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「首が硬いなぁ」と思ったらぶら下がりが意外と有効

・首が重い
・首が左右に回しづらい
・寝違えやすい
・首を動かした時にビキっとなる

こんな症状を抱えている場合、ぶら下がり運動をすることで意外と解決されるかもしれません。


首の動かしづらさは…

多くの場合、首周囲の筋肉や靭帯、筋膜などの軟部組織に負荷がかかり、硬くなり、伸び縮みしづらくなったことに原因があります。

首の筋肉は頚椎(首の骨)同士をつないでいたり、頚椎と肋骨、肩甲骨、鎖骨それぞれをつないでいます。

ぶら下がりはこれらの首の筋肉、特に頚椎と肩甲骨、頚椎と鎖骨をつなぐ筋肉への負担を軽減します。


首と肩甲上腕関節…

肩の関節には、肩甲骨と上腕をつなぐ肩甲上腕関節があります。

肩甲上腕関節では、棘上筋、棘下筋、肩甲下筋、大円筋、小円筋、三角筋と言われる複数の筋肉が肩甲骨と上腕をつないでいます。

日頃の生活の中で、肩に負担をかけてカラダを使っていると、これらの筋肉のどこかが硬くなってきます。すると、肩甲骨は上腕骨へ引っ張られるような位置に定着することがあります(外転偏位)。

肩甲骨が本来の位置からズレてカラダを使っていると、頚部から肩甲骨や鎖骨につながっている筋肉に負担がかかります。結果として、首の硬さ、動かしづらさ、重だるさなどが出来上がってしまう場合があります。

そこでぶら下がりです。

ぶら下がると肩甲上腕関節が…

ぶら下がると、体重により上腕に対して肩甲骨は下方へと引っ張られます。
その時、肩甲上腕関節をつないでいる筋肉がストレッチされます。

日々ぶら下がりを続けることで、肩甲上腕関節周囲の筋肉などの軟部組織は柔らかくなっていき、肩甲骨が本来の位置へと修正されていきます。

肩甲骨の位置が修正されることで、頚部から肩甲骨、鎖骨へとつながっている筋肉への負荷が減り、首が動かしやすくなります。

肩を上げると痛いという場合は…

既に肩甲上腕関節周囲の軟部組織が硬くなっている可能性があるため、治療が必要です。まずは病院で肩の状態をチェックしてもらいましょう。


そもそもの肩への負担を減らしたい場合…

下記ブログをチェックしてください^^
【簡単解説】疲れない首肩の使い方 デスクワーク編


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