mami @小児分野強化中!

言語聴覚士10年目。勉強したことや仕事で得た経験、育児と仕事の狭間で奔走する日々を綴り…

mami @小児分野強化中!

言語聴覚士10年目。勉強したことや仕事で得た経験、育児と仕事の狭間で奔走する日々を綴ります。離乳食 | ことば | 発達 | 摂食嚥下 | 独立開業

マガジン

  • 妊娠・育児マガジン

    妊娠、出産、育児中の体験談や考えをまとめたマガジンです。

  • おしごとマガジン

    ことばのことや、言語聴覚士についてまとめたマガジンです。

  • 子どもの発達マガジン

    子どもの発達について勉強してまとめた記事をマガジンにしました。

  • おすすめ記事を紹介

    私が参考になった・感銘を受けた記事について感想を書いて紹介した記事をまとめました。

  • 子供のおくちマガジン

    「食べる」「歯」「発音」「言葉」など子供の【口】に関する記事をまとめました。 離乳食/口腔機能/口腔ケア/言語発達/ことば

記事一覧

固定された記事

改めまして、わたしの『#自己紹介』

2012年に言語聴覚士の試験に合格。 病院、介護施設、児童発達支援施設など様々なところで働いてきて、現在は息子を自宅保育しながら言語聴覚士とライターをしています。 …

note毎日更新100日達成!

本日で100日チャレンジ達成。 意外とえ、もう?って感じ。 息子が寝た後、夜な夜な布団の中でぽちぽち執筆。 早く寝てくれない時は自分も寝落ちそうになったり、早く寝…

子供と楽しく遊べるようになりたい

私は言語聴覚士という仕事をしており、児童発達支援施設に勤めている。 職場は小学校教諭や保育士が居て、みなさんとても子供との関わりが上手い。 声かけ一つをとっても…

睡眠不足は情緒が終わる

最近、硬めの内容が続いていたので今日はゆるく書いていきたい。 自分にとって最大の天敵は睡眠不足だ。 睡眠が足りていないとイライラの閾値がいつもの10分の1くらいに…

科学的根拠の発信が正義とは限らない

専門職の発信を見ていると、科学的根拠とかエビデンスという言葉をよく見る。 病院に勤めていた時や学会でもよく聞いていたので、馴染み深い言葉。 医療行為において治療…

初めての一時保育チャレンジ

今月から何日か一時保育の枠がとれたので、先日が初めての利用日。 新しい会社の人と勤務形態の相談と契約をした後、出勤する予定だった。 朝も早く起きて、早々に支度を…

子供を窒息から守ろう

私の仕事である言語聴覚士は言葉に加えて、実は食べる機能に関する専門家でもある。 今日は飲み込みの機能(嚥下機能)から見る窒息について書いていきたい。 子供の死亡…

読み書きが苦手なのはなぜ?

昨日の記事で、発達性読み書き障害があまりにも知られていないんだよ〜 という話を書いた🔽 今日はその続き。 そもそもなんで読み書きが苦手なんだろう?というお話し。…

『読み書き』が苦手と気づかれない

先日、こちらの記事で発達性読み書き障害という言葉をちらっと出した🔽 ちなみにこの記事、ありがたいことによよパパさんが引用して紹介してくださいました🔽 是非読んで…

素直で柔軟な専門職でありたい

専門職界隈では、 ・専門分野を決めて、その分野を必死で勉強して技術を磨きましょう という意見と ・専門職といえど幅広く色々な勉強をして見識を広げつつその中で、専…

夫の遊び相手スキル

少し前に、夫の育児スキルについてこんな記事を書いた🔽 お世話という面においてはなかなか苦戦した夫。 最近息子が色々できるようになってきて、遊び相手がめちゃくちゃ…

うちの暴君

1歳になったばかりの息子、最近物を投げるのにドハマり中。 ボールはいい。 柔らかいブロックもまぁいい。 でもその他の硬いおもちゃも全部すんごい勢いで投げまくる。 …

「個性」という言葉は使い方次第

私は言語聴覚士として、児童発達支援施設に勤務している。 そこは、自閉症やADHDなどのいわゆる発達障害と診断された子や、まだ診断名はついていないグレーの子も利用する…

子どもにはアハ体験をたくさんさせたい

子どもには色んな経験をさせてあげたいという親は多い。 私もそうだ。 そう思うのは自分の息子だけではなく、仕事で関わる子も含まれる。 子どもにはみんな、アハ体験を…

思考の育児も分担したい

日々の家事育児に加えて、ライターの仕事、言語聴覚士としての仕事、それに保活。 まぁまぁ考えることが多い。 予防接種も予約して、連れて行って打たせて、体調確認して…

