多分に駄文、あそぶーん

関西の私立大に通うごくごく一般的な大学生です。 読書と将棋と麻雀が好きです。 どうでも…

多分に駄文、あそぶーん

関西の私立大に通うごくごく一般的な大学生です。 読書と将棋と麻雀が好きです。 どうでもいいことしか書きませんので、あしからず。

マガジン

記事一覧

YouTube始めました!
良かったら見てね!

https://www.youtube.com/channel/UCnZSECcaaUZES86cfwtzYrw

【あなたの知らない神曲図鑑】ファンじゃなくても楽しめる!VTuberオリジナルソング編

世の中には、とてつもない数の音楽がある。 それなのに、流行りの曲しか聞かないのはあまりにももったいないじゃないか。 「あなたの知らない神曲図鑑」は、日々マイナー…

YouTubeで最も人気のある音楽を聴く 1~10位【2024年5月】

「人気のミュージック ビデオ トップ 100 - 日本」より 1位 Creepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」 × TV Anime「マッシュル-MASHLE-」 Collaboration Music Video この曲を聴…

【あなたの知らない神曲図鑑】 テンションがブチ上がる洋楽編

世の中には、とてつもない数の音楽がある。 それなのに、流行りの曲しか聞かないのはあまりにももったいないじゃないか。 「あなたの知らない神曲図鑑」は、日々マイナー…

アウトローすぎる僧侶たち

参考文献:水上勉(1988)『禅とは何か ーそれは達磨から始まったー』、新潮社 達磨単語1つで、皇帝の質問に答える男 中国禅の始祖である「達磨」。 おそらく、誰でも名…

好きなボカロPの良さを頑張って言語化するシリーズ 「いよわ」編

不定期で続けている、「好きなボカロPの良さを頑張って言語化するシリーズ」。 前回↓ 今回取り上げるのは、現代ボカロ(?)を作り上げた人物の一人である「いよわ」。 …

ショタ漫画と見せかけて、深い人生の教訓を描いた作品『私の少年』

バキ童チャンネルでFANさんがお勧めしていた、『私の少年』。 たまたまBOOK OFFで見つけて購入し、面白かったので一日で読んでしまった。 ショタ目当てに買ったのだが、…

統計調査の基本が学べる神ゲー「Supermarket simulator」

最近話題になっているSteamゲーム、「Supermarket simulator」。 名前の通り、スーパーマーケットの経営をするのだが、やることは「レジ打ち」「品出し」「商品の価格設定…

好きなボカロPの良さを頑張って言語化するシリーズ 「DECO*27」編

なんだかんだ3回まで続いた「好きなボカロPの良さを頑張って言語化するシリーズ」。 前回↓ 今回取り上げるのは、誇張抜きでずっとボカロ界を引っ張り続けている「DECO*2…

こいつ名誉棄損とかで訴えられないのか?ゴミ解説を徹底的に論破する

少し前に投稿した記事で、「ベーシックインカムちゃんねる」の意味不明なVTuber解説動画を、ボロクソに批判した。 それからしばらく動画が挙げられていなかったので、「ワ…

【ゴミ映画】JAZZ版イナズマイレブンこと『BLUE GIANT』の感想

※最初に言っておきますが、これは映画も音楽も素人な私が抱いた感想です。この映画を見て感動した人は、わざわざこんな記事を読む必要はありません。 体育会系のマインド…

好きなボカロPの良さを頑張って言語化するシリーズ 「ピノキオピー」編

このシリーズは、大して音楽の知識を持っていない私が、お気に入りのボカロPの良さを、頑張って文章に起こすというものです。 ※シリーズと書いていますが、続くかどうか…

好きなボカロPの良さを頑張って言語化するシリーズ 「ナユタン星人」編

このシリーズは、大して音楽の知識を持っていない私が、お気に入りのボカロPの良さを、頑張って文章に起こすというものです。 ※シリーズと書いていますが、続くかどうか…

おもしろ偏屈おじさんの一人語り フロイト『精神分析入門講義』

長年のフロイトエアプを解消しようと、とりあえず岩波から出ている「精神分析入門講義」を読んだ。 まさかの冒頭 フロイトといえば、夢判断とエディプスコンプレックスが…

「良い聞き手になる」という戦略 虚無主義から脱却するために

少し前の話にはなるが、山田礼司と岡田斗司夫が数年ぶりの対談生放送を行っていた。 詳しい内容は本編を見ていただくとして、個人的に印象だった部分を中心にまとめると、…

YouTubeで見つけた「大人向け子ども番組」(小林賢太郎ソロパフォーマンス)

日課のYouTube巡りをしていると、目を惹かれる動画に出会った。 チェロと1人の出演者だけで構成されている、なんとも雰囲気のある演劇。 正直、最初の1~2分を見た感じだ…

【あなたの知らない神曲図鑑】ファンじゃなくても楽しめる!VTuberオリジナルソング編

【あなたの知らない神曲図鑑】ファンじゃなくても楽しめる!VTuberオリジナルソング編

世の中には、とてつもない数の音楽がある。

それなのに、流行りの曲しか聞かないのはあまりにももったいないじゃないか。

「あなたの知らない神曲図鑑」は、日々マイナーな音楽を収集している私が、そんな思いで始めたシリーズです。

たまたま見つけた曲ばかりなので、詳しい情報は何も知りません。聞いて気持ちよくなれれば良し!

