真面目な人ほど損をする。小林麻耶にも教えたい。職場の処世術。by転職定着マイスター川野智己
人は、他者から評価されて初めて生きがいを感じ、ひいては自己実現が出来る。
志が高く、より良き高みを目指すほど、自分を取り巻く多くの課題に気づくだろう。課題は、不満と言い変えてもよいかもしれない。
しかしながら、たとえ正論を述べ、真実を語ったところで必ずしも周囲から正当に評価されるとは限らない。
残念なことに、その多くは、疎(うと)んじられる結果となりがちだ。
この現実に、私たちはどう折り合いをつけていけばよいのか。
一緒に、考えていこう。
元テレビ局のアナウンサーの小林麻輩(こばやしまや)さんに登場いただいた。
かつては、アイドルアナとして活躍し、美人姉妹の妹さんの小林麻応さんもアナウンサーとして活躍していた。
彼女の熱い主張が、必ずしも正当に評価されているとは言えない現実に対し、自分を引き上げてくれた恩人との対談を通じて、思いのたけをご自身に語っていただこう。
麻輩「今日は、かつての恩人である紳助さんにも来ていただいて光栄です。」
しんすけ「俺も、久しぶりの現場に戸惑ってるわな。芸人もスタッフもずいぶん変わったなあ。ほんまに。まるで浦島太郎状態やわ。今日は、呼んでくれてありがとな。」
麻輩「かつての芸能界のドンとして、今の私の窮地を救ってください。誰も、私の言うことを信じてくれないのです。酷いと思いませんか?」
しんすけ「麻輩よ、俺も、時間に余裕が出来て、多くの本を読むようになったんだ。経営学者の清水龍瑩(りゅうえい)氏という学者を知っとるか?」
麻輩「知りません。そもそも難しい漢字は読めません。英米文学科出身なので。旧中山道も、いちにちじゅうやまみちと読んでしまいます。勧進帳は読めませんが、勸玄(かんげん)は読めます。」
しんすけ「それじゃ、クイズヘキサゴンⅡのおバカ達並みやんか。いいか、清水って人はなあ、産業界において、出世と人事評価の相関関係を調べた学者なんや。彼の論文『わが国大企業の中間管理者とその昇進 1984年』によると、「責任感」や「規律性」が高い社員ほど、昇格しない、つまり出世しないそうや。どうや、深イイ話やろ。」
<参考資料>
東洋経済「無責任なヤツほど出世する残念な職場の正体 説得力のある嘘つきが支配力を持つカラクリ」
麻輩「と言うことは、あたしは、世間から正論を吐く『面倒くさい女』と受け取られているということですか。心外です。良きパパを演じている市川カニ蔵を許せないだけなんです。彼こそが偽善者です。毎晩、飲み歩き、女遊びにふけって。文字どおりカニ道楽なんです。女の脚を何本もしゃぶり放題、1杯、2杯、おっぱいと食べ続け、去年の10月には週刊女性に、女優の川村ひかるとの新宿2丁目のゲイバーデートをすっぱ抜かれたじゃないの。これが、本当のカニかまということね。カニのくせに頭のミソも足りないのね。」
しんすけ「まあ、落ち着けよ。その口調じゃあ、傍若無人な奴と思われるぞ。」
麻輩「私には、もう怖いモノはありません。たとえ、大先輩の吉川美代子アナでも怖くありません。怖いのは、ぶりっ子キャラが被っている田中みな実くらいです。広瀬すずを広瀬アリスが、石田ひかりを石田ゆり子が、そして阿佐ヶ谷姉妹の木村美穂を渡辺江里子が追い抜いたように、美人姉妹の姉のほうが天下を取る時代なんです。」
しんすけ「最後の組み合わせはよく理解でけへん。残念ながら、お前は奇異なヒトに見られとるんや。まあ、中には同情してくれる人もおるのかもしれへんが、多くの人からは、お前の話はじっくりと吟味されることはないのや。なんでも鑑定、してくれるわけではない。単に、騒いでいる洗脳された変な人間と見なされているのさ。会社の職場においても、青臭く机上の空論を展開する、誰かを批判している面倒くさい社員というぐあいに、上司や同僚からレッテルを張られる典型的なパターンに陥ってるんや。」
麻輩「そうなんでしょうか。でも、決して間違ったことは言ってません!」
しんすけ「そうやろうな。でも現実は、鑑定士からのセリフのように『いい仕事してますね』とは言われないのさ。特に、熱く責任感がある真面目な人はな。損してるんや。あの重鎮の石坂浩二さんだって、『開運!なんでも鑑定団』の収録なかで博識な正論の講釈を垂れて、うるさがられて番組内で干されたのは知ってるだろう。お前は、恋のから騒ぎしている、とみられているだけなのさ。」
麻輩「でも悪いのはカニ蔵なんです。妹の病室でも競馬新聞に夢中になって。。」
しんすけ「お前は、TBSの番組『グッとラック』のロケをドタキャンして事務所から契約解除されたよな。『番組のスタッフから虐めを受けた。だからドタキャンした。』と、いくらその正当性を主張しても、事務所の上層部から受け入れられなかった。一方、同じ境遇でも事務所から庇(かば)ってもらえる人、クビにならない人も居る。不公平と思うかもしれないが、競馬で言うところの“クビの差”はそこなんだよ。」