発達障害がめちゃわかりやすい漫画

とてもおすすめの漫画を見つけた。 それがこれ🔽 最近とても認知度が上がってきている発達障害という言葉。 でも、まだまだ理解度は低く、なんか聞いたことがあるという…

改めまして、わたしの『#自己紹介』

改めまして、わたしの『#自己紹介』

2012年に言語聴覚士の試験に合格。
病院、介護施設、児童発達支援施設など様々なところで働いてきて、現在は息子を自宅保育しながら言語聴覚士とライターをしています。

言語聴覚士ってなに?という方はこちらをどうぞ🔽

『なぜフリーの言語聴覚士として開業しようと思ったのか』という理由についてはこちらの記事をご覧ください!

普段はこんな記事を書いてます

今回は、私のプロフィールを書いていきます。是

もっとみる
note毎日更新100日達成!

note毎日更新100日達成!

本日で100日チャレンジ達成。

意外とえ、もう?って感じ。

息子が寝た後、夜な夜な布団の中でぽちぽち執筆。

早く寝てくれない時は自分も寝落ちそうになったり、早く寝てくれた時はボリュームのある記事が書けたりなんかして。

そんなこんなでもう100日。

私は毎日ずっと続けるというのが苦手と感じていた。

そんな苦手意識を無くすために始めたのがスタエフとnoteの毎日更新。

まずは100日と目

もっとみる
子供と楽しく遊べるようになりたい

子供と楽しく遊べるようになりたい

私は言語聴覚士という仕事をしており、児童発達支援施設に勤めている。

職場は小学校教諭や保育士が居て、みなさんとても子供との関わりが上手い。

声かけ一つをとっても、子供がワクワクするような言い方やイントネーションを使いこなしている。

尊敬。

子供と遊ぶのはなかなかに難しい。

自分が楽しいと思っていないと興味を持ってくれないし。

一つのおもちゃでたくさん遊び方を知っているとそれだけで武器に

もっとみる
睡眠不足は情緒が終わる

睡眠不足は情緒が終わる

最近、硬めの内容が続いていたので今日はゆるく書いていきたい。

自分にとって最大の天敵は睡眠不足だ。

睡眠が足りていないとイライラの閾値がいつもの10分の1くらいになってしまう。

箸が落ちただけでイライラする。

妊娠中はマイナートラブルで不眠に陥り、本当につらかった。

産んでもしばらくはほとんど寝られないので、あの時期はよく生きていられたなぁと思う。

今はほとんど睡眠不足になることはない

もっとみる
科学的根拠の発信が正義とは限らない

科学的根拠の発信が正義とは限らない

専門職の発信を見ていると、科学的根拠とかエビデンスという言葉をよく見る。

病院に勤めていた時や学会でもよく聞いていたので、馴染み深い言葉。

医療行為において治療法を選択する際「確率的な情報」として、安全で効果のある方法を選ぶ指針になるためとても重要だ。

ただ、個人的にはSNS上の発信においてこの言葉を使う時は注意が必要だと思っている。

特に私が苦手だし警鐘を鳴らしたいのは、育児方法における

もっとみる
初めての一時保育チャレンジ

初めての一時保育チャレンジ

今月から何日か一時保育の枠がとれたので、先日が初めての利用日。

新しい会社の人と勤務形態の相談と契約をした後、出勤する予定だった。

朝も早く起きて、早々に支度を終わらせて朝ごはんを食べさせ約束の時間に間に合うように家を出る。

8時半に到着。

完璧な流れだ!と検温をしてから先生に思い預けようとした。

そしたらなんと、37.6℃

先生と顔を見合わせる。

あっれれー?
と、小学生探偵のよう

もっとみる
子供を窒息から守ろう

子供を窒息から守ろう

私の仕事である言語聴覚士は言葉に加えて、実は食べる機能に関する専門家でもある。

今日は飲み込みの機能(嚥下機能)から見る窒息について書いていきたい。

子供の死亡原因を見ていると、窒息事故は非常に上位にある。

消費者庁によると2010〜2015年の間に食べ物を原因とする14歳以下の窒息死事故は103件。

六歳以下が8割超を占めていた。

ここで、食べ物による窒息はなぜ起こるのかを考えてみたい

もっとみる
読み書きが苦手なのはなぜ?

読み書きが苦手なのはなぜ?