今回は、私のプレイリストの中から、ファン向けで終わらせるにはあまりにももったいな

もっとみる
YouTubeで最も人気のある音楽を聴く 1~10位【2024年5月】

YouTubeで最も人気のある音楽を聴く 1~10位【2024年5月】

「人気のミュージック ビデオ トップ 100 - 日本」より

1位 Creepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」 × TV Anime「マッシュル-MASHLE-」 Collaboration Music Video

この曲を聴いた瞬間にまず思ったのは、「これは海外でめっちゃウケるだろうな」ということです。

サビの「Bling-Bang-Bang-Born」というフレー

もっとみる
【あなたの知らない神曲図鑑】 テンションがブチ上がる洋楽編

【あなたの知らない神曲図鑑】 テンションがブチ上がる洋楽編

世の中には、とてつもない数の音楽がある。

それなのに、流行りの曲しか聞かないのはあまりにももったいないじゃないか。

「あなたの知らない神曲図鑑」は、日々マイナーな音楽を収集している私が、そんな思いで始めたシリーズです。

たまたま見つけた曲ばかりなので、詳しい情報は何も知りません。聞いて気持ちよくなれれば良し!

今回は、私のプレイリストの中から「テンションがぶち上がる洋楽」を紹介します。

もっとみる
アウトローすぎる僧侶たち

アウトローすぎる僧侶たち

参考文献:水上勉(1988)『禅とは何か ーそれは達磨から始まったー』、新潮社

達磨単語1つで、皇帝の質問に答える男

中国禅の始祖である「達磨」。

おそらく、誰でも名前ぐらいは聞いたことのある有名な人物だ。

そんな達磨には、2つのぶっ飛んだエピソードがある。

まず、梁国の武帝との会話を紹介しよう。

廓然とは、からりとして何もないことをいう。無聖とは、聖(ひじり)なんていうものはない、と

もっとみる
好きなボカロPの良さを頑張って言語化するシリーズ 「いよわ」編

好きなボカロPの良さを頑張って言語化するシリーズ 「いよわ」編

不定期で続けている、「好きなボカロPの良さを頑張って言語化するシリーズ」。

前回↓

今回取り上げるのは、現代ボカロ(?)を作り上げた人物の一人である「いよわ」。

ボカロ自体が現代の文化なので、変な言葉に感じるかもしれませんが、「初音ミク、鏡音リン・レン、巡音ルカ、KAITO、MEIKO」だけだったボカロ初期から、新たなボーカロイドが誕生し、「ボカロの多様化」が起こった時代を代表するボカロP、

