに転職して良かったこと

スポーツ現場から整形外科クリニックに転職して良かったこと

社会人野球の現場を離れ、整形外科クリニックに転職してから早いもので一年が経とうとしています。

昨年は例年以上に自分自身の成長を感じられたことは、先日公開した記事で触れました。自分自身のあり方をしっかり見つめなおし、その価値観を土台に「何をするか」を決めていくことで、方向性をぶらさずに行動できました。

それに加えて整形外科クリニックに転職したことも、自分を大きく成長させてくれました。肩肘治療に精

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