浅川 修一郎 姿勢治療家®

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浅川 修一郎 姿勢治療家®

https://senakano.jp/staff/asakawa-syuuichirou/ ”疲れないカラダの使い方”を【今のカラダを変えたい人】に届けるためにスタートしました。 姿勢治療家®/鍼灸師/正しい姿勢/疲れる姿勢/疲れないカラダの使い方/暮らしの解剖学

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固定された記事

【簡単解説】疲れない座り方の3つのポイント!!

いつのまにか何となく疲れているカラダ 診療中にこのような会話をしています。 患者さん「最近、座っていると腰が疲れるんです…。」 浅川「普段どうやって座っています…

腰の痛み。それは本当に腰の痛みなのか

「腰が痛い」と言った時、こちらの絵でどこに〇をつけますか? これくらいでしょうか。 実はこの範囲、解剖学的に言うと”腰”ではない部分も含まれています。 腰とは解…

ゴルフで肘が痛くなった人の腕の可動域

筋骨格系の痛みは、多くの場合”使い過ぎ”によって起こります。 姿勢治療家はその”使い過ぎ”を、普段の生活を伺ったり、関節の可動域や筋肉の硬さなどをチェックして見…

走る前に足踏みの練習を!

今回のテーマはランニングでの足の接地です。 ランニングをしている方が割と悩むのが足の着き方。 つま先から着くのがいいのか かかとから着くのがいいのか 足裏全体で…

肩を下げるためのトレーニングは腕立て

前回のブログ 意外と難しい”肩を下げる”という動作。 「肩を上げて、下げてを繰り返して~」なんて動きもやっているけど、時間が経つと上がっていて、首回りが緊張して…

ランニングは腕振りよりも腕落とし

「走っていると、肩首がきつくなって…汗」 そんなランナーは数多くいらっしゃいます。 走っていて首、肩が辛くなってくるランナーに共通しているのは、肩が上がっている…

安静時心拍数を下げる方法

以前あげたこちらのブログは読まれましたか? ↓↓↓ からだの疲れチェックに毎朝心拍数を測ってみましょう 朝起きた時の心拍数を測り、からだの感覚、生活での出来事など…

ストライドを広げようとして、膝が痛くなる理由

前回のブログはご覧になりましたか? ランニングでストライド(歩幅)を広げるためには... 今回はストライドと膝の痛みの関係性です。 ストライドを広げようとして、足を…

ランニングでストライド(歩幅)を広げるためには...

問題! 速く走りたいので歩幅を広げようと思い、出来るだけ遠くに足を着く。 〇か✕か… 正解は✕です。 ランニングで足を遠くに着くと…地面に伝える力は弱まります。 …

膝を曲げている時間が膝を痛める

”膝の痛み”と聞いた時にどんなことが思い浮かぶでしょうか? ・オスグット ・腸脛靭帯炎(ちょうけいじんたいえん) ・鵞足炎(がそくえん) ・ジャンパーズニー ・半月…

スクワットを上手に行いたいなら、まずはお辞儀から

スクワットでよく起こるエラー動作 ・腰を反りすぎてしまう ・上半身を倒し過ぎてしまう ・膝がまえに出ないように固めてしまう 特に”腰を反りすぎてしまう”動作はよく…

からだの疲れチェックに毎朝心拍数を測ってみましょう

からだの疲れを数値化したことはありますか? ”寝ても疲れが取れない”と症状を訴える方がいらっしゃいます。 「6時間寝ていても、朝起きた時には疲れていて…」 睡眠…

どうして横向きで寝ていて腰が痛くなるのか...

横向きで寝ていて腰に痛みを感じる方がおられますが、そのような方の身体にはある特徴があります。 そもそも腰の動きが悪い腰は、椎骨と呼ばれる5つの骨と、クッションの…

「首が硬いなぁ」と思ったらぶら下がりが意外と有効

・首が重い ・首が左右に回しづらい ・寝違えやすい ・首を動かした時にビキっとなる こんな症状を抱えている場合、ぶら下がり運動をすることで意外と解決されるかもしれ…

まくらって迷いませんか??

まくら選びって難しいですよね…。 高さがある方がいいのか、ない方がいいのか 横幅は広い方がいいのか、狭い方がいいのか 柔らかい方がいいのか、硬い方がいいのか まく…

祖父の血圧と股関節の動き

先日、92歳の祖父のお見舞いに行ってきました。 祖父は心臓に酸素や栄養を届ける血管(冠状動脈)3本の内1本が閉塞しており、残り2本の内1本にステントを入れている状態。…

【簡単解説】疲れない座り方の3つのポイント!!

