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世界は動いている。カラ売り屋も中国も
最近の読書は、常々お世話になっている、ロンドン在住の黒木亮先生の新作『カラ売り屋vs仮想通貨』。
いやいや驚きました。ブロックチェーンについては、高城剛さんの『2049』でも扱いましたし、ロンドンのフィンティックスタートアップも2018年に取材したのですが、こんなことになっているとは! 仮想通貨に手を出さなくて良かったです(笑)。
金融畑ご出身の黒木さんですが、資料だけでなく、足も使って地道に調
『BTS オン・ザ・ロード』に読む、ハイブリッド型アイドルの奥深さ
とても勉強になった!
ソウル大学言論情報学科教授のホン・ソクキョン氏が分析するハイブリッド型カルチャーBTSの本。氏はフランスのボルドー大学で13年間、副教授として在職していたため、欧米を通した観察者の視点で綴られています。調査も米国とヨーロッパで1年かけたとのこと。
●トランスメディアで語られる米国エンターテインメントとの親和性
●YouTubeとTwitterなどのSNSのユニークな駆使と「
『人新世の「資本論」』斎藤幸平・著(集英社新書)が一石を投じる、さまざまな気づき
著者の斎藤幸平さんが仕掛けた、冒頭の「SDGsは大衆のアヘンである」に、えっ、そうなの⁉️ と、まずは引き込まれました。
またさまざまな気づきが提示されます。
①地質学的には「人新世」と呼ばれる時代に突入している。
これは人類の活動が地球に大きな影響を与えていることを示す新造語である。
②資本主義には限界があり、科学発展をする時間的猶予はもうない。
コロナも行きすぎた環境破壊、資本主義への一
朝井リョウさんの『スター』を読んで、今のクリエイティビティって⁉️
最近の読書は朝井リョウさんの『スター』と、マシュー・D・ラプラントの『老いなき世界』。
後者は2022年を見据えた出版物の資料としてサクッと読めましたが、朝井さんの本は刺さる言葉がいくつかあって、速読みの私が4日ほどかかりました。
主人公は、学生時代に新人の登竜門となる映画祭のグランプリを受賞した、ふたりの22歳男子です。
「質のいいものに触れろ」と子供の頃から育てられた熟考型と、勘の鋭いアーテ
「Emily in Paris」のビッチ役💖
Netflixの「エミリー、パリへ行く Emily in Paris」が世界中の女の子を巻き込んで人気です。
今回は、エミリーの上司シルヴィーに焦点を当ててみます。演じているのは、Philippine Leroy-Beaulieuというフランス女優。パリに行ったら、一度は経験するあるあるな意地の悪さはあるものの、個人的には好感度高めです。
例えば、こんなところ。クライアントの香水の広告キャンペ
Oshareな人、Maxine
昨日はMaxine Van-Cliffe Arakawaさんとミーティング@成城アルプス。私たちの後ろの絵は東郷青児によるものです。
彼女は71歳で、モデル&DJとして有名なElli-Roseさんのママでもあり、その人生は刺激に満ちています。
NYではアナ・ウインターと仕事をし、来日してからは、イッセイ・ミヤケのショーのメイクを皮切りに、森英恵さんのショーの演出を23年間務め、ボブ・ディラン
最近手に入れたフレグランス
5月下旬に発売されたZARAとジョー・マローンとのコラボフレグランス。6月に気づいた頃にはsold outだったのですが、先日ふとオンラインで見つけたので、説明文だけで想像を膨らませ、一番小さなロールオンタイプを購入してみました。
Evony Wood
(ペッパー/クローブ/エボニー)
力強さを感じるマスキュランな印象の香り。シルクシャツに上質なレザートラウザーを着こなして南太平洋の高速をルーフ