mami @小児分野強化中!

言語聴覚士10年目。勉強したことや仕事で得た経験、育児と仕事の狭間で奔走する日々を綴り…

mami @小児分野強化中!

言語聴覚士10年目。勉強したことや仕事で得た経験、育児と仕事の狭間で奔走する日々を綴ります。離乳食 | ことば | 発達 | 摂食嚥下 | 独立開業

マガジン

  • 妊娠・育児マガジン

    妊娠、出産、育児中の体験談や考えをまとめたマガジンです。

  • おしごとマガジン

    ことばのことや、言語聴覚士についてまとめたマガジンです。

  • 子どもの発達マガジン

    子どもの発達について勉強してまとめた記事をマガジンにしました。

  • おすすめ記事を紹介

    私が参考になった・感銘を受けた記事について感想を書いて紹介した記事をまとめました。

  • 子供のおくちマガジン

    「食べる」「歯」「発音」「言葉」など子供の【口】に関する記事をまとめました。 離乳食/口腔機能/口腔ケア/言語発達/ことば

最近の記事

  • 固定された記事

改めまして、わたしの『#自己紹介』

2012年に言語聴覚士の試験に合格。 病院、介護施設、児童発達支援施設など様々なところで働いてきて、現在は息子を自宅保育しながら言語聴覚士とライターをしています。 言語聴覚士ってなに?という方はこちらをどうぞ🔽 『なぜフリーの言語聴覚士として開業しようと思ったのか』という理由についてはこちらの記事をご覧ください! 普段はこんな記事を書いてます 今回は、私のプロフィールを書いていきます。是非読んでいってくださいね。 (R4年9月更新) 【ステータス】◆名前:mami

    • note毎日更新100日達成!

      本日で100日チャレンジ達成。 意外とえ、もう?って感じ。 息子が寝た後、夜な夜な布団の中でぽちぽち執筆。 早く寝てくれない時は自分も寝落ちそうになったり、早く寝てくれた時はボリュームのある記事が書けたりなんかして。 そんなこんなでもう100日。 私は毎日ずっと続けるというのが苦手と感じていた。 そんな苦手意識を無くすために始めたのがスタエフとnoteの毎日更新。 まずは100日と目標を掲げて、1番時間がとりやすい寝かしつけの後に書いていた。 目標を掲げていた

      • 子供と楽しく遊べるようになりたい

        私は言語聴覚士という仕事をしており、児童発達支援施設に勤めている。 職場は小学校教諭や保育士が居て、みなさんとても子供との関わりが上手い。 声かけ一つをとっても、子供がワクワクするような言い方やイントネーションを使いこなしている。 尊敬。 子供と遊ぶのはなかなかに難しい。 自分が楽しいと思っていないと興味を持ってくれないし。 一つのおもちゃでたくさん遊び方を知っているとそれだけで武器になる。 大人なら丁寧な言葉使いや説明だったり、よく話を聞くといったことで信頼関

        • 睡眠不足は情緒が終わる

          最近、硬めの内容が続いていたので今日はゆるく書いていきたい。 自分にとって最大の天敵は睡眠不足だ。 睡眠が足りていないとイライラの閾値がいつもの10分の1くらいになってしまう。 箸が落ちただけでイライラする。 妊娠中はマイナートラブルで不眠に陥り、本当につらかった。 産んでもしばらくはほとんど寝られないので、あの時期はよく生きていられたなぁと思う。 今はほとんど睡眠不足になることはないけど、時々夜ふかしをしてしまぅた時はやっぱり情緒不安定になる。 子供がいない時

        • 固定された記事

        改めまして、わたしの『#自己紹介』

        マガジン

        • 妊娠・育児マガジン
          33本
        • おしごとマガジン
          19本
        • 子どもの発達マガジン
          6本
        • おすすめ記事を紹介
          7本
        • 子供のおくちマガジン
          9本
        • 専門職ママ、開業への歩みマガジン
          6本
          ¥1,500

