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2019年10月の記事一覧

社会人の不幸の8割は合意のない期待から

社会人の不幸の8割くらいは、合意のない期待によって生まれているんじゃないかなぁと思っています。
勝手に期待をして、裏切られたと思う、この気持ちが自分の中のフラストレーションを生んでいます。
このことを、先日のダイアモンドオンラインの記事(債務超過を招いた経営陣の「無関心」が最大の失敗 さくらインターネット・田中邦裕社長)でお話ししたんですが、思いのほか周りからの反響を頂いたので、ちょっとnoteを

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お祭りやバザーなどで余ってしまった食品・寄贈品の処分方法5選

お祭りやバザーなどで余ってしまった食品・寄贈品の処分方法5選

「PTAのバザーやお祭りが中止になってしまった…どっさりある食材…買い取りにしろ、引き取りにしろ、家族でこんなに食べられない…」という方。

また、衣類や日用品など、バザー用に集めた寄贈品も、中止になってしまったら処分に困るという声もよく聞きます。
普通に開催されたとしても、キレイに売り切れることは稀でしょう。

今回は、ある程度の量の食品や寄贈品の処分方法についてまとめてみました。
※2019/

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「PTAイベントでの出店を外部委託するなんて…」と反対されるときのカウンタートーク7つ

「PTAイベントでの出店を外部委託するなんて…」と反対されるときのカウンタートーク7つ

バザーなどのPTAイベントの模擬店のお店番。保護者から「お手伝いが負担だ」「子どもとイベントを回る時間がない」などと言われがちですが、かといって模擬店をやめたら別の層から文句を言われます。
ならばと外部業者に出店してもらうことを企画すると、学校や旧役員から不満や懸念が出てきがち。
そこで今回は、外部委託する際に出てくる懸念へのカウンタートークをまとめてみました。

懸念1「得体のしれない外部の人に

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学校・園のお祭りやバザーで食品製造・販売を業者に委託する際の注意ポイント

学校・園のお祭りやバザーで食品製造・販売を業者に委託する際の注意ポイント

盆踊りやバザーといった学校行事で、保護者が食品販売を担当する慣例があることも多いことでしょう。積極的に「やりたい!」という保護者だけでイベントが成り立つならよいのですが、「お手伝いの負荷が高い」と保護者からクレームが来るケースもあると聞きます。

「お手伝いの負荷は減らしたいけど、飲食がないとそれはそれでクレームが来る・・・」という板挟みに困っている場合には、飲食販売の外部委託も視野に入れるという

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バザーやイベントの出店を委託する際のオススメは「社会福祉法人」

バザーやイベントの出店を委託する際のオススメは「社会福祉法人」

バザーなどのイベントにおいて、PTA会員の保護者のお手伝い負荷を下げつつ、イベントの満足度を維持したい場合、出店の外部委託を検討してみるのも手です。

(飲食販売を外部委託する際のチェックポイントは「学校・園のお祭りやバザーで食品製造・販売を業者に委託する際の注意ポイント」で解説しました)

そのうえで、選定した業者について、PTAの会員などから「業者から役員にキャッシュバックがあるのかしら」とか

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悪質なPTA役員スカウトに騙されないための自衛策&あきらめてもらうための策

悪質なPTA役員スカウトに騙されないための自衛策&あきらめてもらうための策

年度後半は次年度役員スカウトの時期。
「ボランティアが嫌いなわけじゃない、ただうちの学校のPTAのような前例至上主義な/非民主的な集団に時間や精神を割かれるのが嫌なだけ」だという方もいるでしょう。

でもPTAのスカウト担当のなかには、
「あなたのできる範囲でやりたいことをやってくれたらいいんです!」
「変えたければ変えてもいいんです。そろそろ改革が必要って私も旧PTA役員も思ってるんです!」

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「PTA親睦バス旅行」運営をボランティア制にしてみたら

「PTA親睦バス旅行」運営をボランティア制にしてみたら

毎年苦戦するとわかっているのに、スカウト担当の人たちはPTAの役員業務をなんら変えないままで「なり手がいない」と嘆きがち。なり手の気持ちを考えたらお仕事を少しでも今年度のうちに減らしておきたいところです。

そこで年度途中でも間に合う負荷分散化の一案として、「PTA会員のバス旅行」的な、「子どもの笑顔のため…?なのか?ビミョーなイベント」の運営を中心に「ボランティア化」するという手があります。

