【チェックリスト付き】生産性を改善!得られる本当の”メリット”とは?
1.理解しておきたい~生産性をあげる意味~
この数年で働き方についての大きな変化を迎えました。働き方は、単に労働時間の問題だけではありません。同時に、どうしたら改善によって生産性を上げることができるかの討議が必要です。この点に関して従来通りの仕事の進め方では生産性の改善になりません。
ひとつの業務に長く従事している人はその仕事の悪い特徴を、元々そういう”特質”を持った仕事と考えています。例えば、会計事務所は確定申告の時は残業が多いこと、営業で外回りする人は残業が多いということ、、これらが「当たり前のことだから」と普通に考えていることがあります。
しかし、それを革新した話を聞くと、初めて刺激を受けて「自分たちも変えなければ…」と思いつつ、そのままで過ごす安易さがあります。
自分たちの仕事の改善ができると仕事に誇りが持てるようになります。マッキンゼーの人材育成指標は、生産性を上げているかどうかです。それを全ての指標にする必要はありませんが、”成長のとらえ方”の視点の違いを知ることは刺激になります。
2.その業務は本当に必要か?
では、さっそく次の視点で見直してみて下さい。
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① 今(やっていないが)やる必要のある業務はないか
② 業務の棚卸は実行しているか
③ 自分が担当しているが、それは分担できないか
④ その業務を移譲することはできないか
⑤ その業務の進め方を変えたら悪い影響があるか
⑥ もっと品質を上げるために”やるべきこと”に目をつむってないか
⑦ 移譲する妨げになっているものは何か、創意工夫を自分の中に閉じ込めてないか
⑧ 改善するための”オープンマインド”になっているか
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いかがでしょうか?ここはさすがに手を加えられないと思っていたことでも、改善できる余地があることに気付くはずです。
このような視点を自分達で組み立ててみて、まず”見直し”をしてみることです。見直しや改善は必ずプラスの波及効果が出ます。見直しや改善が、面白いと思えるように感じてくると効果を期待できます。
3.常に”次”を目指す大切さ
ある程度の実績が出来てくると、それ以上に伸ばす努力をしないということがあります。その業務ができるようになったことで満足するのです。新たな知識スキルを身につける、できる人材を育てる、チームの生産性を引き上げる工夫をする、部門の業務品質をつくるために貢献する、、などの”次への高次化”への意欲が低いことがあります。
仕事ができるようになる段階、仕事を組み立てる段階、仕事を創造する段階があります。
これはあらゆる職務において同じような傾向があります。常に”次の段階”を目指していくことは重要な事です。時代が変わってしまわないうちに次にトライしておくことは大きな準備なのです。
私どもコンサルタントの仕事は、変化を創る仕事です。コンサルティングの定義を思い起こすと、自分たちの仕事の”高次化を図る”のは自分たちです。これを心に刻んで、日々お客様に価値を提供しています。
本文の続きは、弊社冊子『経営コンサルタントの基本ver1』よりご覧いただけます。
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