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思いがけず、多くのスキをいただいた記事たち。
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記事一覧

元気な服に飲み込まれない、自分になる。

元気な服に飲み込まれない、自分になる。

身につけていて落ち着くのはボーダー。青や白そしてベージュ。そこに加えるのはデニム。オーバーオール。いわゆるベーシックと呼ばれる服装が好きだ。そんな中に先日、元気な新入りがやって来た。とびきり元気な花柄だ。(最後に写真あり)

昨日の記事で紹介したサイキさん主催のセレクトショップで出会った花柄のトップス。「柄はかわいいな。でも私が着るには派手だな。」そう思いつつ服をめくっていた。そんな私を見て、彼女

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会話の解像度がめきめき上がる、note術があったよという話。

会話の解像度がめきめき上がる、note術があったよという話。

夫は石橋を叩いて叩いて叩いて叩いて前に進む。対して、私は「楽しそう!やってみたい!やろう!」と思ったことには石をとんとん飛び越えてすぐ試す、まるで正反対の2人。

そんな夫から「僕もジャーナリングをやろうと思っているんだ!それにあたって、君に良いノートとボールペンを買って欲しいんだ!」と突然宣言を受け、珍しく物をねだられた。「これは妻に買ってもらったから、使わなくちゃな!」と彼は継続するためのしば

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あきらめたら、「わたし」が見つかりました!

あきらめたら、「わたし」が見つかりました!

1年半ぶりに、筆をとった。

ひとしきり書いてから、紙と筆に手を合わせ謝罪した。暗くて狭いクローゼットの奥深くに、じっとりと眠らせて、ごめんね。

わたしは誰かになれないもの。わたしはわたしの好きなものを、自由に書こう。他人の評価はしらん!(力強い鼻息)と前向きに振り切れたら、ふと筆をとりたくなった。きっかけは一冊の本。ライターであり、猟師であり、アロハで農業をはじめた農家である著者の言葉。

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生き方って見た目に現れるんだなーという話。

生き方って見た目に現れるんだなーという話。

見知らぬご婦人に褒められた日のこと。

夫の実家へ、夫の仕事帰りに合流して向かうため、たびたび電車で私は移動する。その日も同様だった。

この日記を書いた日。(ありがたいことに、友だちが20人越え!)
ヘッドホンで藤井風の「grace」を聞いて、ルンルン気分でnoteを書いていた。そろそろ駅に着くかと言うところで口が寂しくなり、バックからいつも入れているレモン味のタブレット🍋を引っ張り出した。そ

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「友達○人に話を聞いてもらった」と思えば、数は気にならない。

「友達○人に話を聞いてもらった」と思えば、数は気にならない。

「いいね」の数が伸びない。笑
「頑張る方向が違うのかな」とヤキモキもやもや。そして寂しくなる。

昨日の記事も自分にとっては大切なことに気づけた喜びと発見。それが巡り巡って誰かの心に寄り添えたらいいなと思って書いた。それは本心でありつつ、数が伸びないことはやはり複雑な気分だった。

…自分に都合のいいように考えたい。それに拍車をかけるように勝手な思い込みの渦の中をぐるぐるしていた。

「努力したも

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他人の目を気にしちゃうままでいいのか、わたし。

他人の目を気にしちゃうままでいいのか、わたし。

…よくない。よくないぞ。私は私の人生を存分に味わいたい。(喜びも悲しみもちゃんと自分で責任を負うから。)そんなことを考え始めた、師走。…きっかけはほんのちっぽけなこと。

「ジェルネイル、ハイトーンに染めた髪、キラキラしたネックレスをつけた首元」ちっぽけな事だけど、ずっとしてみたかったこと。

「教員だからやめたほうがいい」

そう自分で思い込んでやらなかった。他人からの視線を気にして出来なかった

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【本】読書記録 六月

【本】読書記録 六月

今月はまだまだ読書に勤しみそうですので、ここいらで一回書き残しておこうと思います。読んだ本と読後感を合わせて残しておく形が気に入りました。お時間がある方はお付き合いくださいませ。今回は和歌もあります。夏が近づいたからかアルコールに惹かれています。

凪に溺れる

夏が近づくと海にまつわる本が読みたくなるのは何故だろう。何かが変わるかもしれないという予感。それが叶わなかった時の絶望。きっと誰もが心の

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「心が疲れた時に救われたもの」が、自分が本当に大事にしたいもの。

「心が疲れた時に救われたもの」が、自分が本当に大事にしたいもの。

私は仕事の合間に見た青空と澄んだ空気でした。
学校の仕事の合間に、銀行までふらりと歩いた道すがら、空の青さをしあわせだなあと思ったこと。澄んだ空気を肺いっぱいに吸い込んでその冷たさに冬の訪れを感じたこと。そういうふとした瞬間の自然に、張り詰めていたこころがふっと救われていたこと。昨日、去年の日記を読み返していて気がつきました。

教室の中、人の空気でねっとりとした熱気に息が詰まると空気を入れかえ深

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何もできなくても、私たちはそのままで、そこにいて良いのだ。

何もできなくても、私たちはそのままで、そこにいて良いのだ。

ずっと仕事を休みたいという願望を持っていた。休みたいがために「後ろから車が追突してくれれば良いのに。そしたら、怪我をして休めるのに。」というかなり危険な願望をもっていた。文字にすると強烈…。

うつになるまで、私は教育現場で働いていた。(今も休んでいるので、辞めてはないんだけれど)半年前までは「病気や自分以外にもたらされた理由がないと休んじゃいけない」と本気で思っていた。思い込みっておそろしい。

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最近のnoteは、気兼ねなくお茶会をしている気分に近い。

最近のnoteは、気兼ねなくお茶会をしている気分に近い。

noteを始めたての頃。noteに綴る言葉全て、「手紙みたいな文章にしたい」と思っていた。私の言葉よ誰かのお役に立てと少し厚かましくおこがましい気持ちに溢れていた。恥ずかしい。けれど、それもその時の素直な自分だから、優しく受け入れてあげたい。すごいと思われたかったんだよなあ。

そして、そんな時期と今を比べると少し変化している。ここ数日はnoteの投稿が単純な楽しみになっていた。noteを続けて書

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GRⅢxが欲しくて欲しくて欲しくて探し回る

GRⅢxが欲しくて欲しくて欲しくて探し回る

そもそも本当にカメラが欲しいのか。ぐるぐる頭の中を問いが浮かぶ。スマホでもほとんど撮影しないのに。「手元に無いから撮影しないのだ」と思ったり、「あっても恥ずかしがらずに撮影するのか、私」と思ったり。(京都に行った時は目に映るもの残したくてしきりに写真を撮ったことを思い出す。鴨川は技量もセンスもなくてもエモーショナルに撮れるなあ。)

踏み切れないのは、人生で初めて買うカメラに十三万円払ってもいいの

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