麻輩「カニ蔵のほうが、処世術に長けているのですね。彼は、競馬からそれを学んでいたのでしょうね。」
しんずけ「お前が居なくなって、Good Luckと思ったのは、実は、お前の事務所のほうだったんだよ。フジテレビの女子アナはステマ(ステルスマーケティング)で儲けても、世間は同情的だったのは彼女らは一切言い訳をしなかったからさ。話術が得意な人ほど、しゃべりすぎに足を掬われるのさ。」
麻輩「自己主張するだけでは人から受け入れられないのですね。確かに、ストレスがストレスを生んでいました。イライラした発言がますます人を遠ざけていたのかも知れません。反省します。今後は、ストレスを、旦那さまの施術する宇宙整体で治して頑張ります。」
しんすけ「そうや。俺のようになるな。人に誠意を尽くせ。オールスターに感謝し、赤坂マラソンの急こう配を乗り切れ。決して、東京03のように人から殴られる人間になるな。そうすれば、有望株として、また輝く光を浴びる場に呼ばれるようになるさ。ひょうきんベストテンのスポットライトコーナーのような。」
麻輩「ありがとうございます。あたしには、(旦那の)吟ちゃんもいてくれるし心強いです。」
しんすけ「吟ちゃん?ああ、寅さんシリーズの前田さんか。前田なら五郎さんじゃないよな。吉本興業の。彼は亡くなったけどな。。」
麻輩「私の配偶者を悪く言うと、知り合いのウイル・スミスさんを呼びますよ。」
しんすけ「冗談やがな。暴力反対や。俺はお前を応援しているのさ。俺の目の黒いうちはな。黒い目は黒い虹彩(こうさい)とも言うがな。お前の後見人として目を光らせるから。だから安心しろ。」
麻輩「ありがとうございます。」
しんすけ「知ってるだろう。俺のもとには、『自分を引き上げてほしい』と近づいてくる人間は多い。行列のできる相談所になってるんや。そんな中で、俺の後見でブレイクした芸能人が多いことは知ってるだろう。夜の枕投げで遊んだマリエ、その枕の営業を手伝ってくれた出川哲朗など、大勢いるのさ。出川のギャグの『やばいよ。やばいよ』は、この営業促進の最中に思いついたらしいぜ。」
麻輩「そうですね。今日を限りに、ガーシーさんとのyoutube連携も解消します。言動を慎みます。今の心境は、心穏やかに成りたや(成田屋)です。」
しんすけ「そうこなくちゃ。歌舞伎の舞台と同じように、立ち廻りが大切なんや。付き合う人間もよく選ばなくてはな。歌舞伎の見得(みえ)のように大きく目を見開いてよく見るんだ。ところで、妹の麻応も心配していたよ。お前が明るさを取り戻したことは、妹さんにも、スタードッキリ〇秘報告しておくよ。」
麻輩「スタードッキリ〇秘報告?紳助さん、そんな番組の司会していたかな。。。え!亡くなった麻応ちゃんに会ったんですか?どこでですか。もしかしたら、紳助さんは、旦那様の吟ちゃんと同じ能力、スピリチュアル能力があるのではないですか。」
しんすけ「妹さんとも歌丸とも、そして前田五郎とも毎日話しているよ。五郎だけでなく、(伊東)四郎も早く来ないかな。ちなみに、私が描いた似顔絵の人相からすると、お前の旦那さんの吟さんは、減点パパだな。すぐに離婚しなさい。お前の幸せが転覆(てんぷく)してしまうよ。このままじゃ、人生がお笑いオンステージになってしまうぞ。」
麻輩「てんぷく??減点パパ?あなたは誰?島田紳助さんではない。しばらく拝見しないうちに、ずいぶんデブになったし。。誰なの?」
しんすけ「え?間違いなく、しんすけだよ。もっとも、島田でもクレヨンでもないけど。。。」
麻輩「詐欺だ。金返せ。いったい、あなたは誰?」
しんすけ「詐欺だなんて。バレちゃ、しょうがない。しんすけだよ。三波伸介(みなみしんすけ)。てんぷくトリオの。笑点の司会者でもあった。妹さんから頼まれて、天国からこの下界に降りてきたんだ。」
麻輩「・・・ほ、本当ですか。」
伸介「心配していたよ。。。。妹さん。誰かを恨むことは、もうZEROにして欲しいと。」
麻輩「そうでしたか。。。(伸介の手を取り自分の胸に当て)手かざしの施術に感謝します。私の心に届きました。私の胸の鼓動を妹に届けてください。ありがとうございました。」
伸介「(戸惑いながら)。。。びっくりしたな。もう。(三波伸介の往年のギャグ)」
転職定着マイスター川野智己よりお知らせ。
「今回の投稿はいかがだったでしょうか。今後とも、難しい人事労務や法律の話を、面白可笑しく、かつ分かりやすくお伝えする「おもわか」シリーズにご期待ください。
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