いつのまにか何となく疲れているカラダ
診療中にこのような会話をしています。

患者さん「最近、座っていると腰が疲れるんです…。」

浅川「普段どうやって座っていますか?」
患者さん「割ともたれかかるような…こんな感じですかね。」

浅川「座っている時に腰を使い過ぎているかもしれませんね。」
患者さん「使い過ぎてるってどういうことですか??」

浅川「座っている時に、身体を支える負荷が腰に集中してい

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腰の痛み。それは本当に腰の痛みなのか

腰の痛み。それは本当に腰の痛みなのか

「腰が痛い」と言った時、こちらの絵でどこに〇をつけますか?

これくらいでしょうか。

実はこの範囲、解剖学的に言うと”腰”ではない部分も含まれています。

腰とは解剖学的には、背骨(脊柱)の下から5つ分の腰椎のことを言います。
ここには、脊柱起立筋や腰方形筋、大腰筋、小腰筋などが付着しています。

図で表すとこの範囲。

腰より下は…解剖学的には、仙骨や寛骨といった骨盤になります。
ここには大腿

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ゴルフで肘が痛くなった人の腕の可動域

ゴルフで肘が痛くなった人の腕の可動域

筋骨格系の痛みは、多くの場合”使い過ぎ”によって起こります。

姿勢治療家はその”使い過ぎ”を、普段の生活を伺ったり、関節の可動域や筋肉の硬さなどをチェックして見つけていきます。

ゴルフで肘を痛める方にも”使い過ぎ”があります。
ほんの一例ですがご紹介しましょう。

スマホ使用により”握り過ぎ”とある患者さんは、ゴルフでスイングする時に右肘内側に痛みを感じており、誤魔化しながらやっていたものの、

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走る前に足踏みの練習を!

今回のテーマはランニングでの足の接地です。
ランニングをしている方が割と悩むのが足の着き方。

つま先から着くのがいいのか

かかとから着くのがいいのか

足裏全体で着くのがいいのか

皆さんはどのように足を着いていますか?
意識的にやっていることが怪我に繋がるかもしれません。
今回のブログを読み、振り返ってみて下さい^^

姿勢治療家オススメは…足裏全体です。
ただし足裏全体を同時に着くというよ

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肩を下げるためのトレーニングは腕立て

肩を下げるためのトレーニングは腕立て

前回のブログ

意外と難しい”肩を下げる”という動作。

「肩を上げて、下げてを繰り返して~」なんて動きもやっているけど、時間が経つと上がっていて、首回りが緊張している。

「肩回りの緊張を取りたいから色々やっているんだけど…。」
ストレッチは頑張っているけど、変化が少ない。

そんな方達は、そもそも”肩を下げる”筋力が弱まっているかもしれません。

何をしても下がらないよーって方はまずは腕立てを

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ランニングは腕振りよりも腕落とし

ランニングは腕振りよりも腕落とし

「走っていると、肩首がきつくなって…汗」

そんなランナーは数多くいらっしゃいます。
走っていて首、肩が辛くなってくるランナーに共通しているのは、肩が上がっていること。
酷い方だと、「走っていると頭が痛くなってきてしまう」なんてことも。

マラソン選手や箱根ランナーのように軽やかに腕を振るにはどうしたらいいでしょうか??

肩を下げるって難しい
そんなランナー達は皆に言われています。

「肩上がっ

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安静時心拍数を下げる方法

安静時心拍数を下げる方法

以前あげたこちらのブログは読まれましたか?
↓↓↓
からだの疲れチェックに毎朝心拍数を測ってみましょう

朝起きた時の心拍数を測り、からだの感覚、生活での出来事などを照らし合わせることで、からだの状態を把握することが出来ます。

例えば…
安静時心拍数 60回/分  快適
昨日はランニングが出来て、気持ちもからだもすっきりしている 

安静時心拍数 80回/分  眠ったけど、寝た気がしない
昨日は

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ストライドを広げようとして、膝が痛くなる理由

ストライドを広げようとして、膝が痛くなる理由

前回のブログはご覧になりましたか?
ランニングでストライド(歩幅)を広げるためには...

今回はストライドと膝の痛みの関係性です。

ストライドを広げようとして、足を遠くに着く
「速く走りたい!」と思った時によく起こるエラー動作ですが…
実はこの動作が膝に負担をかけることがあります。

膝下が振り出され、ハムストリングに負担が…足を遠くに着こうとした時、太ももに対して、膝下が振り出されます。

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ランニングでストライド(歩幅)を広げるためには...

ランニングでストライド(歩幅)を広げるためには...