昨日の記事で、発達性読み書き障害があまりにも知られていないんだよ〜

という話を書いた🔽

今日はその続き。

そもそもなんで読み書きが苦手なんだろう?というお話し。

ここを説明するには『読み』と『書き』を分けて考える必要がある。

『読む』ためには、

文字を認識

文字と音を結び付ける

文字のまとまりで単語を認識

意味を理解

こういった流れが必要だけど、これがスムーズにできない

もっとみる
『読み書き』が苦手と気づかれない

『読み書き』が苦手と気づかれない

先日、こちらの記事で発達性読み書き障害という言葉をちらっと出した🔽

ちなみにこの記事、ありがたいことによよパパさんが引用して紹介してくださいました🔽

是非読んでみてほしい。

話は戻って…

発達性読み書き障害(発達性ディスクレシア)を聞いたことがある人はどれくらいいるだろうか。

発達障害の一つで、知能や話し言葉に問題がないのに読み書きにだけ特に困難が現れる。

・何度も練習しているのに

もっとみる
素直で柔軟な専門職でありたい

素直で柔軟な専門職でありたい

専門職界隈では、

・専門分野を決めて、その分野を必死で勉強して技術を磨きましょう

という意見と

・専門職といえど幅広く色々な勉強をして見識を広げつつその中で、専門的な視点を持つようにしよう

のような意見に 二極化 していることが多いように感じる。

私はというと、どちらかというと後者派。

ただ、幅広くと言ってもマンパワーが足りないからと言ってそこを埋めるために配属れたり、雇われたりするの

もっとみる
夫の遊び相手スキル

夫の遊び相手スキル

少し前に、夫の育児スキルについてこんな記事を書いた🔽

お世話という面においてはなかなか苦戦した夫。

最近息子が色々できるようになってきて、遊び相手がめちゃくちゃ上手いことに気づいた。

全然喋りかけたり、言葉のやりとりをしているわけではない。

でもパパ大好き。

私がお風呂に入ろうと脱衣所に行くと、高確率で息子の大爆笑が聞こえてくる。

しかも、お風呂から出てからもその笑い声は続いている。

もっとみる
うちの暴君

うちの暴君

1歳になったばかりの息子、最近物を投げるのにドハマり中。

ボールはいい。

柔らかいブロックもまぁいい。

でもその他の硬いおもちゃも全部すんごい勢いで投げまくる。

なんなら最近はノールック後ろ投げまでマスターした。

投げるまでのモーションが速すぎて止める間もない。

そして今日ついに、思いっきりおもちゃを投げつけられて私の頭に直撃。

星が飛んだし涙が出るくらい痛かった。

こりゃだめだ。

もっとみる
「個性」という言葉は使い方次第

「個性」という言葉は使い方次第

私は言語聴覚士として、児童発達支援施設に勤務している。

そこは、自閉症やADHDなどのいわゆる発達障害と診断された子や、まだ診断名はついていないグレーの子も利用する。

発達障害というのは、環境とのミスマッチから学びや生活に困難が生じる、生まれつきの脳機能の障害だ。

この、環境とのミスマッチというのは、障害の社会モデルといわれる考え方。

このモデルでは、社会や環境のあり方や仕組みが障害を作り

もっとみる
子どもにはアハ体験をたくさんさせたい

子どもにはアハ体験をたくさんさせたい

子どもには色んな経験をさせてあげたいという親は多い。

私もそうだ。

そう思うのは自分の息子だけではなく、仕事で関わる子も含まれる。

子どもにはみんな、アハ体験をたくさんさせてあげたい。

アハ体験というのは、ドイツの心理学者カール・ビューラーが提唱した心理学上の概念。

ドイツ語で「Aha-Erlebnis」という。

「Aha」は「なるほど!」「へぇ~!」という感動詞。
「Erlebnis

もっとみる
思考の育児も分担したい

思考の育児も分担したい

日々の家事育児に加えて、ライターの仕事、言語聴覚士としての仕事、それに保活。

まぁまぁ考えることが多い。

予防接種も予約して、連れて行って打たせて、体調確認して。

保育園の申し込みの書類を揃えて。

一時保育のための準備もしないと。

ライターの仕事も納期に間に合うように…

職場で聞かれた子のことも調べてまとめないと…

なんか、めっちゃ色んなことに追われてる。

めちゃくちゃ忙しいからと

もっとみる
発達障害がめちゃわかりやすい漫画

発達障害がめちゃわかりやすい漫画

とてもおすすめの漫画を見つけた。

それがこれ🔽

最近とても認知度が上がってきている発達障害という言葉。

でも、まだまだ理解度は低く、なんか聞いたことがあるというくらいの人が大半な気がする。

この本は、そんな人にもおすすめだし、子育て中の親、祖父母、専門職にも是非読んでほしい。

とてもわかりやすく解説しているだけでなく、非常にリアルに登場人物の心情や生活、社会構造が描かれている。

発達

もっとみる