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生き死に・世の中・哲学・心理

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2018年12月の記事一覧

広義では、みな、人生のディレクターであり、デザイナー。

人生の方向性を見極めるのが「ディレクション」。見極めた方向性を形づくるのが「デザイン」。

「人生」とは、電気グルーヴの前身でもある。

「自分を生きること」に、焦点を当てる

「自分を生きること」に、焦点を当てる

「ひきこもり」の方々が、気になること。
「自分探しの旅」に出る人たちに対して、「そんなもの探しても意味ないよ」と言い切れないこと。
それは、私自身が彼らと同じような思いを抱いているからなのではないかと、思うようになった。

ひきこもる人々も、自分探しに出る人々も、皆「自分とは何者か?」という問を突きつけられて、一般的な社会で生活し続けることがままならず、部屋にこもったり、旅に出たりする。
こもるこ

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「幸せだけど、たのしくない」? 夫婦のかたちを考える

「幸せだけど、たのしくない」? 夫婦のかたちを考える

「このままじゃ、パートナーとして好きって気持ちを失っちゃう」

夫にそう伝えたのは天皇誕生日の夜、みんながそわそわするクリスマスイブイブ。ふたりでストーブにあたりながら赤ワインをあけているときだった。

◆   ◆   ◆

2018年は、てんやわんやな一年だった。

まず、赤ちゃんから幼児へ猛スピードで変化する娘との生活は、はちゃめちゃに幸せだった。

腰がすわった、笑った、食べた、歯がはえた、

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東大を舐めるな、に思う

東大を舐めるな、に思う

「東大を舐めるな」というnoteがバズっている、らしい。

「らしい」というのは「下のnote」にそう書いてあったからで、実際にどんだけバズったのかは、よくわかっていない。
noteはホーム画面しか見ないわたしが「下のnote」を見つけたのは、Twitterのフォロワーさんから流れてきたってだけなので。まぁ、なるほどなーとおもって見てたのですが。

で、ちょっと興味を持って「東大 舐め」でnote

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夢をバカにされても自尊心を保つ方法

私はnoteを神社か何かだと勘違いしている節があり、やたらとnoteに夢を書いてしまう。

そういえば、noteを始める前から人に夢を喋りがちだ。

人間には「手に入れたものを自慢したい欲求」があるとされているけど、私には「欲しいものを言いたい欲求」がある。

誰しもそうだと思っていたけど、そうでもないらしいことに最近気づいた。



世の中には、「人に夢を話せない」という人も多い。

ある友人

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対話は難しい…

対話は難しい…

サボっていた訳ではなく、誰も投稿を期待してない中で一人でも多くの方に読んでいただくためにあれこれ考えていたら月日が経っていました。

という訳でいきなりのtwitterのリンクを貼り付けてみます。

この言葉の展開にグッときました!
「共話」初めて聞く言葉です。

12月8日に東京で開催されたsoar conferenceに参加しました。テーマは「語り」

ゲストは浦河べてるの家の向井地さん、そし

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書きたくないものを書くのが苦しかったこと

書きたくないものを書くのが苦しかったこと

ありがたいことに、毎日何かしらの文章を仕事で書いている。「書けない」ことはあっても「書きたくない」と思うことはない。

それは、書きたいことを書いているからだろう。

私は、気づいたら誰に頼まれたわけでもない文章を勝手に書いちゃってるくらい書くことが好きだけど、それは書きたいこと限定だ。文章ならなんでもいい、というわけではない。

だから、書きたくない文章を書くのは苦痛だし、やっぱり書きたくないの

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なれなかったものを数えてもしかたない

私は美容師にも、販売員にも、空間デザイナーにも、ステージデザイナーにも、なれなかった。
いや、一度は歩んだのだけれど、今は違う。なので、そう名乗ることもできない。なってないものは、どうしようもない。

とはいえ、そんな"なれなかったもの"を数えたってしかたない。

人生の指標を元に、ゴールに持っていくにはどうすればいいのかを考えていた。気になったものはとにかくやってみる。20代後半はそんなふうに駆

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