インターネット革命のリベンジがブロックチェーン革命であり仮想通貨はギャンブルコインです
こんにちは。しちゃうおじさん(以下「しちゃおじ」)です。
今回の記事は、いつもと毛色の違うテーマで書いてみたいと思います。
皆さん「仮想通貨」という言葉をご存知ですよね?
現在は「暗号資産」と呼称が変更されていますが、おそらく「仮想通貨」の方が世間一般に浸透しているかと思いますので、ここではあえて“仮想通貨”と表記したく思います。
誰もが知っているようなメジャーどころの仮想通貨と言えば、「BTC(ビットコイン)」「ETH(イーサリアム)」「XRP(リップル)」があります。
仮想通貨コミュニティにおいては、それぞれに推しコインが異なっていて、まさに昼夜を問わずけんけんがくがくの議論(?)というよりは、やじりあいで盛り上がっています。
さて、「しちゃおじ」がどのようにこれらの仮想通貨を視ているか?というと「BTC(ビットコイン)」「ETH(イーサリアム)」「XRP(リップル)」などのメジャーコインを含めて、「取引所という名の賭場」で使用されるギャンブル用のコインだと認識しています。
なぜなら、これらの仮想通貨はブロックチェーンとは名ばかりのギャンブルコインとしてしか使い道がないからですね!
ドージコインとか柴犬コインなどのジョークコインが時価総額の上位に位置している時点で、仮想通貨がいかにデタラメな市場(マーケット)であるか?が明白になっています。
また、一時期流行ったICOに続く新手の詐欺としてNFTが注目を浴びていますが、上記のようなギャンブルコインに紐づいたNFTというのもギャンブル用のカードに過ぎません。
NFT(Non Fungible Token)自体は好意的に視ていますが、ギャンブルコインに紐づいたNFTは単なるギャンブルカードだと認識しています。
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インターネットによる情報革命の終焉
ここで少し時代を巻き戻します。
「しちゃおじ」は元々、インターネットによる情報革命に文字通り胸を踊らせてネットビジネスに参入した過去があります。
『資本も人脈も学歴もない個人であっても、パソコン1台とネット環境があれば無限に広がる仮想空間で自由自在に活躍することができる!この空間においては自由競争が繰り広げられていて自分のがんばり次第でどこまでも成功の階段を登っていくことができる!』
と、本気で考えてワクワクしたものです。
ところが、現在のインターネットの世界はどうでしょうか?
いつの間にかネットの世界は資本にものを言わせたグローバル企業に徐々に侵食されていき、ついには公に言論統制や情報操作が横行するような世界へと変貌してしまいました。
YoutubeやTwitterを見ていてもわかる通り、最早テレビや新聞となんら変わりません。
ちなみに、このインターネット革命の終焉は、今にはじまったわけではありません。
例えば「しちゃおじ」が身近に体験したこととしては、ドメイン管理事業者やサーバーホスティング業者が次から次にとある会社に買収されてしまうことで、それまで素晴らしいサポートを提供していた会社が機械的な対応しかできない会社へと豹変してしまいました。
また、別の身近な体験としては、それぞれに特徴のあった検索エンジンサービスが一社また一社と撤退していき、ついには実質的にGoogleが市場を独占する形となりました。
他の検索エンジンよりもGoogleの検索精度が優れていたことが理由ではありますが、最近の検索アルゴリズムに関しては決してフェアだとは思えませんし、インターネットによる情報革命にワクワクしていた世界線とは大きくかけ離れた姿となってしまっています。
つまり、「しちゃおじ」がおよそ18年前に胸を踊らせていたインターネットによる情報革命は、完全に失敗に終わってしまったのです。
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仮想通貨ではなくブロックチェーン
「しちゃおじ」は、仮想通貨ばかりが話題になってしまっている現状に違和感しかないのですが、注目すべきは仮想通貨ではなくブロックチェーンという概念であり技術です。
このブロックチェーンを簡潔に説明することはとても難しくて、技術的な側面にフォーカスして書いてしまうと「しちゃおじ」自身もワケワカメになってしまいますので興味のある方は専門書を読んでいただきたいのですが、ここではざっくりと以下のようなシステムだと思ってください。
ブロックチェーンとは?
