見出し画像

同僚や上司の不正を見つけたらどうするのが正しいか?

こんばんは、GWも特に日常が変わらないアドバイザーのこうたです。

今回は不正に関する話ですが、これには2つの難しさがあります。

他者とはやや異なった視点で説明しますので、悩んでいる人は一つの参考にしてみてください。





1.不正の告発はなぜ難しいのか?

一つは告発の有無です。

基本的に他者が不正をしても、自分にまで害が及ぶことは稀です。

小さな会社なら倒産の恐れもありますが、大きな会社ならそこまでにはなりません。

触らぬ神に祟りなしという言葉があるように、告発すれば恨まれたり変な巻き込まれ方をしたりするリスクがありますけど、無視をすればなかったことにできます。



そしてもう一つは、不正の程度です。

たとえば適当な理由で経費を申請したとなれば、大抵のことは厳重注意で処理されます。

正義感で告発したところで、恨まれて終わりです。

陰湿な嫌がらせを受ける可能性がありますし、小さな正義感は不真面目な人から反感を買いやすいもの。

この程度は珍しくありませんが、学生のチクリとはわけが違うので、よほどのことでもない限りスルーするでしょう。


ただ、いざ不正の現場を目撃すると、その不正を「この程度」と思うべきなのか、「重大な違反」だと思うべきなのかが分からなくなります。

まあ不正に目を瞑るか否かという論争自体があり得ないのですけど、綺麗事を言っても仕方がないですからね。





2.告発はしたほうがいいのか?

例えばあなたが責任ある役職であるのなら、当然したほうがいいでしょう。

しかし、平社員なのであれば、己の利を第一に考えていいと思います。

では、どのような思考で告発の有無を考えたらいいのか?


ここから先は

1,077字

¥ 100

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?