キハ2222

フィルム写真オンリー。高価な機材は使っておりませぬ。酒と猫と国鉄が好き。新宿区在住… もっとみる

キハ2222

フィルム写真オンリー。高価な機材は使っておりませぬ。酒と猫と国鉄が好き。新宿区在住。18きっぷで稚内まで行ったりするので、JR各社からは嫌われています(多分)。

最近の記事

1ロール15枚が丁度良い

もともとシャッターを多く切るほうではないので、120フィルム1ロールで15枚が限界でも、それで丁度良い。 むしろ、中途半端にコマを余らせてしまったが、早く現像に出したいが為に、無理矢理被写体を見つけてシャッターを切るような行動をしなくて済むので、精神的にもラクである。 さて前回は、広い河川敷の景色を∞ (無限遠)で撮影したが、今回は、室内の撮影と街のスナップ撮影を試してみた。 最短焦点距離が1mなので接写には向かないが、それ以外は、普段の35㎜カメラと何ら使い勝手が変わら

    • 中判に手を出してしまった

      【衝動買いとは違う、何か】 我ながら恐いね。 昨年末より、「思っていた(計画していた)事」と、「実際に行動を移してしまう事」が乖離しているのだ。 昨年末。 新年に購入するカメラは、絶対、ベッサにしよう!…という事で、1ヶ月近くかけて入念に調べ上げていたのだが、 実際に購入したのは… 一眼レフのCONTAX 167MT。 一体全体、どうしてか…。 そして今夏。 そろそろコンパクトカメラをもう1台追加しよう。Nikon 35Ti、可愛いなぁ。あのアナログの針がたまらな

      • オマケでフィルムが貰えた時代

        ファイリングしているネガをパラパラとめくっていたら、「12枚撮り」のフィルムが出てました。 そういえばその昔、そこら辺のいわゆる「町の写真屋さん」に現像やプリントを出すと、よくオマケにくれたんだよね、試し撮り用のフィルムを。 当時は大した有難みも感じず、貰ったとしても、使っていたのか、使っていなかったのか。 しかし、現存する12枚撮りのネガはこれ1本なので、おそらく貰っても使っていなかったんだろうな。 さて、20年前の自分は、12枚ぽっきりで何を撮ったんだろうなぁ…とスキ

        • 私好み過ぎる。dubblefilm DAILY color

          随分前にチャンプカメラさんで購入したフィルムを使ってみた。 その名も、dubblefilm DAILY color。 パッケージの写真のように、アメリカンな雰囲気の写真が撮れれば良いなと、27枚撮の割にちょっとお高めだったが、試しに1本だけ買っておいたものだ。 では、いつもの167MTに詰め込んで、フラッとお出掛けを。 のっけからヤラれてしまった!これは…好み過ぎる。 粒状感とヨーロッパ調の色合いが良いではないか。ただの近所の空き家がこんな写りになるなんて…。 残念な事

        1ロール15枚が丁度良い

          縁側のある一軒宿で、ただ読書する②

          【油断していたぞ、柱時計】 さて、田舎の夜は基本的に静かなのだが、ひとつ、油断をしていた事があった。 それは、柱時計である。 台所と居間それぞれの柱時計が、なんと、1時間おきにボ~ンボ~ンと鳴るのだ。(しかも2柱が5分ほどズレており、それぞれ時間差で鳴るのだよ) 寝床で起きているうちはまだ良いが、ウトウトし始めた頃にこれが鳴ると、さすがにしんどい。2日間は猫から解放されてぐっすり寝るつもりだったのだが…。 まぁそれならそれで、早起きして、暑くならないうちに町を散歩しよ

          縁側のある一軒宿で、ただ読書する②

          縁側のある一軒宿で、ただ読書する①

          【乗り鉄ならではの宿の探し方】 最近、自分の中で主流になっている宿の探し方。 それは、行き先を決めずに、GoogleMap上をぶらぶら歩きながら探す、というものだ。 例えば… 「宿泊」とキーワードを入力し、日程を入れて検索をかけ、 次に、乗りたい路線の沿線上を辿って行き、 いいな!と思ったら、投稿写真や宿のサイトを確認して、決定する… というやり方。 この方法であれば、宿泊ついでの”乗り鉄欲”も満たしてくれ、駅からの距離も判るので、非常に便利である。 今回は、こ

          縁側のある一軒宿で、ただ読書する①

          ぐるぐる下北沢

          7月某日。久しぶりに下北沢へ。 目に入るモノ入るモノ、いちいち面白い!! だが、しかし! 計画性の無い私は、途中古本を馬鹿買いしてしまい、これ以上カメラと本を担いで徘徊するのは体力的に難しく、まだ日が高いうちにトボトボと帰宅。 本屋は一番最後に入るべきでしたね。 古本探しと撮影は相性が悪いぞー。 Kodak ProImage100 / Carl Zeiss PlanarT*50㎜1.4 / CONTAX 167MT

          ぐるぐる下北沢

          本を読むために神保町に泊まる

          4~6月に働き過ぎると、その年の社会保険料が上がるというのであまり働きたくはなかったのだが、そうは言ってられぬ事情で、毎日8:30~20:30勤務。 21時過ぎに家に到着し、ダラダラ飲みながら晩飯。その後酔っ払ったまま2時間ほど居眠り。夜中の2時頃に「やべぇ!化粧落としてねぇ!」と慌てて顔を洗うと何故かシャッキリ目が覚めてしまい、そのまま明方4時頃まで本を読んだり動画を見たりで、ようやく空が白み始める頃にまた2時間ほど仮眠。 …そんな毎日でも、心身ともに異常を来していないの

