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noteの旅で出逢えたお話し

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旅先での出逢いでこれからの行き先を決めたりします。noteを旅する中で出逢い、これからの行き先を考える上で大きく刺激をいただいたnoteです。
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#教育

日本サッカーのボトルネックは日本の教育。サッカーの為に、子どもたちの為にできること

日本サッカーのボトルネックは日本の教育。サッカーの為に、子どもたちの為にできること

皆さん、明けましておめでとうございます。

ものすごく久しぶりのnoteですが、2020年はしっかり書いていこうと思います。

この機会に自分のこれまでを振り返りながら、タイトルにある話をしていきたいと思います。

サッカーの本質を学んだ大学時代私は2014年に「大人になってから学ぶサッカーの本質とは」というブログを立ち上げました。まずはそれまでの経緯を書いておきたいと思います。

もう10年以

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怪獣化してしまうサッカー選手。

怪獣化してしまうサッカー選手。

ここ最近、福岡県内の
とあるジュニアユースチームに
とてもとても気になる選手がいるのです。

中学2年生のその選手は
個人で相手を剥がしていける高い能力を持っていて
試合を決定づける仕事ができる優れたアタッカー。

ひとつ上の世代相手にも怯むことなく
その能力を発揮している将来が楽しみな選手です。

でもですね
自分が気になっている理由はそれではなく
彼が今の時代では珍しくなった「怪獣くん」だから

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心地よさの源泉は「単純作業」にあり?AI時代に際立つ瞑想空間としてのキャンプ

心地よさの源泉は「単純作業」にあり?AI時代に際立つ瞑想空間としてのキャンプ

広大な北海道キャンパス内にみずから野外教育のためのフィールドを切り開き、プライベートでも渓流釣りや山菜採り、キノコ狩り、バックカントリースキーなど一年を通して野山を歩く。國學院大學北海道短期大学部・田中一徳教授が「北海道の冒険王」と称されるゆえんです。

そんな田中教授に今回語ってもらうテーマは「野外活動における瞑想」について。

自然の中でさまざまなアクティビティに取り組んでいると、時間を忘れて

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本当にサッカーが上手いとはどういうことか。

本当にサッカーが上手いとはどういうことか。

このnoteを始めたとき
一番最初に書いた記事は簡単な自己紹介で
タイトルは『あちこち、あれこれ』というもの。

これ結構、自分のことを正確に表しているなと。

昔も今もずっと「あちこち、あれこれ」な感じで
それが楽しくて、心地よくもあるんです。

で、不思議とそれが
こうした文章の中にも表れるときがありまして。

ついこの間
『大人になってから学ぶサッカーの本質とは』
という大人気サッカーブログ

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自分の人生をジャンク時間に使わないこと

自分の人生をジャンク時間に使わないこと

小室圭さんが司法試験に合格してニュースになってました。
皇室関係の細かいことには一切興味がないのですが、外国語で資格をとるのはかなり大変だと思うな……。
本当にすごいことです。

「パンデミック中の過ごし方」の結果が出ている今日この頃です。

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自分ならではの違いを見つけ出していくこと。

自分ならではの違いを見つけ出していくこと。

1ヶ月ほど前
中学3年の選手とLINEのやり取りをしたときに
ふと彼のステータスメッセージを見ました。

ステータスメッセージとは
LINEのプロフィールに文章を入れられる機能のこと。

なーんて偉そうに説明してますが、中学生たちに
「え、コーチ、ステメ知らないんですか!?」
と馬鹿にされながら教えてもらったのですが…(笑)

で、彼のステメには
サッカーへの思いや名言などが綴られていて
その中に

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偏差値教育などの「エクスクルーシブ教育」は、なぜ人の心を蝕むのか

