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ダイバーシティ&インクルージョンについて

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記事一覧

カーリングにみる、インクルーシブな世界

カーリングにみる、インクルーシブな世界

オリンピックもあっという間に終わってしまいましたね。
今回のオリンピックは陰の部分と陽の部分が見え隠れしてしまった部分もありましたが、随所に見どころ満載でした。

その中でも、最後の最後までもりあがったのが、カーリング。今回出場できたのが、女子チームだけだったのですが予選リーグから準決勝、決勝と手に汗握りながら一生懸命応援しました。

カーリングというと、長野オリンピックで男子のカーリングの試合を

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幼児教育ラボ 第57弾 もりのようちえん ~セミナーレポート~

幼児教育ラボ 第57弾 もりのようちえん ~セミナーレポート~

主催者の一人でもあり、最近参加させていただいている「Believers」の代表でもある熊野英一さんがFBでアナウンスしていたのを偶然見つけたので、今回57回目にして「幼児教育ラボ」に初参戦しました。
インクルーシブ教育を公教育で、と思いつつなかなか浸透しない理由として、管理教育との相関があるのでは、と最近感じています。その反動からか、義務教育以前の幼児教育に興味を抱くようになりました。
「もりのよ

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あしたの寺子屋 キックオフイベント

あしたの寺子屋 キックオフイベント

トビタテ!留学JAPANプロジェクトディレクターの船橋氏をはじめ、様々な大物メンバーがボードメンバーとして名を連ねている「あしたの寺子屋」。
地域格差の解消、グローバル視点をもつ次世代の育成、落ちこぼれ・ふきこぼれのすくいあげ、人脈ネットワークの構築などを実践し、地方を中心とした1,000教室展開を目指し、一大ムーブメントを起こすべく、キックオフイベントが11/4に開催されました。
バラエティに富

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「ティーチング」から「コーチング」の時代へ。その背景とは

「ティーチング」から「コーチング」の時代へ。その背景とは

ここ数年、再び真剣に「きょういく」と向き合うようになって改めて感じることがあります。

それは、これからの時代は「ティーチング」ではなく、「コーチング」を欲する時代になるであろう、ということです。

思いに至った背景を記しておきたいと思います。

戦後の人材不足。そしてもてはやされた「金の卵」遡ること、70年あまり。
敗戦国・ニッポンは、壊滅的な状況でした。
一番の働き手であり、これからの日本を背

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ヘッドファーストとフットファースト

ヘッドファーストとフットファースト

先日オンラインで参加していた、「21世紀を生きるこどもたちをどう育てるか」。
この中で、「いまの人たちはヘッドファーストの方が多い、ただしこれから未来を見据えていくにはフットファーストでいかないとたちゆかなくなる」というお話をうかがい、はっとしました。

実はGoogleで「ヘッドファースト」「フットファースト」を検索しても、ダイビングの動画ばかり出てくるので、専門用語としてこのような言葉は存在し

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大谷育美のモンテッソーリトーク!

大谷育美のモンテッソーリトーク!

「じぶん革命塾2020」でともに起業に関するエッセンスを学んでいる大谷育美さん。モンテッソーリ教育の英語幼稚園を福岡県北九州市で展開しています。
実は、私も2014年に再び東京に転居するまで14年ほど北九州市に住んでいました。その時は彼女とは知り合いではなかったのですが、今年はじめに訪れた萩合宿時に知り合いました。今回のセミナーで、以前私が毎日のように買い物に行っていたショッピングモール内でモンテ

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21世紀を生きる子供への大人のかかわりかたvol.2--イベントレポート

21世紀を生きる子供への大人のかかわりかたvol.2--イベントレポート

7/5(日)、Skyrocket Projectさん主催の教育トークショー「21世紀を生きる子供への大人のかかわりかた」が開催されました。
ゲストにインフィニティ国際学院の大谷真樹先生、トビタテ!留学JAPANプロジェクトディレクターの船橋力先生、ドルトン東京学園副校長の安居長敏先生をお招きし、日本の学校教育の現状と選択肢をもう少し広くしたこれからの教育の展望を考察しました。
今後の教育に大人はど

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声をかけることと耳を傾けること

声をかけることと耳を傾けること

先日、オレンジリボンのイベントで意気投合して立ち上がった任意団体、すまいる・ぼんばーの一部メンバーが集結してプチ会合が開かれました。
この団体は、メンバーそれぞれが個性的なキャラクターを持っており、関わっている場も様々です。
医療現場、就業支援施設、相談員、ライター、メディア、福祉施設、教育現場、主婦業、金融業、などなど。
これだけ多くの現場に携わりながらも、おそらく根底にある思いの部分で共通項が

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「みんなちがってみんないい」:「みんなちがったほうがいい」=ダイバーシティ:インクルージョン?

「みんなちがってみんないい」:「みんなちがったほうがいい」=ダイバーシティ:インクルージョン?

私は今、ダイバーシティ&インクルージョンをメインテーマとしているNPO法人GEWELをはじめ、さまざまなところでD&Iを学んでいます。

自分は物事を視覚的に捉えるタイプだと思っているので、ダイバーシティとは、インクルーシブとは、という定義づけをいろいろな言葉や絵に置き換えて視覚的なものに転換するようにしています。
今回はそんななかふと思いついた、一考察です。

桜丘中学元校長の西郷孝彦先生。
西

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ステキな出会いと素敵な生きざま

ステキな出会いと素敵な生きざま

昨年末から今年にかけて複数の団体に関わることとなりました。
その中のひとつ、すまいる・ぼんばーは、磁石に吸い寄せられるかのような不思議な出会いと、なにかをやりたいという熱量の高い人たちが集まって勢いでできた団体です。

コロナの影響でなかなかリアルに会うこともできず、社会人としてそれぞれが忙しく活動している中、久々の会合がありました。そこで更にポリオを患いながらも前向きに前進し続けている「とらさん

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「生きる」について

「生きる」について

数日前、15歳の高校生が投稿していた記事を読ませていただきました。
自分の娘や息子と同世代であり、高校生になったばかりの彼は実際に何度も会って話をしたことがありますが、この記事同様、とてもクールで、観察力にも長けています。大人である私たちはもう少ししっかりしなければと思いつつも、このような頼もしい若者がどんどん増えてほしいと願っています。
そんな彼が、かなりの長文ではありますがこのような記事を掲載

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