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PTAイベントの模擬店チケット販売における集計フローを省力化してみた

PTAイベントの模擬店チケット販売における集計フローを省力化してみた

PTAがバザーやお祭りなどで模擬店を出す場合、当日に現金で販売できればよいのですが、様々な事情で「前売券」(チケット)を出さなければならない習わしの学校も多いと思います。

参考:バザーなどのPTA主催イベントは「前売券」か「現金」か。それぞれのメリットデメリット

今回は「前売券」(チケット)の申し込み集計や、集金後のお金集計にまつわるタスクの効率化ビフォーアフターについてご紹介します。

取り

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PTAのお手紙を、LINE公式アカウントからにしてみた

PTAのお手紙を、LINE公式アカウントからにしてみた

「SDGs」が世界的に叫ばれているにもかかわらず、PTAからのご案内はいまだに紙onlyなところが多く、毎回全生徒+教職員ぶんの紙のご案内についてPTA役員が「印刷」「裁断」「折り」「封入」するのが当たり前ということも珍しくありません。(さらに保育園や幼稚園などでは全員分のお手紙に「生徒の名前のハンコ押し」までPTA役員がしているというところもあると聞きます。)

そこで、PTAからのお手紙を電子

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「生きづらさ」がマジョリティとなる時代にー熊谷晋一郎さんが語る当事者研究の可能性

「生きづらさ」がマジョリティとなる時代にー熊谷晋一郎さんが語る当事者研究の可能性

食事をする、移動をする、働く、遊ぶ、語り合う。私たちが生きていく上で抱く欲求や願い、それを実現するための行動。それらが自分の思うままに叶えられないー「障害」があるというとき、その原因はどこにあるのだろうか。

かつては、障害の原因は本人の側にあるという「医学モデル」の考え方がスタンダードだった。しかし1980年代以降、「障害というものは、皮膚の内側にあるものではない、皮膚の外側にあるものだ」という

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情シスSlackで幸せになった話

こんにちは、IT企業でコーポレートエンジニアをやっているyokoyamaです。
約半年前に情シスのコミュニティ(corp-engr.slack.com)を作りました。
※響きがしっくりくるので本記事ではコーポレートエンジニアではなく、情シスと書きます。

ありがたいことに2019年10月27日現在、約530名以上のメンバーが参加していて、毎日様々な情報が飛び交っています。
これからどういうコミュニ

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B2Bプロダクトの改善プロセス公開ーDESIGN-IN-HOUSE #2 発表レポート

B2Bプロダクトの改善プロセス公開ーDESIGN-IN-HOUSE #2 発表レポート

この記事は6月19日に行われた「DESIGN-IN-HOUSE vol.2 B2Bサービスのウラガワ〜SaaSデザイナーの光と闇〜」で発表した内容を記事にまとめたものです。開催から時間が空いてしまいましたが、何らかの気付きをご提供できましたら幸いです。

BtoBプロダクトをどのようにデザインしているか

こんばんは。今日は「BtoBプロダクトをどのようにデザインしているか」というテーマでお話をさ

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PTAの各種アンケートでGoogleフォームを導入する際の注意点

PTAの各種アンケートでGoogleフォームを導入する際の注意点

昭和のままで時が止まっているかのようなPTA活動において、「各種アンケートを紙で取るのではなく、Googleフォームなどを使って電子化したい…」と願う方もいることでしょう。

先日「PTA役員が紙のアンケートからGoogleアンケートフォームに移行しようとする際に反対派から出されがちな13の懸念とその論破方法」という記事で、反対派を説得するための材料をご紹介しましたが、その記事を書いた時までに実施

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『カイゼン・ジャーニー』を読んでみた

『カイゼン・ジャーニー』を読んでみた

技術書にしては珍しい(?)小説っぽい語り口で、内容は「SIerで働く20代半ばの主人公がひとりでカイゼンを始めて、チームを巻き込み、さいごはチームの垣根も超えていく」という感じ。そして、下記に尽きます。

細かい内容はぶっちゃけあんまり覚えておらず、メモもあまりとってなかったので、印象になってしまいますが、文体は平易で一人称のため似たような職種であれば比較的感情移入や情景描写もしやすいです。
そし

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