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【今週の書籍/出版関係ニュース考察】【Amazonで「AIが生成した低品質の伝記」が急増、AI生成書籍の氾濫を食い止めるためAmazonが一部ジャンルの出版制限を開始】Gigazine 2024.3.4

【ニュース概要】

ニュース元

●テクノロジー系ジャーナリストであるカラ・スウィッシャー氏の回顧録「Burn Book」が発売。この本が発売される少し前から、Amazonで「AIが生成したスウィッシャー氏の伝記」が大量に出版されていたことが報道
●一端AIが生成したスウィッシャー氏の伝記はほぼ削除されたが、別の伝記は依然として多数販売されている
●Amazonは自費出版サービス「Kindle ダイレクト・パブリッシング(KDP)」のコンテンツガイドライン更新などの対策に取り組み始めている


【感想】


昨今、話題になり利用する人も急拡大している生成AI。
簡単に文書や画像。動画まで作成できみなさんの中にも重宝されている方がいるのではないでしょうか?
しかし、このような流れを必ずしも楽観視する風潮ばかりではありません。
実際、先のダボス会議では。
「人類はまだ生成AIをコントロール術を持っていない事から生成AIを今後規制していくべき」
との意見が出ていました。
そのような事が議論になってすぐこのニュースが報じられたことは生成AIに対しての慎重な世論が世界的に形成されていくかもしれません。

しかし、出版業界は多数のステークホルダーが関わる産業。
問題があったとしても、生成AIの技術進歩を考えると対応は後手に回ることが予想されます。

新たな技術が生まれるときは必ずそうですが、それを悪用する人は必ず生まれます。
しかし、技術自体は世の中を便利にするものであることは間違いないと思います。
ですので、この問題が生成AIの技術の普及へ足止めをかけることにないように祈るばかりです

【感想まとめ】

●先のダボス会議での生成AIへの懸念と相まって、今後生成AIを規制する世論が世界的に高まるのではないか?


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