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Necromancer Report

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記事一覧

国家対民間企業:覇権国家におけるITイノベーション

国家対民間企業:覇権国家におけるITイノベーション

C国で、強国交通というアプリが生まれる。
各種配車サービスが中国国土交通省のアプリに統一されるそうだ。
そのアプリの名前は「強国交通」。
これによりDiDi始め数多の配車アプリは統一される。
実際のサービスを行うのはDiDiだったり京東なのに・・・

これは、国家による収奪ではなかろうか・・・?
ユーザーに還元されるのであれば良いのだが。。。
ダボス会議では計画経済を否定し非中国企業からの対中国投

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資金調達により資産が半分に・・・ある富豪の話。

資金調達により資産が半分に・・・ある富豪の話。

アジア一の女性大富豪の資産が半分になった。

詳細は以下の通りである。
資金調達において、まず第一に「借入」を行おうとする。

特に上場企業で、経営者の個人保証が求められなければ・・・である。

しかし、現在ある国のある特定分野では借入を行えない。

そこである会社は巨額の増資を決めた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/5eed7db8bf55e63a0718

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上半期の絶滅種から考える今後の生存手段ーNecromancer Report

上半期の絶滅種から考える今後の生存手段ーNecromancer Report

前回より、一度独裁者を選んでしまうと、
維持・放逐にかかわらず、
その(運用)コストはかなり高いということは明確になったと思う。

さて、今回は、2022年上半期の金融市場の変動が起きた考察を述べたい。

私は、今までの新陳代謝同様、
繁栄していたある種が滅したのだと考えている。

前提として、
マーケティング理論では、新しい商品やサービスが市場に浸透する理論において、
以下のように階層を分類して

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Necromancer Report  33年経過しても給付金詐欺で暗号資産運用〜ゼロ・モラル〜

Necromancer Report  33年経過しても給付金詐欺で暗号資産運用〜ゼロ・モラル〜

1989年6月4日から33年が経過した。
読者の皆様はご存知のように、「日中記者交換協定」により、日本のメディアは、中国共産党に忖度せざるを得ない結果、
あの日のことを、今日記事にできないのであろうか。。。

1989年は思えばすごい年であった。
その年の12月、マルタ会談で冷戦が集結し、当時のソ連に、マクドナルドをはじめとする米国資本が進出した。
現在2022年ではマリオットはじめ米国資本は撤退

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Necromancer Report:中国の経済指標

Necromancer Report:中国の経済指標

李克強中国首相が経済改善を目指すよう発令した。
https://www.jetro.go.jp/biznews/2022/06/1d61c0783c25f01e.html
内容は「マイナス成長を避け、プラス成長にすること」である。

これは5月25日に行われた「10万人大会」で打ち出された。

今のご時世、オンラインで行われたようである。

10万人とはとてつもない規模だ。

これだけの大きな大会

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Necromancer Report :ウクライナの農業生産者の悲哀

Necromancer Report :ウクライナの農業生産者の悲哀

自国民の安全のため
北朝鮮はミサイルを発射し、核実験を行なった。
中国は東シナ海・南シナ海で岩礁を埋め立て、軍事基地を展開した。
そして、ロシアは、ウクライナに侵攻した。
これらの国々の主張はともかく、
彼らは「国の拡張」という共通の野心があるように思える。

果たして、
大韓民国が北朝鮮に侵攻するであろうか?
フィリピン・マレーシア・インドネシア・日本・インド等が
中国を脅かすであろうか?
日本

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Necromancer Report:ウク戦争と今後?

Necromancer Report:ウク戦争と今後?

ロシアによるウクライナ侵攻以来、
首都キーウに留まり続けたゼレンスキー・ウクライナ大統領。
5月29日初めてキーウを離れ、
今月中旬にロシアから奪還したウクライナ第二の都市ハルキウを訪問した。
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO61241330Q2A530C2PE8000
ウクライナは、名目GDPで54位、$198bioとされている。
https://eco

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Necromancer Report 〜決済と認証〜

Necromancer Report 〜決済と認証〜

およそありとあらゆる生き物は、
産まれた時よりもその命が終わる時まで、
生きている間自分の存在が、
次の世代の同種の生き物のみならず環境が良好になるように
ノウハウを提供するために生きている。

かつての恩師が教えてくれた、
「なぜ、あなたは生まれてきたか?」に対する一つの考え方である。

思えば、私が生れた時よりも世の中は遥かに便利になっている。
より多くの情報を取得することが可能で(埋もれてし

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封印されし物の本体:〜お相手は本物の運用者か?〜約定(可能)金額

封印されし物の本体:〜お相手は本物の運用者か?〜約定(可能)金額

毎日、いや毎時だろうか、時間の経過とともに新しいことが起きて、目まぐるしく変化しているように思える。
私には、この変化は、情報伝達の速度が技術によって早まり、さらに頻度が高まったが故でしかないように思える。
その昔、英ロスチャイルド家(NMロスチャイルドの祖)は、
ワーテルローの戦い(英語ではWaterloo:ウォータールー)の結果を、
市場に錯誤させ、空売りを行い、底値で買い集め、巨万の富を築い

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封印されし者の右腕:5月19日 ステーブルコイン UST(テラ)ご臨終

封印されし者の右腕:5月19日 ステーブルコイン UST(テラ)ご臨終

金融市場においては、株式の下落、金利の上昇、20年ぶりの円安水準と大騒ぎが起きているように見受けられる。
伝統的な金融市場からはかなりの距離があるが
暗号資産(かつての仮想通貨)においても大きな事象が観測された。
ステーブルコインとされたUST((TerraUSD)の崩壊である。
(わずか2日の間に99%下落)
テラ崩壊:サトシ・ナカモトのミッションの行く末は?【コラム】 | coindesk J

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