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れきしサロン

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史学科卒が語る歴史のあれこれ。「歴史を学ぶ意味」「歴史から見えてくること」など、「歴史」そのものについて考察しています。
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#大学生

歴史が好きなら京都?東京?それともほかの場所?場所×あなたの個性で答えは無限大!

歴史が好きなら京都?東京?それともほかの場所?場所×あなたの個性で答えは無限大!

歴史にあふれる街は?と聞かれたら、まず「京都」と答える方が多いのではないでしょうか。

それなら、歴史を勉強するなら京都に住むのが一番いいのかしら?

私もそう思っていた人のひとり。でも4年間、東京の大学で歴史を勉強したあとに感じることは、意外と東京でも勉強しやすかったということ。しかし、京都で歴史を学んだ同級生の話を聞くと「やっぱり、京都っていいな」と羨ましく感じてしまうことも。

そこで今回は

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歴史の勉強って、実はめちゃくちゃ「大ごと」だ

歴史の勉強って、実はめちゃくちゃ「大ごと」だ

「歴史を学ぶ」とは、どういうことでしょうか。

最近、既存のものがどんどん「なかったこと」にされている状況を目の当たりにしますね。

少し前は外国の銅像が「この人物が奴隷を所有していた」という理由から取り壊されたり、つい最近は東京ディズニーリゾートから「ジッパディードゥーダー」の音楽が消えると話題になりました。
(この歌は、黒人のあり方が歴史とはかけ離れている、との批判を受け、事実上の発禁状態にな

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異文化交流がしたいなら史学科に来ればよろしい

異文化交流がしたいなら史学科に来ればよろしい

 日本史であっても、歴史を学ぶことは異文化交流だと思っています。

日本史を専攻していた大学時代、ゼミの先生に開口一番、こう言われました。

「現代の常識で史料を判断してはならない」

たとえば明治・大正期の農村で。若い奥様が、農作業中に赤いタスキをかけていた、と書かれていたとします。

現代の感覚だと、彼女はお洒落だな、と思うでしょう。もしくは、何も感じずに読み飛ばしてしまうかもしれません。現代

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時空を超えたきみが愛しくて仕方ない

時空を超えたきみが愛しくて仕方ない

「憎まれて 世に憚るは適役 憚りかねて 今は冥途」

江戸でやらかして、遠く松前(北海道)にたどり着いた。でもその松前にもいられなくなり、こうして冥途に向かっている。

江戸時代、坂東秀蔵という人が遺した辞世の句です。先日読んだ本の中に出てきて、この句のセンスの良さに脱帽しました。

歴史は堅いものであると、歴史好きの私でさえ思い込んでいたようです。過去を生きた人々は、教科書といういわゆる公式の場

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文系の学問って、本当に無駄なの?

文系の学問って、本当に無駄なの?

日本史を専攻していた学生時代「史学科って何やってるの?暗記?」と言われたことがありました。

義務教育で習う「歴史」という科目だからこそ、その感覚を引きずってしまう気持ちはとってもよく分かります。

でも、学問とは自ら課題を見つけて探求するもの。暗記をしているだけじゃ、学問と言えませんよね。

史学科って、何をやっているんだろう?

ズバリ申し上げますと、史学とは「情報選別能力を培う学問」です。

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