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「ケの日」があるからこそ「ハレの日」が輝く
4年ほど前に介護を機に、退職しました。
家事と介護を担っていたので、そこそこは忙しくもありましたが、仕事と両立していた頃を思うと、雲泥の差でした。
母の状態も、介護度が低かったので、自由になる時間が増えました。
母を無事看取って、完全に家事だけになってしまうと、夫と二人だけの生活での家事は造作もなく、もてあます時間も増える一方でした。
退屈な日常をもてあまし、ブツブツとぼやいている自分がいま
嬉しいと思う気持ちを大事にして、日々感謝することをこころがけてみたら、最近自分の幸福度が上がってきました
子供の頃に読んだエッセイが、すごく心に残っています。
ニュージーランドでホームステイした女性の話でした。
滞在日初日に、歓迎の気持ちを意を込めて、家族全員と一緒に外食に連れて行ってあげるというのです。
ホームステイ先の子供たちは大喜びで、彼女もどんなに豪勢なレストランに連れて行ってもらえるのかと期待に胸を膨らませていました。
そして、訪れた先が、マクドナルドだったのです。
彼女は一瞬「えっ