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2020年7月の記事一覧
独自の存在になるって?
自分ってなんだろう?みんな自分のことが一番好きだし、たとえ嫌いでも必死に愛そうとする。その行き着く先は自分はどういう存在なんだろう?と考えることだろう。
自分はこのままでいいのか?周りと同じ人間でいいのか?と思い立って、自分探しの旅なんかをする。私もその一人でヨーロッパを放浪した。
この思考に真っ先に直面するのが就職活動の場面だろう。今までは学校に通って何となく偏差値の高い大学を目指していれば
気がつけば、ショパン
先日、『戦場のピアニスト』を観た。なぜこのシーンを描写しようとしたのか?と思う箇所が多々あって、観れば観るほど深みが増す作品なんだろうと思った。
今回はその感想を書こうという訳ではなく、エンディングのピアノ演奏に心打たれたという話だ。映画のエンディングは疲れもあって、毎回早く終わらないかなと思ってしまう私だが、本作品のエンディングには終始釘付けになった。
演奏があまりにも美しい。
"Gran
共通言語としての音楽
「何百年も前に記された音符が、生まれ育った国も性別も目の色も何もかも違う二人に同じ音を思い浮かばせる。分かり合えないと思っていた人と、たった1音で分かり合ったり、惹かれあったりする。」
上記は『のだめカンタービレ』(アニメ版)の最終回に千秋が語る言葉だが、言い得て妙だなと思った。万国共通の言語としては英語やプログラミング言語だけでなく、広く考えると芸術全般もその一種である。
絵画を見て何かを感
歴史って案外短い…?
歴史の時間感覚ふと思ったのだが、歴史って案外短いし、何なら現代を生きる我々と遠くはない存在なんじゃないか?
これを思ったのは、ダンテの『神曲』を読んでいた時。ダンテの地獄巡りを導くウェルギリウスは紀元前19年に没し、その後西暦0年にキリストが生誕したこの時間差は19年。
私が生きてきた人生も約20年。これを考えた時に、ふと西暦0年から2020年の現代までの時間を考えてみた。
なんと、キリスト
音楽はタイムマシーン!
音楽はタイムマシーン。一度意識してからこの考え方なしに音楽を聴くことができない。何を言っているんだ?と思われるかも知れないが、この考えについて詳しく語っていこう。
誰もが生まれてから今に至るまで膨大な数、量の音楽を聴いてきたと思う。クラシック・アニソン・洋楽・ジャズ・ロック etc... たとえ好みでない曲もドラマやCMやライブなどで耳にして記憶に残っているものも多いだろう。
ベートーベンの交
人生を他人に丸投げすること
無闇にオススメを聞くことSNSを見ていると自分の考えを盛り込まずにとにかく人に"オススメ"を聞きたがる人が非常に目立つ。個人的には、何も考えずに人にオススメを聞くことは危険だと思っている。
例を2つ。
例①イタリア旅行の場合「イタリア行くんだけど、オススメ教えて!」というメッセージがあるとしよう。受け手は自分の経験や好みをベースに回答するだろう。オペラ、美術館、食、ワイン、イタリア語を話せる環