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【ブックレポート1 『吃音 伝えられないもどかしさ』近藤雄生著 新潮社 初版2019年1月30日】
【筆者/作品の概要】筆者である近藤雄生氏(以下敬称略)は1976年東京生まれのライターだ。
大学院卒業後、結婚、5年半の間妻とともに世界を旅しながら週刊誌にルポタージュを寄与していく。
帰国後、京都市に住み、主にサイエンスライターとして活躍中。
この本は筆者自身もそうであった吃音をテーマとして行った吃音者への取材をもとにしたノンフィクション作品だ。
【感想】私自身複数の障害を持っており、普段から
【年間500冊を読みこなすカナディアンの読書お悩み相談室⑤】Q 書店で読みたい本を見つけるとすぐに購入するんですが、読まないまま本棚の飾りになってしまっています。どうすればいいでしょうか?相談者:りょんさん
解答:本は1冊まるごと読まなくてもいい
カナディアン:確かに、書店に行って面白そうな本を見つけると面白そうでつい買ってしまいますよね♪
りょん:そうなんですよ♪ けど、結局読まずにいる本も多いんですよね。
カナディアン:そもそも、りょんさんは本をどう読んでいますか?
りょん:どうって?普通に最初から最後まで普通に読みますけど?
カナディアン:たぶん、それが理由でどんどん未読本が増えていくん
【今週の書籍/出版関係ニュース考察】【Amazonで「AIが生成した低品質の伝記」が急増、AI生成書籍の氾濫を食い止めるためAmazonが一部ジャンルの出版制限を開始】Gigazine 2024.3.4
【ニュース概要】ニュース元
●テクノロジー系ジャーナリストであるカラ・スウィッシャー氏の回顧録「Burn Book」が発売。この本が発売される少し前から、Amazonで「AIが生成したスウィッシャー氏の伝記」が大量に出版されていたことが報道
●一端AIが生成したスウィッシャー氏の伝記はほぼ削除されたが、別の伝記は依然として多数販売されている
●Amazonは自費出版サービス「Kindle ダイレ
年間500冊以上読むカナディアンのおすすめの一冊 ブックレビュー:『ファンベースー支持され、愛され、長く売れ続けるために』佐藤尚之 著 ちくま新書 2018.2
【内容概略】●キャンペーンや短期施策よりも売れ続けるにはファンベースを築くことが大切
●ファンベースは売上の上位2割の顧客を大切に共に成長していく戦略
●ファンは売上を確保してくれるだけでなく新規顧客も呼び込む
●ファンを育てるためには共感・愛着・信頼を意識する
●ファンは熱狂・無二・応援えお意識する事でコアファンへと変わっていく
●ファンベースとキャンペーンを組み合わせる事で長く売れ続ける事業を
【カナディアンの書店/図書館/ブックカフェ探訪③】【Book Cafe Co-Necco】東海地区最大! 精神/発達障害者が集まるブックカフェ
今回は名古屋市天白区にBook Cafe Co-Neccoに行ってきました。
この記事ではその様子をレポートします。
【こんな人におススメ】●障害について悩みを持っている方
●話し相手が欲しい方
●障害関係の本に関心のある方
Book Cafe Co-Neccoは名古屋市昭和区八事に2014年に店主のrasukaruさんがオープンしたブックカフェです。
Rasukaruさんはアスペルガーの息子
イベントレポート:空き家 (余白)があるから面白い ―マーケット(にぎわい)が紡ぐまちの風景 登壇者:小田井 孝夫、 岡西 康太 場所:港まちポットラックビル 名古屋市
2024年3月17日(日)、名古屋市港区築地口駅付近にある港まちポットラックビルに港まちづくり評議会主催のイベント
『空き家 (余白)があるから面白い ―マーケット(にぎわい)が紡ぐまちの風景』
に参加してきました。
登壇者は「港まちづくり協議会」所属で「みなと土曜市」主催であるさかさま不動産の岡西慶太さんと北区清水、尼ケ坂で空き家再利用の活動「NAGOYA AKIYA LOOK BOOK」主催
【今週の書籍/出版関係ニュース考察】【<夜間の無人書籍販売>が好調!広がりを見せる「MUJIN書店システム」は本屋さんにとっての光となるのか】Yahoo!ニュース 2024.3.4
【ニュース概要】ニュース元
●取次大手トーハンやNebraskaが夜間の無人書店を23年から展開
●無人営業開始の時間になると、自動ドアの前に立っただけではドアが開かなくなり、その後入り口のサイネージからQRコードを読み込みにより入店可能に
●会計はセルフレジ、キャッシュレス決済のみの対応
●無人店舗を取り入れた店舗は全国書店の売上前年比が94.5%のところ、106.6%と大きく上回る結果を挙げ
【年間500冊を読みこなすカナディアンの読書お悩み相談室④】Q 読みたい本があるのですが、どうしても読書時間を捻出する事が出来ません。どうすれば読書時間を創れますか?
