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漫画みたいな毎日。

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3人のこどもたちとの漫画みたいな毎日。こどたちのことばにハッとしたり、笑ったりのちっちゃい記録。
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#学びとは自発的なもの

学校に行かないという選択。「二男、学校に行くってよ。①」

学校に行かないという選択。「二男、学校に行くってよ。①」

始業式の一昨日。二男が小学校に初登校した。

前日の夜に持ち物を準備し、鞄にしまう。「明日から学校か〜」と言いつつ、嫌な雰囲気ではない。始業式の朝も早起きして、身支度を整えていた。緊張して早く目覚めたのかもしれない。

玄関や下駄箱、教室の様子なども、何もかも初めて。二男に事前に説明はしたけれど、「朝、玄関とか教室とかまで一緒に行った方がよければ行くよ?どうしたい?」と尋ねると、「どっちでもいいよ

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先日、中学の定例面談の際、担任の先生と様々な雑談をした。先生が「やなぎださんに戸惑うことはありましたが、困ったことはありませんね〜。」と仰っていた。未知の生物との遭遇で、戸惑う事はあっても、困ってはいないのであれば良かった。笑 雑談とは、様々な情報や心情が組み込まれると思う。 

二男と勉強タイム。「教えよう」とか「覚えさせよう」という空気を少しでも感じると一気にテンションが下がり、超不機嫌になるので面白い。如何に「面白い」と思えるかを考えつつ進める。何でも全て覚える必要はないし「自分の引き出しから自由に出し入れできるようにしておく」って感じでいいかなと。

学校に行かないという選択。「幼稚園に行かないという選択をした末娘。」

学校に行かないという選択。「幼稚園に行かないという選択をした末娘。」

金曜日にそっと開店するお店、それが虹色通り。今日も来ていただきありがとうございます。

2024年は新たなメンバーが加わり、新しい風が吹いている虹色通りです。新メンバーの恵子さん、そい先生の記事もアップされました!

読み応えたっぷりのお二人の記事。これからの虹色通りにどんな色が加わっていくのだろうと私も楽しみです!

虹色通りって?と思う方に・・・メンバーのららみぃたんのとてもわかりやすいこちら

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学校に行かないという選択。「比べるよりも、自分の場所で。2」

学校に行かないという選択。「比べるよりも、自分の場所で。2」

先日、noteでこのような記事を書かせていただいた。

比べる、とは何か?と考えている。
比べるということは、相対的なものであって、比べる対象が必要になる。

学校という場は、その最たるものなのだろうと自分の子ども時代を振り返ってしみじみと思う。誰かと比べて自分はどれだけ何が出来て、何が出来ないのか。何が自分の得意なことなのか。不得意なことは何なのか。

学校では、同じ年齢の子どもたちが一括りにな

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漫画みたいな毎日。「サンタが山にやって来た。~クリスマス後記・食事編~」

漫画みたいな毎日。「サンタが山にやって来た。~クリスマス後記・食事編~」

クリスマスが終わり、2023年も終わりに近づいている。

クリスマス・イブから3日経った今日も、我が家のテーブルにはクリスマスメニューが並んでいる。単にいつもの調子で作りすぎて余ってしまい、その食事が続いているというだけなのだけれど。

「今年のクリスマスは、クリスマスっぽい物が食べたい。肉料理とか。」

長男がクリスマスメニュー、クリスマスメニューとややしつこいくらいに唱えている。クリスマスは、

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カフェで新聞紙のエコバックの作り方を教えてもらった日のこと。楽しそうに丁寧にエコバックを作っていた二男。帰宅してから「何か作りたい!」と文字通り目を輝かせ、工作を始める。「やりたい!」という気持ちが溢れている顔が見られた時ほど幸せなことはない。やりたいことを存分に。その先に未来。

漫画みたいな毎日。「気をつけて、って言わないで。」

漫画みたいな毎日。「気をつけて、って言わないで。」

ある日の夕食の食卓での出来事。

6歳の末娘が、自分で水の入ったガラスのピッチャーからコップに水を汲もうとしていた。

「気をつけてね、」

私は何気なく声を掛けた。

というのも、末娘が水を汲む過程で、角度によっては、彼女の手が当たってピッチャーが他の物に当たって、上手く水が汲めない可能性があるなぁと瞬時に判断してしまったからだった。

大人としてそれなりに様々な経験を経て、〈予測〉がつく。あぁ

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漫画みたいな毎日。「探しに行くよ、内なる花を。5」

漫画みたいな毎日。「探しに行くよ、内なる花を。5」

旅の記録1~4はこちら。

在校生との座談会を終え、私たちは個別面談の順番を待っていた。

「バスや電車の時間がある方から先に面談しますね。」

職員の方が待っている見学者に声をかけてくださる。周囲を見回すと、急いで面談をしたいという様子の方がいらっしゃらないようだった。車ではあったが、帰りも渋滞にはまる可能性も否めないので、先に面談をさせていただくことにした。

部屋の中には3人ほど先生たちが各

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漫画みたいな毎日。「探しに行くよ、内なる花を。4」

漫画みたいな毎日。「探しに行くよ、内なる花を。4」

旅の記録1~3はこちら。

渋滞を何とかくぐり抜け、オープンスクールへの参加となった。公開授業の様子から、この学校に「学びとは自発的なもの」という意識が存在している気がしていた。

公開授業が終わると、下宿制を利用して高校に通っている生徒たちとの座談会が予定されている。

生徒も見学者もランダムに、なんとなく分かれて4つのテーブルに分かれて座る。私たちが囲んだテーブルには、高校二年生が一人、一年生

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漫画みたいな毎日。「探しに行くよ、内なる花を。2」

漫画みたいな毎日。「探しに行くよ、内なる花を。2」

旅の記録1はこちら。

今回の旅の一番の目的は、長男が興味を持った高校のオープンスクールに参加すること。

本来は中学3年生が参加対象だが、遠方に住む我が家の状況を考慮していだたき、参加を快諾していただいた。その対応も柔軟な印象を受け、どんな学校環境なのだろう?と益々興味を持った。

神奈川に住んでいる姉の家に宿泊させてもらい、そこから長男のオープンスクールに参加することになった。しかし、神奈川か

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天然記念物に指定されている臨海公園にて。
普段は、海にすぐ足を運べる環境ではないので、子どもたちは海の近さを堪能しています。カニやヤドカリもいます。自然が傍にある暮らしは、人を知らずに謙虚にする気がします。「自分の思うようにならないものがある」を体感するから。謙虚に生きよう。

長男が興味を持った高校のオープンスクール終了。朝5時に出発したが途中渋滞10キロに巻き込まれ大遅刻。丁寧に対応していただき無事参加。「人が学ぶとは何か?」が根付いた空気。生徒たちも生き生きしていて、自ら学ぶ事を楽しんでいる姿に嬉しくなった。あ、どうするか決めるのは長男ですが。笑

大学の市民講座に長男と参加。ハネカクシの研究員の方のお話。琥珀に閉じ込められた数億年前の記憶。DNAは劣化しやすく、ジュラシックパークの様にDNAの抽出は今の技術では不可能に近いとの事。〈知らない〉から〈知る〉へと向かい、更に、物事すべてを〈わかる〉ことはないということがわかる。