偏差値教育などの「エクスクルーシブ教育」は、なぜ人の心を蝕むのか

先日、ダウン症のお子さんが国際バカロレアの小学校で表彰された動画を紹介しました。では、なぜこんなことが可能なのか。ヒントは学校の先生の話にありました。

同じ動画。校長先生のDr Vincent Chianさんによる「エクスクルーシブ教育はなぜ問題なのか」が衝撃的でした。

偏差値で人を分けるような教育は、人の心を病気にする、というのです。

日本で行われている「エクスクルーシブ教育」インクルーシ

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周りの人が真面目すぎてちと辛い件

周りの人が真面目すぎてちと辛い件

タイトル通りです。本日はぶっちゃけます。

2月に「日本からはみ出した人に読んでもらえたら」と思い、本(「子どもが教育を選ぶ時代へ」)を出ししました。

久々に、日本在住の読者と交流して思うことは、「みなさん、真面目すぎ」です。すいません。本音です。

反対に、私の発信を見て、「不真面目すぎ」と呆れたり、なんかモヤモヤしてる人もいると思うので、今日は少し本音を晒しておきます。

劇薬注意です。以下

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人は自分のためだけに生きて幸せになれるのか

人は自分のためだけに生きて幸せになれるのか

2月に、松井博さんが考えさせられる記事を書いてました。

僕らは、自分だけの幸せを追求して生きられる社会を手に入れたはずなのに、気がつくと、不幸な人が日々量産される社会を生きています。相変わらず自殺は多いですし、 右も左もうつ病の人だらけですし、 アメリカはオピオイド中毒の人ばかりです。少子化はガンガン進み、 年金制度も風前の灯です。

今日はこのことについて考えてみます。

「子育ては損」の大合

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いじめをどうやって止めるか、具体的な例を海外の先生たちに聞いてみた

先日は質問への回答で、いじめが「ある」と認識するところから、いじめの解決が始まると書きました。

今回はその続きです。

マレーシアで学校の取材を続けていると、先生方は「いじめはあります。こんなふうに対処しています」と言います。

具体的にどんなふうにやっているのか、書いてみます。

いじめに対するいろんなアプローチがありましたまずはいじめを「ある」と認識することです。

マレーシアにはインクルー

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世界一「子どもが幸福な国」から学ぶ

世界一「子どもが幸福な国」から学ぶ

column vol.141

日本が「子どもの精神的幸福度ワースト2」になったことで有名になったUNICEFの調査ですが、子どもが最も幸せな国に輝いたのが「オランダ」です。

2013年に行われた前回調査に続き、連続で1位。先日、農業分野で同国を取り上げましたが、ワークライフバランス最先端国にも選ばれたりなど、兎角注目されています。

〈AMP / 2020年11月30日〉

子どもが幸福な理由

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ロックダウン中に、オンラインでビジネスを始めちゃう子どもたち

こんにちは。

海外に来て驚くのは、ビジネスを始める年齢が早いことです。

ビジネスを始める小学生たちマレーシアでも、小学生で何かを売っている子供はわりとふつーです。

安く仕入れて高く売るーーが商売の基本です。
日本のお菓子やラーメンを売ったり、自分で描いた絵を売ってた子もいました。長男も学校でジュースと缶詰を混ぜて、少し利益が出るようにして売っていました。

マレーシアで有名なアニメ「Upin

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日本人の自己評価が下がるのはマーケティングがすごすぎるから? 学校で広告リテラシーを学ぶ高校生を見て考えた

日本人の自己評価が下がるのはマーケティングがすごすぎるから? 学校で広告リテラシーを学ぶ高校生を見て考えた

日本からマレーシアに来て一番感じるのは、「日本は広告大国だ」ってコトです。

日本のマーケティングは凄すぎる
世界的に見ても、とくに街にポスターや広告、看板が溢れています。

これを実験的にアートにしたのが、「世界東京化計画」。2016年のベニスビエンナーレに建築家の石井大五氏が出典した作品です。

「世界東京化計画」では、東京とは縁もゆかりもなく、その都市景観も似ても似つかない都市の交換可能な部

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学校教育で身に付く能力と、失われる能力。今、不登校の人のチャンスは限りないかもしれない

学校教育で身に付く能力と、失われる能力。今、不登校の人のチャンスは限りないかもしれない

最近、とある大学の先生と「今、日本で不登校の人のチャンスはとてつもない」って話をしました。

学校教育で身につくのは「手足になる能力」以前、私は、

「ブレーンになる人」「手足になって働く人」の両方がいて、社会って成立してると思う。

って書きました。

マレーシアの会社を見てても「全員がクリエイティブ」ってトコはない。トップダウンの企業がけっこう多いです。

そしたら元アップルの松井博さんが、

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