        記事

          科学的根拠の発信が正義とは限らない

          専門職の発信を見ていると、科学的根拠とかエビデンスという言葉をよく見る。 病院に勤めていた時や学会でもよく聞いていたので、馴染み深い言葉。 医療行為において治療法を選択する際「確率的な情報」として、安全で効果のある方法を選ぶ指針になるためとても重要だ。 ただ、個人的にはSNS上の発信においてこの言葉を使う時は注意が必要だと思っている。 特に私が苦手だし警鐘を鳴らしたいのは、育児方法における発信。 例えば。 歯並びが悪くならないために、生後6ヶ月までは完全母乳育児が

          科学的根拠の発信が正義とは限らない

          初めての一時保育チャレンジ

          今月から何日か一時保育の枠がとれたので、先日が初めての利用日。 新しい会社の人と勤務形態の相談と契約をした後、出勤する予定だった。 朝も早く起きて、早々に支度を終わらせて朝ごはんを食べさせ約束の時間に間に合うように家を出る。 8時半に到着。 完璧な流れだ!と検温をしてから先生に思い預けようとした。 そしたらなんと、37.6℃ 先生と顔を見合わせる。 あっれれー? と、小学生探偵のようなトーンで熱こもってるかなぁ〜と再測定。 37.8℃ あがった…… あぁ、

          初めての一時保育チャレンジ

          子供を窒息から守ろう

          私の仕事である言語聴覚士は言葉に加えて、実は食べる機能に関する専門家でもある。 今日は飲み込みの機能(嚥下機能)から見る窒息について書いていきたい。 子供の死亡原因を見ていると、窒息事故は非常に上位にある。 消費者庁によると2010〜2015年の間に食べ物を原因とする14歳以下の窒息死事故は103件。 六歳以下が8割超を占めていた。 ここで、食べ物による窒息はなぜ起こるのかを考えてみたい。 消費者安全調査委員会(消費者事故調)の調査によると、球形や楕円形だけでなく

          子供を窒息から守ろう

          読み書きが苦手なのはなぜ?

          昨日の記事で、発達性読み書き障害があまりにも知られていないんだよ〜 という話を書いた🔽 今日はその続き。 そもそもなんで読み書きが苦手なんだろう?というお話し。 ここを説明するには『読み』と『書き』を分けて考える必要がある。 『読む』ためには、 文字を認識 ↓ 文字と音を結び付ける ↓ 文字のまとまりで単語を認識 ↓ 意味を理解 こういった流れが必要だけど、これがスムーズにできないと、 ・読めてもたどたどしい ・読み間違える ・声に出して読むと意味が分からない

          読み書きが苦手なのはなぜ?

          『読み書き』が苦手と気づかれない

          先日、こちらの記事で発達性読み書き障害という言葉をちらっと出した🔽 ちなみにこの記事、ありがたいことによよパパさんが引用して紹介してくださいました🔽 是非読んでみてほしい。 話は戻って… 発達性読み書き障害(発達性ディスクレシア)を聞いたことがある人はどれくらいいるだろうか。 発達障害の一つで、知能や話し言葉に問題がないのに読み書きにだけ特に困難が現れる。 ・何度も練習しているのに音読ができない ・音読できてもスピードが極端に遅い ・漢字や仮名の形を思い出せず書け

          『読み書き』が苦手と気づかれない

          素直で柔軟な専門職でありたい

          専門職界隈では、 ・専門分野を決めて、その分野を必死で勉強して技術を磨きましょう という意見と ・専門職といえど幅広く色々な勉強をして見識を広げつつその中で、専門的な視点を持つようにしよう のような意見に 二極化 していることが多いように感じる。 私はというと、どちらかというと後者派。 ただ、幅広くと言ってもマンパワーが足りないからと言ってそこを埋めるために配属れたり、雇われたりするのは違うと思う。 例えば、以前勤めていた病院で実際あったこと。 食事介助が必要

