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ノマドワーカーに憧れています

最近、早朝に自転車をこいで、街にでかけるのがマイブームです。

車も人もいない道路を、風をきって走り抜けるのは最高です。

たまに、チェーン店のカフェで休憩。これがまたなんとも、癒される時間でして。
まだ、人もまばらで、広々とした店内にゆっくり腰掛けられるのも、この時間ならではです。

そんな時に、必ずどこかにいらっしゃる、パソコンやタブレットを携えて、タイピングされている方。

私には、とてもかっこよく見えて、きっと仕事をしておられるのでは。
いえいえ、学生さんっぽい方もおられるので、勉学に励んでられるんですね。
などなどなど、詮索してみたり。

ビジネススーツの方もいれば、Tシャツに短パンの方も。
みんな、とても知的で、スタイリッシュです。
と、周りを観察しながら、スタバでアイスアーモンドラテをすすっております。

なんか、おしゃれな時間ですねぇ。一人悦に入っている私です。
早朝の弱い太陽の光が店内に差し込んで、まだ静かで、とても気持ちいい時間帯です。

只今、午前7時40分。今日は、この空間でnoteを書いています。

パソコンなどの端末を片手に、場所を選ばず仕事ができれば、時間を選ばずに仕事ができれば、今までと違う生活が実現できます。

最近、ノマドワーカーという言葉を知りました。今更ですが。
Wi-Fi環境の整った喫茶店などで、会社以外の場所で働く人をさす言葉だとか。

会社へ行くという、場所や時間にしばられることなく、自分の裁量で仕事ができるなんて、羨ましいかぎりです。

都市部に限らず、田舎でも、海外でも仕事ができるんですよ。

20代に憧れていた海外暮らしは、私には非常にハードルが高いものでした。
やっと夢かなって、ワーキングホリデービサを利用して、オーストラリアに滞在することができました。

お世話になるお宅で、ちょっとした家事のお手伝いと9歳の男の子のお世話をして、おこずかいをいただくというもので、働いているなんて、とてもとても。

なかには、免税店や日本料理店で働いたり、日本人向けのツアーガイドをしたりそれなりに稼いでいる人もいました。が、あくまでも現地でだけの就労で、帰国後には又就活の始まりです。

多くの人は、帰国後の不安を語っていました。私もです。
世界放浪の果てに、自分の基盤をなくしてしまった人にも何人か出会いました。そんな生き方が悪いなんて言うつもりは、全くありません。

でも、あの時代にパソコン一つで、世界を股にかけて、働ける方法があれば、多くの人たちが今とは違った景色を見ることができたのではないかと思います。

ノマドワーカーなる働き方がその当時あれば、私も間違いなく、その道に走っていただろうと思うのです。

でも、いつの時代にも自分の力だけでは、どうしようもないその時代、時代の背景があるのは世の常です。
今更、たら、ればで嘆いているわけでもないのですが。

単純に羨ましいなと思ってしまうのです。
もちろん、それなりのご苦労も、おありだと思います。

でも憧れちゃいます。
今、私にノマドワーカーとして働ける何らかの技能があれば。

ある時は、北海道で、またある時は沖縄で、時にはオーストラリアでパソコン片手に仕事をこなして、日本ならず世界を放浪。
憧れのホテル暮らしも夢でなくなりますね。

クライアント様からの案件をサクサクこなして、仕事以外の時間は、その都市でのグルメや観光を楽しんで。

そんな妄想を楽しみながら、キラキラと輝いて見える人たちと一緒の空間にいるのが心地良くて、最近、早朝にカフェに寄るのが楽しみです。

そして、妄想に浸っては、心地よい時間を過ごしているのです。


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