マガジンのカバー画像

九州の旅

65
たびてくの旅、九州編 長崎県、佐賀県、福岡県、大分県、熊本県、宮崎県、鹿児島県の旅編
運営しているクリエイター

#おいしいお店

全国各地の唐揚げを食べ比べた

全国各地の唐揚げを食べ比べた

結論:精進料理から始まり、外食から広まり、各地で独自の唐揚げが誕生し、根づいた
1週間後はクリスマスイブ。クリスマスといえばチキン。日本で人気の鶏肉料理といえば、唐揚げ。給食など思い出のある方が多いのではないでしょうか?今回は、全国各地で食べた唐揚げについて書きます。

唐揚げの歴史江戸時代初期、中国から伝わった精進料理の普茶料理が起源とされています。普茶料理は隠元が中国から長崎に来日し、長崎の寺

もっとみる
2023年、特に美味しかった旅先のグルメ3選

2023年、特に美味しかった旅先のグルメ3選

結論:北海道のスープカレー、チャンネル登録者50万人超人気YouTuberの焼肉屋の生タン、福岡の鮮度の良すぎるネタの乗った寿司
2023年も日本各地で美味しいグルメに出会いました。特に印象に残ったグルメについて、3つに絞って紹介します。

GARAKUのスープカレー(札幌市)札幌の人気グルメの一つが、スープカレー。スープカレーは、サラサラのスープに各店独自に配合した数十種類のスパイスを合わせ、大

もっとみる

文豪も愛した、鹿児島でさつま揚げの食べ歩きをしてみた

さつまあげ 関東では「さつまあげ」、関西では「てんぷら」、鹿児島では「つきあげ」とも呼ばれてます。魚のすり身を塩、砂糖などで味つけし、具材とともに練って棒状、丸形、菱形などさまざまな形に整えてから揚げたもの。すり身の中に、玉ねぎ、サツマイモなどの野菜、イカ、タコなどの海鮮、紅生姜やチーズを練りこむなど、バリエーション豊富です。さらに豆腐を混ぜることにより、ふわふわした食感に変化します。
 ショウガ

もっとみる
鹿児島の島飯

鹿児島の島飯

 北は長島諸島の獅子島から南は与論島。約600kmと南北に長い鹿児島県。
南北に長く島が多い鹿児島県。そのため、島々で独自の文化が残されました。今回は、食にスポットを当てます。

奄美大島 奄美大島へは、鹿児島空港から1日10便1時間、鹿児島港から平日2便、休日1便11時間。リアス式の複雑な海岸線、貴重なマングローブなど原生林とアマミノクロウサギなど生態系、さらにサンゴ礁と自然豊かな島。このことか

もっとみる
日本三大地鶏を食べ比べしてみた

日本三大地鶏を食べ比べしてみた

 唐揚げも焼鳥も出来立てが美味しいと思う今日この頃。たまには贅沢に地鶏を塩コショウだけで味付けして焼いて食べたくなります。

日本三大地鶏 比内地鶏(秋田県)、名古屋コーチン(愛知県)、薩摩地鶏(鹿児島県)。
 各地で親しまれている食べ方で味わいました。

比内地鶏(秋田県) 主に秋田県北部で飼育されています。江戸時代、軍鶏として誕生した比内鶏。1942年、天然記念物に指定されたため、雄の比内鶏を

もっとみる
南九州のブランド和牛

南九州のブランド和牛

 肉用牛飼育数、2位、鹿児島県、3位宮崎県、4位熊本県
南九州は肉用牛の生産が盛ん。
今回は、各地のブランド牛を現地に行って食べ比べました。

あか牛(熊本県) 熊本県東部、阿蘇地方中心に育てられている熊本県を代表するブランド牛。
 肉質は赤身が多く、ジューシーで柔らか、脂肪は控えめ、うま味とやわらかさ、ヘルシーさを兼ね備えています。特に、アミノ酸の一種であるタウリンが豊富。
 阿蘇地域では、あか

もっとみる
偉人も好物、鹿児島で黒豚を味わう

偉人も好物、鹿児島で黒豚を味わう

 牛、豚の飼育数、全国1位、鶏の飼育数、全国2位の家畜が盛んな鹿児島県。
 今回は、鹿児島で豚肉料理を味わいました。

かごしま黒豚歴史

 江戸時代、島津藩が琉球(沖縄県)から輸入したのが始まり。島津斉彬、西郷隆盛など薩摩の偉人も大好物なかごしま黒豚。明治時代、イギリスから輸入された肉質の柔らかいバークシャー種と掛け合わせて品種改良がおこなわれました。これにより、さらにおいしくなりました。194

もっとみる
宮崎の鶏料理

宮崎の鶏料理

まとめ 宮崎のブランド地鶏、「みやざき地頭鶏」。柔らかく、旨味が強い、
生で食べるたたき、甘酢、タルタルソース、揚げ鶏の三位一体、チキン南蛮、外は真っ黒だけどジューシーな鶏の炭焼き。

 ブロイラーの産出量全国2位(2021年)、消費量全国4位(2020年)。
生産も盛んで鶏肉も多く消費する宮崎県。
鶏肉の食べ方も独自に発達していました。今回は、宮崎駅西口から徒歩7分のところにある、「枠仙」という

もっとみる