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合気道

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#合気道

【集団戦】大将はなんと私w

【集団戦】大将はなんと私w

2024年1月14日に第五回敬天愛人錬武大会に出場してきました。

この動画は集団戦大将取りルールで、3対3で行ったものです。

動画の試合自体は7:35から始まります。

     ↓

私のチームは

大将は私、海社(合気道)
いなもさん(システマ)
まさぴんさん(中国拳法)

という多国籍武術なチームでした
(国籍自体は全員日本です)

お相手のくれけんチームは猛者中の猛者が集まっています。

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エネルギーライン

エネルギーライン

色んな武術本を読む中で、私の武術の考え方に大きく影響を与えてくれた著者さんが2人います。

1人は高岡英夫さん(運動科学の創始者)

もう1人はJIDAIさん(アートマイム)

このお二人の本を読むことで私の中の合気道の抽象度が一つ上がりました。

今回はJIDAIさんの本を読んで私の何が変わったのか、その考えのもと何を実践したのかをまとめていきます。

JIDAIさんの本で私が最も影響を受けたの

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力んだ結果・・・

力んだ結果・・・

2023/7/8に敬天愛人手合わせ稽古会に行きました。

道着に袴姿で参戦。

先月の稽古で肋骨を痛めてから稽古を控えていたのですが、そんな中でもできたのが

【立つ】【歩く】を研ぎ澄ませること。

具体的には【立つ】【歩く】時に身体から極限まで無駄な力みを取ることです。

私の中での脱力の定義は高岡英夫さんの『脱力とは必要最小限の力みしかしないこと』を採用しています。

その結果、流々舞ではかな

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身体操作の枠組み

身体操作の枠組み

合気道の稽古をしていると面白いことがありました。

以前私の稽古会に武道未経験の女性と極真空手経験者の女性が来ました。

ますは受身をやってもらうと、未経験の女性は10分程度で受身の形ができるようになり、極真空手経験者の女性は週一の稽古を一か月弱やってもなかなか形にならず。

私の言語化能力不足もあるでしょうが、「どうしても思った通りに体が動いてくれない」と言っていたのが印象的でした。

武道を経

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幹に戻る

幹に戻る

5/28に開催される異種格闘技の大会である敬天愛人練武。

素手 VS 短刀 
 お相手はキックボクサーの方

上段突きあり、投げありルール 
 お相手は中国拳法家の方

人生初の公式前にドキドキしながらも、同じ大会に出場する方々と大会に向けた稽古をすることになりました。

5/27(土)で3回目ぐらいな。

流々舞(目突き、金的寸止めルール)
寝技なしのグローブをつけたスパー
寝技ありのグローブ

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『構え』の意味

『構え』の意味

5/28(日)敬天愛人錬武大会に出場してきました。

結果は

短刀VS素手       勝利
上段突きあり・投げあり 敗北

となりました。

いやーみなさん強かった。

昨日は自分の動画を見返して課題点の洗い出しをしていたんですが、短刀VS素手の時に解説の方が

「独特な構えをしていますね」

と言っていました。

上記のような構え方ですね。

私もこんな構えをしたのこの試合で初めてです

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二つの流派に繋がる点

二つの流派に繋がる点

私が今までに学んだ合気道は

大学で学んだ光輪洞合気道
警視庁合気道指導員研修で学んだ養神館合気道

の二つ。

この二つの流派に繋がる理合があるんじゃないかと考えているところです。

ここからは私の視点で、私自身が体感してきたことから生まれた仮説に過ぎません。

光輪洞合気道をされている方からしたら「その考え方は開祖と違う!」となるかもしれませんし

養神館合気道をされている方からしたら「その段

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受身で遊ぶ

受身で遊ぶ

「受身は大事」

合気道に限らず投げ技のある武道・格闘技でよく言われること。

まあ間違いなく受身は大事。

“投げられても怪我をしないようにする“

というのは共通認識でしょう。

大学時代の合気道部の先輩で自転車に乗っていたら車に撥ねられたけど受身をして無傷だった、という話もありました。

合気道の文脈なら、“相手の力をしっかり受け取るため“と言っている方もいますね。

私も受身は散々練習をし

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「脱力」ってなんぞや

「脱力」ってなんぞや

合気道を始めて12年目。

稽古会をして合気道の面白さを伝えていると必ず出てくる言葉が

「脱力」

ただ「脱力」の定義は何なのかが明確に分からないとどうしようもないですよね。

辞書的な意味では

「からだから力が抜けて、ぐったりしてしまうこと。また、意欲・気力が衰えること。気持ちの張りがなくなること(参考:goo辞書)

ぐてたまのようなイメージですね。

私の中で脱力の定義はまた異なっていて

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合気道でのイメージの重要性とは

合気道でのイメージの重要性とは

最近、「合気道の身体操作」に関してどんどん言葉で表現できるようになってきました。

具体的に答えることができると稽古に来られた方も非常に納得感があっていいようです。

ただ言語化が進むほど、気をつけることが倍増していきます。

姿勢
脱力
目附
間合い
体幹の操作
手の持ち方
関節の固定
重心の位置
タイミング

などなど。

これを相手と対峙している中で同時並行で考えるのは無理があるというもの。

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何故あの人はあんなに体力あるのか

何故あの人はあんなに体力あるのか

「休みだし、今日は〇〇をしよう」

と毎週のようにどこかへ出掛けたり、運動をしている人を見ると

「せっかくの休みなのに何であんなに活発に動けるんだろう」

と一度は思ったことがありませんか。

もちろん「元々体力があること」や「好きで没頭している」というのも理由としてあるでしょう。

そこに加えて私は

「楽にカラダを使えているので体力の消費がそもそも少ない」

ことも要因に入ってくると思ってい

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12年間合気道を継続できている理由

12年間合気道を継続できている理由

合気道を初めて12年、思い返すと色々な武道・格闘技を経験したなと思うところ。

キックボクシング
総合格闘技
少林寺拳法
琉球古武術
ジークンドー
システマ
空手
ローコンバット
柔道
剣道
逮捕術
古武術
シラット

かじったのはこれぐらいですね。

合気道でガッツリやったのは

・光輪洞合気道
・養神館合気道

で、かじったのは

・合気会
・心身統一合気道

こんなに色々やっておきながらメイ

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合気道で“突き“を練習する理由

合気道で“突き“を練習する理由

合気道の技をする時に私が重要だと思うのは

“いかに相手にエネルギーを伝えるのか“

ということ。

合気道の技を見ると、

・相手の腕を掴み崩す技(一ヶ条〜四ヶ条、四方投げ、小手返し、肘絞め)
・直接体幹を崩す技(入身投げ)
・掴まれた腕を利用して投げる技(天地投げ)

に分かれます。

こう見ると相手の腕を掴んで投げる技の比率が多いですね。

武器を持った相手と対峙することを前提としているから

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護身術を気軽に習うことの危険性

護身術を気軽に習うことの危険性

私のしている合気道の流派の一つに独特な稽古方法があります。

それは「合気道の乱取り」とでも言いましょうか。

とはいっても柔道の乱取りとはかなり毛色が異なります。

私の場合は「流れ」を非常に重要視して行います。

近間からお互いに「流れ」を合わせていき、その「流れ」を途切れないようにお互いに技を自由に掛け合っていきます。

その時に強引に技をかけようとするとその「流れ」が途切れてしまうので、相

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