問題!

速く走りたいので歩幅を広げようと思い、出来るだけ遠くに足を着く。
〇か✕か…

正解は✕です。

ランニングで足を遠くに着くと…地面に伝える力は弱まります。
大股で脚を前後に広げ、足を遠くに着くと、接地時に脚と上半身はくの字になります。

くの字では、重心軸と足の位置関係がズレ、地面に伝える力は弱まり、からだを前方に運ぶ地面からの床反力も弱まります。ストライドは広く見えるものの、思ったよ

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膝を曲げている時間が膝を痛める

膝を曲げている時間が膝を痛める

”膝の痛み”と聞いた時にどんなことが思い浮かぶでしょうか?

・オスグット
・腸脛靭帯炎(ちょうけいじんたいえん)
・鵞足炎(がそくえん)
・ジャンパーズニー
・半月板損傷
・前十字靭帯断裂
・変形性膝関節症
etc.

ざっと挙げるとこのような名前を付けられていますが、これらの”膝の痛み”が出る前段階で、実は膝が動かなくなってしまっていることが多々あります。

膝の動き膝関節の機能は以下のもので

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スクワットを上手に行いたいなら、まずはお辞儀から

スクワットを上手に行いたいなら、まずはお辞儀から

スクワットでよく起こるエラー動作

・腰を反りすぎてしまう
・上半身を倒し過ぎてしまう
・膝がまえに出ないように固めてしまう

特に”腰を反りすぎてしまう”動作はよく見られ、SNSに投稿されているトレーニング動画でもよく拝見します。サッカーのキーパーをしていて腰を痛めたり、バスケットをしていて腰椎分離症になったりするのは、このエラー動作を続けていることが原因です。

スクワットで”腰を反りすぎてし

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からだの疲れチェックに毎朝心拍数を測ってみましょう

からだの疲れを数値化したことはありますか?

”寝ても疲れが取れない”と症状を訴える方がいらっしゃいます。

「6時間寝ていても、朝起きた時には疲れていて…」

睡眠時間は確保出来ているものの、睡眠によって体力が回復しないと感じられていました。その方はapple watchで睡眠の計測をしており、深い睡眠、浅い睡眠などのスコアは悪くないものの、ご自身のからだの感覚と乖離があることに疑問を持たれてい

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どうして横向きで寝ていて腰が痛くなるのか...

横向きで寝ていて腰に痛みを感じる方がおられますが、そのような方の身体にはある特徴があります。

そもそも腰の動きが悪い腰は、椎骨と呼ばれる5つの骨と、クッションの役割をする椎間板が重なり合って、骨盤の上に乗っかり構成されています。

腰には、屈曲(前屈)、伸展(後屈)、側屈(左右)、回旋(左右)という動きがありますが、横向きで寝ていて腰に痛みを感じる方は、これらの動きが制限されています。

例えば

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「首が硬いなぁ」と思ったらぶら下がりが意外と有効

「首が硬いなぁ」と思ったらぶら下がりが意外と有効

・首が重い
・首が左右に回しづらい
・寝違えやすい
・首を動かした時にビキっとなる

こんな症状を抱えている場合、ぶら下がり運動をすることで意外と解決されるかもしれません。

首の動かしづらさは…多くの場合、首周囲の筋肉や靭帯、筋膜などの軟部組織に負荷がかかり、硬くなり、伸び縮みしづらくなったことに原因があります。

首の筋肉は頚椎(首の骨)同士をつないでいたり、頚椎と肋骨、肩甲骨、鎖骨それぞれを

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まくらって迷いませんか??

まくら選びって難しいですよね…。

高さがある方がいいのか、ない方がいいのか
横幅は広い方がいいのか、狭い方がいいのか
柔らかい方がいいのか、硬い方がいいのか

まくらが合っているかどうかの判断は朝起きた時。

首が気にならない
首が調子いい
昨日の夜より動きが良い
などなど。

このような感覚を得られていれば、枕は合っているでしょう。

ではでは、どのような基準で選べばいいでしょうか。

仰向き

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祖父の血圧と股関節の動き

祖父の血圧と股関節の動き

先日、92歳の祖父のお見舞いに行ってきました。

祖父は心臓に酸素や栄養を届ける血管(冠状動脈)3本の内1本が閉塞しており、残り2本の内1本にステントを入れている状態。その為、心臓の筋肉も徐々に弱化しているようで、心肺機能が低下している中で生活を送っています。

そのような心臓の状態でしたので、2024年、年始に体調を崩し、1ヵ月程入院。その後、自宅療養出来るほどまで回復したので、「そろそろ最後か

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