もっとみる
ショタ漫画と見せかけて、深い人生の教訓を描いた作品『私の少年』

ショタ漫画と見せかけて、深い人生の教訓を描いた作品『私の少年』

バキ童チャンネルでFANさんがお勧めしていた、『私の少年』。

たまたまBOOK OFFで見つけて購入し、面白かったので一日で読んでしまった。

ショタ目当てに買ったのだが、ストーリーがとにかく素晴らしい。

その反対にショタ要素は少なく、9巻で4年近い時間が流れており、最初小6だった真修(少年の名前)は、3巻の段階で中学生になってしまう。

「ひょんなことからショタとお姉さんが同居することになり

もっとみる
統計調査の基本が学べる神ゲー「Supermarket simulator」

統計調査の基本が学べる神ゲー「Supermarket simulator」

最近話題になっているSteamゲーム、「Supermarket simulator」。

名前の通り、スーパーマーケットの経営をするのだが、やることは「レジ打ち」「品出し」「商品の価格設定」「店の拡張」で、ゲーム性は意外とシンプル。

競合店もなく、商品の開発といった複雑な要素もない。

そのため、ほとんど何も考えず楽しめる系のゲーム、だと思っていた。

実は先に挙げた要素のうち、「品出し」と「商

もっとみる
好きなボカロPの良さを頑張って言語化するシリーズ 「DECO*27」編

好きなボカロPの良さを頑張って言語化するシリーズ 「DECO*27」編

なんだかんだ3回まで続いた「好きなボカロPの良さを頑張って言語化するシリーズ」。

前回↓

今回取り上げるのは、誇張抜きでずっとボカロ界を引っ張り続けている「DECO*27」。

ボカロが好きと言っていて、彼を知らない人は間違いなくモグリです。そう断言できるほどに、代表的なボカロPだと思います。

彼は、前回紹介した「ピノキオピー」と同じく、活動開始からずっと、初音ミクをメインとした楽曲を作り続

もっとみる
こいつ名誉棄損とかで訴えられないのか?ゴミ解説を徹底的に論破する

こいつ名誉棄損とかで訴えられないのか?ゴミ解説を徹底的に論破する

少し前に投稿した記事で、「ベーシックインカムちゃんねる」の意味不明なVTuber解説動画を、ボロクソに批判した。

それからしばらく動画が挙げられていなかったので、「ワンチャンこの記事を読んで反省したのか?」と思っていたのだが、つい最近もっとひどい解説動画が公開された。

それが、この動画だ。

先に言っておくが、この動画を見る必要は全くない。

価値のない動画を見て時間を無駄にする人が少しでも減

もっとみる
【ゴミ映画】JAZZ版イナズマイレブンこと『BLUE GIANT』の感想

【ゴミ映画】JAZZ版イナズマイレブンこと『BLUE GIANT』の感想

※最初に言っておきますが、これは映画も音楽も素人な私が抱いた感想です。この映画を見て感動した人は、わざわざこんな記事を読む必要はありません。

体育会系のマインド技術より情熱

はっきり言います。これはクソ映画です。

特に、音楽やジャズに詳しい人は、終始意味の分からない展開にイライラし続けることになります。

まず、基本的なマインドが体育会系すぎる。

ジャズを演奏するなら、コードやスケール、楽

もっとみる
好きなボカロPの良さを頑張って言語化するシリーズ 「ピノキオピー」編

好きなボカロPの良さを頑張って言語化するシリーズ 「ピノキオピー」編

このシリーズは、大して音楽の知識を持っていない私が、お気に入りのボカロPの良さを、頑張って文章に起こすというものです。

※シリーズと書いていますが、続くかどうかは未定です。

ピノキオピーの魅力革新的かつ伝統的

第二回で取り上げるのは、「ピノキオピー」。

前回紹介した「ナユタン星人」と同じく、初期から活動しており、未だに最前線を走り続けていますが、実はかなり異質なボカロPです。

彼は、「ボ

もっとみる
好きなボカロPの良さを頑張って言語化するシリーズ 「ナユタン星人」編

好きなボカロPの良さを頑張って言語化するシリーズ 「ナユタン星人」編

このシリーズは、大して音楽の知識を持っていない私が、お気に入りのボカロPの良さを、頑張って文章に起こすというものです。

※シリーズと書いていますが、続くかどうかは未定です。

ナユタン星人の魅力特徴的なMV

さて、記念すべき第一回目に取り上げるのは「ナユタン星人」。

単色の背景にほとんど1枚だけのイラスト、画面いっぱいの歌詞という、一度見たら忘れられないMVが特徴的な、超有名ボカロPです。

もっとみる
おもしろ偏屈おじさんの一人語り フロイト『精神分析入門講義』

おもしろ偏屈おじさんの一人語り フロイト『精神分析入門講義』

長年のフロイトエアプを解消しようと、とりあえず岩波から出ている「精神分析入門講義」を読んだ。

まさかの冒頭

フロイトといえば、夢判断とエディプスコンプレックスがイメージされる。

この本の帯に、「精神分析の創始者が自らその概要を語る」と書かれていたので、当然たっぷりとその話がされるのだと思って読み始めた。

だが、最初は「失錯行為」という、なんとも地味なテーマから始まる。

失錯行為というのは

もっとみる
「良い聞き手になる」という戦略 虚無主義から脱却するために

「良い聞き手になる」という戦略 虚無主義から脱却するために

少し前の話にはなるが、山田礼司と岡田斗司夫が数年ぶりの対談生放送を行っていた。

詳しい内容は本編を見ていただくとして、個人的に印象だった部分を中心にまとめると、

「僕たちは生まれたときから天国にいる。それは一見幸せなことに思えるが、開拓できるフロンティアが無くなってしまったことで、今の若者は生きる気力を失っている。さらに、手軽に自分自身のことを発信できるようになったSNSも、フォロワーや登録者

もっとみる
YouTubeで見つけた「大人向け子ども番組」(小林賢太郎ソロパフォーマンス)

YouTubeで見つけた「大人向け子ども番組」(小林賢太郎ソロパフォーマンス)

日課のYouTube巡りをしていると、目を惹かれる動画に出会った。

チェロと1人の出演者だけで構成されている、なんとも雰囲気のある演劇。

正直、最初の1~2分を見た感じだと、いわゆるコンテンポラリーダンスのような「アーティスティック」な舞台演劇だと感じてしまった。

別に、そうした演劇が悪いわけでは無いが、個人的にはちょっと苦手だ。

しかし、出演者である小林賢太郎が話し始めてから、その印象は

もっとみる