解答:スキマ時間を有効活用しましょう
カナディアン:確かに、読書をするために時間は必要です。なかなかまとまった時間を捻出するのは確かに難しいですよね
アメリカン:そうなんですよ…
カナディアン:ただ、時間がないと言いつつ。時間の棚卸をしてみると意外とスキマ時間はあるものなんです。
アメリカン:スキマ時間ですか!例えば、どんな時間の事なんでしょうか?
カナディアン:私がおすすめするスキマ時
年間500冊以上読むカナディアンのブックレビュー:『窓際のトットちゃん』黒柳徹子 作 講談社文庫 1984.4
【内容概略】●黒柳徹子さんの小学校時代を描く自伝的小説
●自由奔放なトットちゃん(黒柳徹子)の日常から子供の世界観を思い出す
●元祖発達障害系小説。戦前の先進的な学校から今の教育環境を考え直せる
●子供の世界観を崩さず丁寧に描く黒柳さんの見事の文章
【こんな人におススメ】●子供の世界観を思い出したい方
●教育の在り方について関心のある方
●発達障害者への教育について関心のある方
●戦前の社会を子
【年間500冊を読みこなすカナディアンの読書お悩み相談室③】Q 先日、友人に今読んでいる本の内容を聞かれたんですが、思った以上にうまく説明できませんでした。理解しているつもりだったんですが、どうすればうまく説明できたんでしょうか?
相談者:アメリカンさん
カナディアン:確かに、本の内容を理解できている事と説明できることは話が変わってきますよね。でも、そのどちらのスキルも鍛えられる方法があるんですよ♪
アメリカン:えっ!そんな方法があるんですか?
カナディアン:はい!あります!
アメリカン:是非教えてください!
カナディアン:もちろん!それは読書会に参加する事です。
アメリカン:読書会?それはどういったものですか?
ブックレビュー:『これからの本屋読本』内沼晋太郎 著 NHK出版 2018.5
【内容概略】●ネットが普及し本屋のあり方が大きく変わってしまった時代に本屋のあり方、本屋と人とのかかわり方について問い直す
●書店開業コンサルを長年続けてきた著者が開業のために必要な情報を具体的に公開
●本屋を本業として生きていく、本業に本屋を取り入れるなど現代の本屋開業のモデルを具体例を交えて提示
●本屋という生き方を生活に取り入れる提案
【こんな人におススメ】●本屋が好きな人
●本屋を開業し
イベントレポート:『本屋のミライとカタチ 新たな読者を創るために』北田博充 編 トークイベント② 登壇者:北田博充、山下裕、古賀詩穂子 場所:TOTEN BOOKSTORE 名古屋市
前編からの続き
この問題(ネット書店の普及に対して時代にリアル書店が対応できていない問題)への一つの対策として北田さんがこの本で提示しているのが「個人の時代」です。
つまり、本屋の店主のパーソナリティーがファンを作り、本が売れていくという状態です。
それは従来の書店や出版社側が進める本を消費者が買うという事ではなく、店主が進める本だから、先輩が進める本だから、好きなユーチューバーが進める本だから
【今週の書籍/出版関係ニュース考察】【トーハン/書店スペースレンタル「ブクマスペース」にTSUTAYA55店舗登録】流通ニュース 2024.2.21
【ニュース概要】●トーハンとトップカルチャーはトーハンが運営する書店スペースレンタルプラットフォーム「ブクマスペース」に、トップカルチャーが運営する蔦屋書店/TSUTAYA店舗計55店を新たに登録した。
●「ブクマスペース」は、店頭スペースをイベントなどに提供できる書店と、商品やサービスを店舗で紹介・販売したい事業者をネットでマッチングするサービス
●ロードサイドやショッピングセンターで利用エリア