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柳原良平記事まとめ

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アンクルトリスの生みの親、グラフィックデザイナーの柳原良平さんに関する記事をまとめたマガジンです。 柳原良平ファン必見!
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記事一覧

8月17日。

柳原良平「つかめる夢はつかんだ。さらに夢をつくろう」

8月17日。 柳原良平「つかめる夢はつかんだ。さらに夢をつくろう」

柳原 良平(やなぎはら りょうへい、1931年8月17日 - 2015年8月17日)は、日本のイラストレーター、漫画家、アニメーション作家、エッセイスト。

1950年代初頭にトリスウイスキーの広告に登場した切り絵の3等身の「アンクルトリス」は人気があり、高度成長時代にふさわしい国民的キャラクターになった。この作者が柳原良平だ。「サントリー天国」「サントリークオータリー」や、新聞に連載された「新入

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サン・アド 公式noteはじめました。

サン・アド 公式noteはじめました。



はじめまして。こんにちは。株式会社サン・アド(SUN-AD)と申します。

私たちは新聞広告、ポスター、POP、テレビCM、商品開発、プロダクトデザイン、店頭などの空間設計、ウェブサイト制作などを制作する、クリエイティブの力で生活者に寄り添ってきた、1964年創業の歴史あるクリエイティブ会社です。ここには、誰かのためを思う、人肌あふれるものづくりを愛する人びとが集まっています。

そんな弊社が

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おもいださせる一枚の絵葉書

おもいださせる一枚の絵葉書

まったくそんな気がしないのだが、暦の上ではとうに立冬を過ぎてしまい季節は冬となっている。
なんだかはっきりしないこの気候は我々高齢者予備軍の脳に悪影響を与えるような気がする。

昨日、叔母さん、知人たちにハガキを書いていてストックの絵葉書に柳原良平の絵葉書を見つけた。
柳原良平の絵が好きである。
郷愁を感じさせる。
忘れ去られつつある時代、昭和の匂いがするからかも知れない。

「トリスを飲んでHa

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かおかおどんなかお

こぐま社発行、柳原良平さんの絵本「かおかおどんなかお」は、息子が小さかった頃のお気に入りの一冊。言葉を覚える前から、この絵本が大好きだった。柳原良平さんが、笑った顔や怒った顔や嬉しい顔やたくましい顔やその他いろいろな表情の顔をユーモラスに表現してくれている。その中には、”泣いた顔”もあって・・・

泣いた顔には両目から一粒ずつ涙が溢れているのだが、息子はいつもそのページになると、テイッシュを持って

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はこぶね課、おたんじょうびおめでとおおおおおおおおおおおお!!!!!!!

はこぶね課、おたんじょうびおめでとおおおおおおおおおおおお!!!!!!!

はこぶね課おたんじょうびクルーズに乗ってきました。
乗ってきた、というか大島から竹芝まで乗り込んでちゃっかり楽しんでやるという作戦です。
4月1日は満席だったし…大島から竹芝まで乗れば夜景クルーズタダ!!

珍しく元町港でした。

ジェットフォイルみんな来た!
セブンアイランド友は、東京湾ぐるっと周遊クルーズに、就航10周年記念として結に代わり参戦していたようです。
岡田港で窓ふきされてたり、それ

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矢部明洋のお蔵出し 日記編1999年8月

矢部明洋のお蔵出し 日記編1999年8月

▼8月某日・MTB初レース  日置町で開かれたマウンテンバイク(MTB)の3時間耐久レースに愚妻とのペアで初めて出場した。「レース」とか、「3時間耐久」とか言葉は仰々しいが、要するにお祭り気分の草レースである。「市民マラソン大会みたいなもんやね」などと言いながらリラックスムードで参加したのだが、いやはや、予想は裏切られましたよ。
 コースが海を望む絶景の地なので、前日からテント持参のキャンプ&バー

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なぜ、いま『洋酒天国』なのか

なぜ、いま『洋酒天国』なのか

まず、この表紙がなんともカッコいい。これをカッコいいと言わずしてなんという。「洋酒天国」といえば、表紙は柳原良平さんと決まっているが、この昭和34年5月25日発行の36号の表紙も実にクールである。
仏映画のヌーベル・バーグの1シーンは、もしくは、のちのATGの映画パンフレットのようだ。

