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合気道でのイメージの重要性とは
最近、「合気道の身体操作」に関してどんどん言葉で表現できるようになってきました。
具体的に答えることができると稽古に来られた方も非常に納得感があっていいようです。
ただ言語化が進むほど、気をつけることが倍増していきます。
姿勢
脱力
目附
間合い
体幹の操作
手の持ち方
関節の固定
重心の位置
タイミング
などなど。
これを相手と対峙している中で同時並行で考えるのは無理があるというもの。
人間は同時に二つのことまでしか対処することができないとも聞いたことがあります。
無意識下に落とし込むまで体を練るしかないのか。
ハードル高いなぁ。
と考えていたところ、今までの合気道家たちの発言がふと頭に思い浮かびました。
・天地を貫く軸がある
・体の中に神がいる
・宇宙と繋がっている
・意識を丹田に納める
など聞いたことがあるかもしれません。
正直「なんじゃそりゃ」と思っていました。
ただ合気道の技をする際にこれだけの要素を同時並行で処理することができないのなら、
それらを包括した「イメージ」を一つ持つことで、その身体操作を全て表現しているのではないか、と仮説を立てました。
つまり「個々の身体操作」を「一つのイメージ」で表現している、といった感じでしょうか。
「どんなイメージを持つのか」で技の質が大きく変化するのは、イメージによっていくつもの身体操作が正しく整い、それが綺麗に噛み合ったからではないか。
その表現の仕方はそれぞれ自分がしっくりくるものになるため、個々人で表現が異なっているのです。
だから「表現の仕方」に焦点が当たると、理解できないのは当然のことですね。
なので今はどんなイメージを持つのかで、体にどんな変化が起きるのかの言語化を進めているところです。
本当にイメージで数センチ姿勢が変わるだけで技が別物になります。
これは面白い。
ただ問題が一つ。
ローギア・フルスロットル状態になるのでエネルギーの消費がすごくなり、その日はすぐに寝ちゃいます。
では!
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