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世界は動いている。カラ売り屋も中国も

最近の読書は、常々お世話になっている、ロンドン在住の黒木亮先生の新作『カラ売り屋vs仮想通貨』。


いやいや驚きました。ブロックチェーンについては、高城剛さんの『2049』でも扱いましたし、ロンドンのフィンティックスタートアップも2018年に取材したのですが、こんなことになっているとは! 仮想通貨に手を出さなくて良かったです(笑)。
金融畑ご出身の黒木さんですが、資料だけでなく、足も使って地道に調べていらして、舌を巻きます。


他に明らかにJALを扱った『巨大航空会社』、イーロン・マスクを示す『電気自動車の風雲児』も収録。最後まで手に汗を握りました。読後、急に思い出したのですが、何年か前にSFで全米最大のドローンの会社3DロボティクスのCEOである、クリス・アンダーソン氏を取材した時のコーディネーターが、イーロン・マスクと仕事をしたのだそうです。それが、ひとりでキチンと服を着ることが出来ないくらい多動症だったそうで、つまりは真性の天才ということなんでしょうね。。。やはり。

巻末に、金融・経済・法律用語集も収録されていて、親切です。

もう1冊も、中国の底力を改めて認識しました。すべての暗号を破れる量子科学衛生の打ち上げや、宇宙版"一帯一路"を進めているとは。。。恐ろしい。

2冊とも世界は動いていることを実感できて、動けない今にしみじみ。現在進行形で勉強していないと駄目ですね。

(Book Bang) dlvr.it/S707J2

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