モデルは、若き日のコメディアン由利徹さん。冊子には、写真・杉木直也・坂根進となっている。おそらくは、この斬新な

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予算1万円。古書店巡りの旅~中央線編~

予算1万円。古書店巡りの旅~中央線編~

自分の趣味というか習慣の一つに、”古本屋覗き”というものがある。宝探し的要素とジャケ買いの面白さは、新刊の書店よりも勝ると思っている。
それと、同じ本でも、店舗によって全く金額が異なるところも面白い。
いわゆる「神保町価格」というヤツを念頭に置きながら、他の地域でだいぶ安く売られているのを発見した時の嬉しさよ。

今回は、長らく住んでいた中央線沿線をブラブラ徘徊する事にする。

スタートは国分寺。

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往年の画家・イラストレーターによる、ノスタルジックな街中アート3選

往年の画家・イラストレーターによる、ノスタルジックな街中アート3選

こんちには、@ARTです。
今回は、イラストレーター、画家として長年活動してきた作家によるパブリックアートをご紹介します。どの作品も昭和の雰囲気や、ノスタルジックな作風で温かみを感じさせる作品となっています。

【渋谷】藤城清治今なお現役で活動している影絵作家の藤城清治氏による作品。ガラス前面にノスタルジックな藤城ワールドが描かれています。
元々、藤城氏のお父様が、UFJ銀行の前身の三菱銀行にお勤

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古のZINE サントリー「洋酒天国」

古のZINE サントリー「洋酒天国」

亡父の遺品、「洋酒天国」。これは今でいうZINEだろう。

昭和30年代、洋酒の普及・拡販のため壽屋(現サントリー)が発行、「トリスバー」「サントリーバーなど暖簾を貸した酒場で無償配布していた小冊子。開高健、山口瞳、柳原良平といった、錚々たる顔ぶれの編集だ。

品切れの時は切手30円で郵送頒布もしていた様だが、今もあるトリスウイスキーのポケットボトルが当時35円、現在の実勢価格が300円だから、こ

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【絵本レビュー】かおかおどんなかお

【絵本レビュー】かおかおどんなかお

「かおかおどんなかお」
柳原良平 /作
こぐま社

赤ちゃんって、人の顔が大好きなのだそうです。
イギリスのあるラボの研究によると、生後一週間の赤ちゃんですら、大人の表情に大きな興味を示すそうです。
それも、おもちゃを見せた時とは雲泥の差だとか!

これだけ顔や表情に興味を示すのですから、色々な表情が出てくるこの本は赤ちゃんにぴったりの本かもしれません。

ページをめくると、色々な表情の「かお」が

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帆船日本丸に行ってきた。

帆船日本丸に行ってきた。

重要文化財である帆船日本丸は、横浜のみなとみらい地区で保存、公開されています。

戦前は「太平洋の白鳥」「海の貴婦人」と謳われた日本丸は、航海演習船として昭和初期明から後期にかけて活躍した。
冬季は北米西岸から、夏季は南洋群島と外洋航海をくり返し、太平洋戦争時は東京湾にて海兵実習生の訓練用に使用されていたが、戦況が悪化すると緊急物資の輸送に駆り出され、終戦時まで戦渦を免れた。

戦争終結後は引揚者

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【徒然雲】 ヨコハマハーバー パッケージが好き!

【徒然雲】 ヨコハマハーバー パッケージが好き!

この一年、家族のことでかなりの頻度で帰省しておりました。
その際に、職場のお土産をいろいろ横浜名物(神奈川)を選んでみました。
【豊島屋の鳩サブレー】や【崎陽軒のミニ月餅】や人気の【くるみっこ】などなど。
鳩サブレーなんかは県民的にはかなりお馴染みで、昔は家に必ずあの大きな缶の箱がありました。
でも関西の方は意外と知らない方多かったです。

そして、これまた子供のころよくいただいたり、お土産にした

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