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#36 Good&New/最近感じるちょっといい話
若者の人材育成についてのセミナーに参加しました。入職後まもない離職問題についての話が興味深く、離職理由の三分の一ずつが「きつい」と「ゆるい」だそうです。腫れ物に触るように新入社員と接する大手企業では、自身のキャリア形成に熱心な若い世代は「ゆるい」と感じて、早々に会社を見切って辞め、昔ながらハラスメントギリギリの環境で厳しく育てる中小零細企業では「きつい」から辞めるようです。(企業の大きさはあくま
もっとみる#33 わたしのなんちゃってパラダイム6(ローカル編1/2)
なんちゃってパラダイム6回目はローカル編です。「地域」というキーワードに絞っての1回目は気構え1題と目指す事業1題です。
🔶地域で生きる覚悟
高度経済成長期に生きた世代のひとたちは(私も含めて)日本はこのまま永遠に成長し続けると思っていました。加古川に住まいする私は、加古川はいずれ神戸のようになり、神戸は大阪のようになり、大阪は東京のようになる(東京と同じようになりたいとは思っていない)と
#32 わたしのなんちゃってパラダイム5(ベーシック編5/5)
なんちゃってパラダイム5回目は「心構え」について2題です
🔶流入人口より活動人口(縮充)
「活動人口」はコミュニティ・デザインの山﨑亮さんが言い始めた言葉だと記憶しています。ざっくり言うと、人口減少が避けられない日本社会において、基礎自治体間の人口の取合い(行政サービスを充実させていくことは大切です)ではなく、今いる住民の活動力をアップさせようと言う提案です。それを「縮充」という単語でまと
#22 地域活動履歴とマイ・キーワード10(2010年代前半編2/3)
2010年代前半(2/3) 活動履歴10回目は2010年代前半の2回目です。
法人設立10年を過ぎて、さまざまな依頼をいただくようになっていきます。行政からのものが多いのですが、自ら手を挙げて行政と協働したものもあります。NPO法人の所轄庁である兵庫県・神戸市と連携してつくりあげた「NPO法人設立・運営の手引書」は、従来の監督官庁目線ではなく、相談を受けている中間支援組織目線、実際にこれを使って