          素直で柔軟な専門職でありたい

          夫の遊び相手スキル

          少し前に、夫の育児スキルについてこんな記事を書いた🔽 お世話という面においてはなかなか苦戦した夫。 最近息子が色々できるようになってきて、遊び相手がめちゃくちゃ上手いことに気づいた。 全然喋りかけたり、言葉のやりとりをしているわけではない。 でもパパ大好き。 私がお風呂に入ろうと脱衣所に行くと、高確率で息子の大爆笑が聞こえてくる。 しかも、お風呂から出てからもその笑い声は続いている。 なにして遊んでいるのかな? と、覗いてみる。 すると、夫は仰向けに寝転がった

          夫の遊び相手スキル

          うちの暴君

          1歳になったばかりの息子、最近物を投げるのにドハマり中。 ボールはいい。 柔らかいブロックもまぁいい。 でもその他の硬いおもちゃも全部すんごい勢いで投げまくる。 なんなら最近はノールック後ろ投げまでマスターした。 投げるまでのモーションが速すぎて止める間もない。 そして今日ついに、思いっきりおもちゃを投げつけられて私の頭に直撃。 星が飛んだし涙が出るくらい痛かった。 こりゃだめだ。 楽しいのはわかるけど本格的に教え込まないと。 と、いうことで投げたら両手を

          「個性」という言葉は使い方次第

          私は言語聴覚士として、児童発達支援施設に勤務している。 そこは、自閉症やADHDなどのいわゆる発達障害と診断された子や、まだ診断名はついていないグレーの子も利用する。 発達障害というのは、環境とのミスマッチから学びや生活に困難が生じる、生まれつきの脳機能の障害だ。 この、環境とのミスマッチというのは、障害の社会モデルといわれる考え方。 このモデルでは、社会や環境のあり方や仕組みが障害を作り出しているという捉え方をする。 例えば、車椅子を利用している人にとって階段など

          「個性」という言葉は使い方次第

          子どもにはアハ体験をたくさんさせたい

          子どもには色んな経験をさせてあげたいという親は多い。 私もそうだ。 そう思うのは自分の息子だけではなく、仕事で関わる子も含まれる。 子どもにはみんな、アハ体験をたくさんさせてあげたい。 アハ体験というのは、ドイツの心理学者カール・ビューラーが提唱した心理学上の概念。 ドイツ語で「Aha-Erlebnis」という。 「Aha」は「なるほど!」「へぇ~!」という感動詞。 「Erlebnis」は「経験や体験」を意味する。 つまり、これまで理解できなかったことが突然理解

          子どもにはアハ体験をたくさんさせたい

          思考の育児も分担したい

          日々の家事育児に加えて、ライターの仕事、言語聴覚士としての仕事、それに保活。 まぁまぁ考えることが多い。 予防接種も予約して、連れて行って打たせて、体調確認して。 保育園の申し込みの書類を揃えて。 一時保育のための準備もしないと。 ライターの仕事も納期に間に合うように… 職場で聞かれた子のことも調べてまとめないと… なんか、めっちゃ色んなことに追われてる。 めちゃくちゃ忙しいからと言われるとそうでもないんだけど、常に脳みそが動いてる感じ。 いつも以上に糖分を

          思考の育児も分担したい

          発達障害がめちゃわかりやすい漫画

          とてもおすすめの漫画を見つけた。 それがこれ🔽 最近とても認知度が上がってきている発達障害という言葉。 でも、まだまだ理解度は低く、なんか聞いたことがあるというくらいの人が大半な気がする。 この本は、そんな人にもおすすめだし、子育て中の親、祖父母、専門職にも是非読んでほしい。 とてもわかりやすく解説しているだけでなく、非常にリアルに登場人物の心情や生活、社会構造が描かれている。 発達障害がなにかはもちろん、どんなことに苦しんでいるのか、なにが問題となっているのかな

          発達障害がめちゃわかりやすい漫画