何故あの人はあんなに体力あるのか
「休みだし、今日は〇〇をしよう」
と毎週のようにどこかへ出掛けたり、運動をしている人を見ると
「せっかくの休みなのに何であんなに活発に動けるんだろう」
と一度は思ったことがありませんか。
もちろん「元々体力があること」や「好きで没頭している」というのも理由としてあるでしょう。
そこに加えて私は
「楽にカラダを使えているので体力の消費がそもそも少ない」
ことも要因に入ってくると思っています。
例えば「肩こり」は肩がずっと力んで縮んでいて
それが続いて肩が筋肉痛になったものです。
筋肉が縮んで固まることで血行も悪くなりますし、筋肉の負担も大きいものです。
つまりずっと力んでいるということは、余計な力をずっと使い続けている状態ということ。
それが体の至る所で起こっているとしたら、疲れやすくなるのも当然ではないでしょうか。
生きているだけでスタミナが減り続けている状態です。
その状態で日々を過ごしていたら何もしないで家でゆっくりしたくなるのも当然ですよね。
ただ「体から余計な力み」を限りなく少なくなるように過ごせたら?
体力が残っているので、自分の趣味や新しいことに挑戦する意欲も湧いてくるでしょう。
子どもたちの体力が無尽蔵に思えるのも、
余計な体力の消費をしない「体の使い方」が自然にできているのでしょう。
じゃあ「余計な力を使わない体の使い方を身につけよう!」と思ったときにどうするのか。
それを「自分の体の感覚を詳細に感じ取る力」を養うことだと考えていて、
私は「身体感覚の細分化」と呼んでいます。
例えばキーボードを叩いている時に、
「肩が力んでいる」
「骨盤が後傾して猫背になっている」
「首が前に傾いてストレートネック気味になっている」
という無意識の体の状態に気づければ姿勢を改善しようとしたり、
マッサージを受けに行ったりと何かしらのアクションを取れます。
実はこの「座っている際の骨盤の後傾や猫背」は「脳」からしたら楽な姿勢で、体からしたら大きな負担のかかる姿勢です。
なので体が限界を迎えて悲鳴をあげるまで、良くない姿勢を取り続けてしまいます。
この「身体感覚の細分化」は「合気道」をしていくううちに徐々に分かるようになっていったものでした。
何せ体全体をうまく使わなければ相手に技をかけることができません。
だから合気道の腕が上がるにつれて自分の身体感覚を感じ取れるようになってきたのです。
そうすると自分の「余分な力」に気がつくことができ、より「楽な体の使い方」を勝手に探すようになります。
そうすれば「なんか体力が余ってるし、これやってみよう」と私たちの行動パターンも軽快なものに変化していくでしょう。
そうすると「今日も一日満足だ!」という日々を過ごせるようになっていきます。
さて明日は何をしようかな。
では!
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