未熟な存在である人間の意図を排して、あるがままに各種データを同時並行に公開記録していくことで、時間の経過と共に不正や改ざん可能性が0に近づく恒久システム。
一応補足しておきますが、上記はとてもややこしくて複雑な概念であるブロックチェーンを「しちゃおじ」が勝手に定義したものですので、これが正解ではありません。
で、さらにざっくりと言ってしまうと、「人間の未熟さを、意志や努力ではなく、機械的なシステムで、自動解決してしまう技術」のことだと思ってください。
例え不正や改ざんをしたいと思っても、それをすることが割に合わないシステムになっているために、結果として不正や改ざんをする人がいなくなるという理屈ですね!
世間で話題になっている「仮想通貨」や「NFT」というのは、このブロックチェーン技術を使った商品・サービスのひとつに過ぎません。
繰り返しになりますが、注目すべきはブロックチェーンという概念であり技術です。
ここを理解していない方があまりに多すぎるので、「しちゃおじ」は仮想通貨コミュニティからは距離を置くことにしています。
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BTC・ETH・XRPに対する認識
あくまで参考までに、2022年現在での仮想通貨(BTC・ETH・XRP)を「しちゃおじ」がどのように認識しているか?を簡潔にまとめると、以下になります。
BTC(ビットコイン):
フロッピーディスク並みに使い道がない。ライトニングネットワークなどブロックチェーンですらない。最早デジタルゴールドといった虚像にしか生き残る術がない。
ETH(イーサリアム):
技術オタクの自己陶酔おもちゃ。セカンドレイヤーなどブロックチェーンですらない。ICOでイエローカード、実質ロールバックでレッドカード。詐欺コインの元凶。
XRP(リップル):
コイン名が可愛いので人気。民間企業の送金サービス用トークンであってブロックチェーンではない(SWIFTにさえ敵わなそう)。楽天ポイントとたいして変わらない。
上記を読んでいただいた通り「しちゃおじ」はこれらの仮想通貨をブロックチェーンとしての観点から見ているので、こういった評価になっています。
先述した「ブロックチェーンとは?」をもう一度読んでいただきたいのですが、「BTC」はフロッピーディスクレベルの記録しか行えず、「ETH」はICOでの集金や実質的なロークバックをしている時点で問題外、「XRP」に関してはそもそもブロックチェーンと言えるような代物ではありません。
※補足事項:
「しちゃおじ」の勝手な評価ですので、推しコインの方は気になさらずに。プロフィール記事に書きました通り、3,000万円の投資詐欺に遭うくらいに見る目がありませんので。
また、ブロックチェーンの基盤技術でもあるコンセンサスアルゴリズムですが、いつの間にやら「PoW(プルーフ・オブ・ワーク)」「PoS(プルーフ・オブ・ステーク)」の他に、「PoI(プルーフ・オブ・インポータンス)」「PoC(プルーフ・オブ・コンセンサス)」「DPoS(デリゲート・プルーフ・オブ・ステーク)」などが考案されているようですが、『PoW以外はブロックチェーンではない』というのが「しちゃおじ」の認識です。
その理由としては、再度「しちゃおじ」が勝手に定義した「ブロックチェーンとは?」を読んでくださいね!
※「ETH」はPowからPoSに移行予定ですので、ICOで1アウト!実質ロールバックで2アウト!PoS移行で3アウト!の試合終了になります。
で、上記のような仮想通貨にはまったく興味がないのですが、ブロックチェーンに関してはインターネット誕生以来の強い興味・感心を持っていて、実際に投資もしています。
なぜならブロックチェーン革命によって、世界が一変する可能性があるからです。
儲かりそうだから投資をしているのではなく、世界を変えてくれる可能性に期待をして投資をしています。仮に世界が一変するならば、結果として利益もついてくるでしょう。
最近では、元Twitter社CEOのJack Patrick Dorsey(ジャック・ドーシー)、Facebook社(現Meta)CEOのMark Elliot Zuckerberg(マーク・ザッカーバーグ)、SpaceX・TSLA社CEOのElon Reeve Musk(イーロン・マスク)などが積極的に絡んできていますよね?
彼らが、それぞれどのような顛末をたどるのか?今後の行方にかなり注目をしています。
さて、インターネット革命のリベンジがブロックチェーン革命であることを理解している人がこの日本に一体どれだけいるのか不明ではありますが、いつまでも「仮想通貨」や「NFT」に夢中になっているようでは新時代の幕開けに取り残されてしまいますよ!
※注意事項:
ここに書いたことは、あくまで「しちゃおじ」の現時点での個人的な見解です。「あの時こんな風に考えていたんだな...」と後日振り返って確認するための記録に過ぎませんので、間違っても投資に関する助言だとは思わないでくださいね。
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以上 – インターネット革命のリベンジがブロックチェーン革命であり仮想通貨はギャンブルコインです – でした。
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