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共通言語としての音楽

「何百年も前に記された音符が、生まれ育った国も性別も目の色も何もかも違う二人に同じ音を思い浮かばせる。分かり合えないと思っていた人と、たった1音で分かり合ったり、惹かれあったりする。」

上記は『のだめカンタービレ』(アニメ版)の最終回に千秋が語る言葉だが、言い得て妙だなと思った。万国共通の言語としては英語やプログラミング言語だけでなく、広く考えると芸術全般もその一種である。

絵画を見て何かを感ずることと同様に、音楽を聞いて何かを感ずることは大きく国民性によって違いがあるものではないだろう。

私は韓国語の意味や、ラップの歌詞や民族音楽が何を表現しているのかが全く分からなくても自分の直感に響く音楽は多いし、結局は音楽性自体に魅了されているから聴いているのだと思う。

だから音楽は国境を超えるユニバーサル的性格を帯びているものなんだ、とふと。


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