          本を読むために神保町に泊まる

          夜遊びの従者

          日差しが痛い季節になって来たので、日中出掛けるか否か、ちょっと躊躇するようになって来た。 べつに日焼けは気にしていないが、こちとら江戸時代の人間のように兎に角歩くので、他の季節と比べて体力の消耗が早くなってしまい、1日の移動距離が伸ばせず、これが結構悔しいのだ。 そんな訳で、本日日曜日はいつもより早起きをして、「午前中に自家現像。それが終わったら風呂に入って、夕方サクッと飲みに出掛け、夜はnoteを書く」という、完璧なスケジュールを組み立てた。 ↓以降は、時間軸が前の週に

          夜遊びの従者

          モノクロinTOKYO④~とにかく徘徊せよ~

          こんなに交通網が発達している地に住んでいるというのに、移動は専ら徒歩か自転車。特別な目的が無ければ、池袋・新宿・中野近辺を常にぐるぐる回っているだけで、未だスカイツリーに登った事が無ければ、ミッドタウンにも行った事が無く、麻布十番なんて何が面白いのか全く分からない、田舎モンである。 東京の面白いところは、ある日突然建物が解体され、次に来た時には、既に新たな建物が建っている…という、非常に新陳代謝の激しいところだ。 偶然発見した自分好みの寂れた風景なんて、その時に撮っておかね

          モノクロinTOKYO④~とにかく徘徊せよ~

          五月徘徊の記

          某日。 通るたびに気になっていた屋敷へ、今日はそこを目的に足を運ぶ。 何か商売をやっているわけでもなく普通の民家と思われるが、そこだけ異空間。 薔薇が満開だった。 某日。 特に目的も無く、早稲田通りを歩く。 何だか、地方の街道のようだ。 歩き疲れ、中野駅近くでビール。 ハッピーアワーの時間帯で混雑している。 グラスを洗う暇が無いのか、「スミマセン、これでいいですか」とアイスコーヒー用のカップにビールを注がれる。 飲めれば、何でも良い。 帰りは疲れたので、バスで帰宅。

          五月徘徊の記

          20年ぶりの只見線乗車

          2011年7月の豪雨災害以降、長らく代行バスによる振替輸送が続いていた只見線。 2022年秋に全線開通のニュースを聞き、「もうこれは乗るしかないだろう」と意気込んでいたものの、ネックになっていたのが、運行本数の少なさだ。 自分の中では、『西の芸備線・東の只見線』と呼んでいるほど、まぁ本数が少ない少ない。特に小出(新潟県)側から行くとなると… 朝5時台の次が、何と13時台。 そこから会津若松を経由して郡山まで出るとなると、もう19:30で、その日一日終わりなんですわ。 し

          20年ぶりの只見線乗車

          高感度フィルムを初現像

          お久しぶりです。 3月中はずっとバタバタしており、なかなかカメラを持ち出す機会を得られませんでした。 外に出る際は、もっぱら「行かねばならぬ」「○○を買わねばならぬ」「○時までに帰らねばならぬ」等、条件付きのお出掛けばかりで、カメラは肩を食い込ませるだけの無用の長物。せめて連休が取れればなぁ…。 そうして4月に入ってようやくひと段落し、そろそろお遊びに参ろうか…と、お宝箱を覗いたところ、いつ購入したのかイマイチ思い出せない、ILFORD DELTA 3200を発見。 この

          高感度フィルムを初現像

          写真が、静物画になる

          Planar T* 50mm F1.4は不思議なレンズだ。 広い風景より、目の前にある物を。出来るだけ無機質な物を。華やかな色合いの物より、地味な色合いの物を。…もし自分が油絵を描くのなら、キャンバスの向こう側にこういう物を置くだろうな、という物を探してシャッターを押したくなる気持ちにさせてくれる。 さて、江戸東京たてもの園は、そんな欲求を満たしてくれるサイコーな場所である。 何てったって、目の前のブツが撮り放題なのだから。 近くに住んでいた頃は、たてもの園の方ではなく小

          写真が、静物画になる

          ネガさえあれば

          子供の成長の記録や、家族アルバムがある家のほうが普通なのかしら? うち(実家)はそこんとこが皆無で、写真といえば、写真店でタダで貰う小さなポケットアルバムに入っているか、それすら無く、DPEの袋にそのまま突っ込まれているか。 何という雑な一家…。 そして致命的な事に、ネガが一本も残っていない。 写真店ではプリントと一緒に必ずネガが渡されているはずなので、その用途が判らず捨ててしまったのか、もう最初から「要らない」と貰って来なかったのか。 既に両親は他界しているので、そこ

          ネガさえあれば

          ブツ撮りが楽しい

          今年新しくお出迎えしたPlanarT*50㎜1.4で、絶賛試し撮り中である。 寄れるぜ!明るいぜ!楽しいぜ!…という事で、初めてカメラを与えられたガキんちょのように、片っ端から目に付いたモノを撮っている。 しかし、身体能力がもうガキんちょではないので、ピント合わせに難があるのだな。 なので今回も買ってしまいましたよ、視度調整レンズ。 もう中古でしか手に入らないので、紛失しないように注意せねば…。 ついこの前(といっても30代後半)までは両目の視力が1.5あったのだが、真

          ブツ撮りが楽しい