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医療・医薬品・病気疾患

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記事一覧

病気では死なない社会になる?高齢化はますます課題になる!

昨今、医療技術の躍進は目覚ましい。大阪大学は、iPS細胞のシートを心臓に移植することで、心臓病を治すところまで技術が進歩している。

HIV(ヒト免疫不全ウイルス、エイズ)は、かつては必ず死ぬと言われたが、ウイルスの死滅は無理でも、発病を抑えることは可能になった。

癌についても、手術できない部位、例えば脳などに転移されると以前は手のうちようがなかったが、最近では様々な新しい治療法が生み出されてい

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私が今まで受けたパワハラ一覧と、病気の件

私は今まで、何度もパワハラを受けてきた。それを軽いものから、刑事事件レベルのものまで、紹介したい。

買い物やコーヒーを入れることを指示される男女雇用機会均等法前は、お茶やコーヒーをいれるのは若い女性社員の役割だった。だが、均等法のため、2007年頃は男女関係なく、雑用は若手社員の仕事だった。今だと、軽いハラスメント扱いかもしれない。

1年目なのに無茶ぶり1年目なのに、「税効果会計って知ってる?

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薬が足りない!薬価抑制で利益が出ず、メーカーは増産設備投資できず!患者は命の危機!

6月18日、NHKクローズアップ現代にて、薬不足の問題が報じられた。番組では、せき症状に悩む男性が、4軒の薬局で処方箋の薬が無いと言われ、たらい回しにされていることが紹介された。また、薬局の棚にはほとんど在庫が無く、薬剤師も困っていることが紹介された。

厚生労働省は、不足する薬の増産を命じるが、現場の工場のキャパシティは限界だった。ある薬を増産すると、今度は他の薬の生産量が減ってしまう。生産ライ

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AIが精神疾患の治療に適切な薬を提案?!

これは非常に面白いし、社会にとって有益だ。現状は、精神疾患の患者は、色々な薬を試して、症状が緩和するかどうか模索していくことが多い。その間、患者は辛い思いを耐えなくてはならない。

患者の症状や、労働時間、どのような外部からのストレス要因(上司のパワハラ、異動、配偶者との対立)があったか、など詳細にデータを蓄積し、最適な薬を一発で判明できると良いだろう。医療費の削減にも貢献しそうだ。

ただし、人

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ドラッグ・ラグ、ドラッグ・ロスの原因の一つに日本経済の低迷?

海外ではすでに承認されている薬が、日本では承認されず、開発に着手できなかったりする「ドラッグ・ラグ」「ドラッグ・ロス」が問題となっている。どうしてもその薬で治療したいならば、海外へ渡航するしかない。日本の薬事制度が欧米と異なる点が叫ばれているが、実は、日本のGDPが他国と比較して低迷していることも原因の一つとしてあるようだ。

かなりの古新聞にはなるが、日刊工業新聞の3月8日、28面を紹介しよう。

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ドラッグロス問題の原因に、薬価の低さ?

以前、私は、ドラッグロス問題について書いたことがある。また、薬の生産量不足についても書いた。テレビ東京の日経モーニングプラスFTで、新たな情報があったので、書きたいと思う。

日経モーニングプラスFTによると、薬価の決め方には2つあるが、完全な新薬の場合は、原価計算(コスト)をもとに薬価が決まるらしい。これは、どんなに素晴らしい薬でも、コストが低ければ低い値段になるため、製薬企業からすれば面白くな

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医師(医学部出身)は、起業にも有利?!医学とITの組み合わせは最強か? ※都合により再掲

今までは、血液の流れをITの力で分析することは行われていなかった。せいぜい、血圧を計測するくらいだった。それを、物理の流体力学と、IT(3D分析)のテクノロジーを医学とミックスさせて起業したのが、Cardio Flow Designというベンチャー企業だ。創業者の二人は現役の医師でもある。

近年、医師でありながら、起業する人が増えている。理由としては、帝人やテルモなどは医療機器は製造しているもの

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