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自己紹介マガジン

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「私について」の記事。 自分の経験してきたことだけでなく、今思っていることを含めることもあります。
わたしの秘密。個人的な話を中心におさめるつもりです。機微に触れることもあるので、有料マガジンにして…
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記事一覧

短編 | 日本橋

短編 | 日本橋

 彼が上野の美術館にいっしょに行きたいというものだから、付き合うことにした。フェルメールの「真珠の首飾りの少女」を見たいという。

 東京へ行くのは久しぶりのことだから、ついでに少し日本橋辺りを歩きたいと言った。彼には詳しいことは話していないけれども、私は2年間、銀座でホステスをしていたことがある。
 
 自分でいうと自慢話みたいに聞こえるかもしれないけれども、頑張って毎日通っていたときには、店で

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エッセイ | noteは社会か?世間か?

エッセイ | noteは社会か?世間か?


(1) 君だけのブックガイド

 最近は録画しても見ていない番組が多かった。
 
 ゴールデンウィークの頃に、NHK Eテレの「君だけのブックガイド」という番組を見てとてもよかったので、毎週録画設定にしておいた。

 しばらく番組を見ていなかったのだが、この前たまたまピックアップした放送の中で、鴻上尚史さんの「『空気』を読んでも従わない」(岩波ジュニア新書)が紹介されていた。

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つまらない記事の特徴について。

つまらない記事の特徴について。

はじめに | つまらない記事の特徴

 面白い記事とは何か?というのは答えるのが難しいものです。interestingな記事にしろ、funnyな記事にしろ、一般化したり、分析したりするのが困難です。

 しかし、つまらない記事とは何か?という問いには比較的簡単に答えられる。
 私が日頃から思っている「つまらない記事の特徴」を列挙してみます。

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思い出の保存法

思い出の保存法

 はじめて携帯電話が普及し始めた頃、まわりに誰もいない電車の中や道端で、携帯で話している人を見ると、奇妙に感じたものだ。

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エッセイ | 祈りとは何だろう? | 死・不在・祈りの謎

エッセイ | 祈りとは何だろう? | 死・不在・祈りの謎

 終活について考えているわけではないけれども、最近、死について考えています。まだ暑いとはいえ、秋という季節は人をして感傷的にならしめるものです。

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※試聴版です。オリジナル版(08:37)はマガジン購入すると視聴できます。

昨日『漂着ちゃん』という長編小説を書き終えました。その間に思ったことを、寝る前に吹きこんでみました。
まとまりのない話になりましたが、実際に長編を書いてみてわかったことをしゃべりました。寝ながら話したので、テンション低めです。聞き苦しかったらごめんなさい。

https://note.com/piccolotakamura/n/n0f1c41167d95



皇配 | 天皇制について思うこと

皇配 | 天皇制について思うこと

 いま、自由民主党の総裁選と立憲民主党の代表選がニュースの話題になることが多い。
 経済、防衛、子育て支援、災害対策、年金制度など様々な論点がある。

 アメリカでは、共和党のトランプさんと民主党のハリスさん。大統領選挙が話題になっている。

 日本は議院内閣制で、アメリカは大統領制だから、総理大臣と大統領を単純に比較することは出来ないけれども、アメリカ大統領も総理大臣も、どちらも基本的には任期は

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私がnoteを書く理由

私がnoteを書く理由

私がnoteを書く理由。

一言でいうなら「書きたいから」。

 理由を細分化するならば、もっと書き方はあるだろうけれども、いずれにせよ、「書きたい」という気持ちがなければ書かない。

 まぁ、初投稿以来毎日書いているから、連続投稿という惰性的なモチベーションもあることは否定しないが、書きたくないことは書かない。というより、書きたいと思わない記事は書けない。当たり前のことだ。誰かからプレッシャーを

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答えを見る?見ない? | 学習法のステップ

答えを見る?見ない? | 学習法のステップ

 どんな科目の学習でも、基本的なことを覚えたら、問題を解いてみる、というのがスタンダードな勉強法ですね。一般的な勉強法を簡略化して書くと次のような感じでしょうか?

ステップ①
「理解する」

ステップ②
(理解したことを)「覚える」

ステップ③
(覚えたことを)「使いこなす」。

 「ステップ①」に相当するのが、教科書(テキスト)を読んだり、先生の説明をきちんと聞くこと。
 「ステップ②」に相

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昔話 | note王者のスキ押しテクニック

昔話 | note王者のスキ押しテクニック

 noteを始めた頃と3年が過ぎた今では考え方が変わったことがあります。
 最初の頃はイヤだったけれども、やむを得ないのかな、と思うことの1つに「王者のスキ押し」があります。

 ここで言う「王者」とは、「ほぼ毎日投稿しているのに、どの記事のスキ数もコンスタントに200以上あり、ほとんど或いはまったくサポートした形跡が見られない人」と一応定義しておきます。

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