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おさるさん以上に、なれるかな?

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  • マーケティング

    マーケティングに関連する考えや見聞きしてきたことを、語り直すかたちでまとめています。イチから学んでみたい方の役に立てたらうれしいです。

記事一覧

0から!サイト制作 〜 HTML+CSS #1

この記事は、webサイトを自分で作れるようになるのに必要なHTMLとCSSを、全くのゼロから学んでいただくものです。 僕自身、HTMLもCSSもまったくなにも知らなくて、最近に…

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将棋とAIの「ケタ違い」な話──コミュニケーション考 (ⅰ)

「1000桁」をめぐる応酬将棋ネット中継での視聴者コメントでよく使われるネタ表現に「1000桁」というものがある。 (ABEMAでは%表示が使われているので、ニコ生特有のネタ…

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仮面?内面?──“ペルソナ”であいまいな顧客の理解を深掘っていこう

【前回(と前々回)の話】 ・顧客をキメこまかく、絞りこむことがだいじ ・絞りこみは、顧客のアタマやココロのなかにあること(とらえかた)に  よって行いたい(ざっく…

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(戯言)将棋/囲碁界にまつわる他愛もない発見

将棋や囲碁の中継を観るのが結構すきです。 藤井聡太(あえて「先生」とか、つけませんが)の降臨以降、将棋界の方はそれまで無縁だった年配女性なんかも巻き込んで、世間…

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(つづき)とらえかたのとらえかた #2

前回: アンケートから「顧客目線」をとりいれる方法(分析手法)に、因子分析/主成分分析というものがあるというところまで話をすすめたが、あまりにも中途半端なところ…

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顧客のとらえかたのとらえかた

【前回のお話】 ・STP(とくにSとT)が古くもない:顧客の絞り込みはいまも大切 ・だが、その方法には工夫が必要 ・顧客を見分けるさいは、顧客がどう「とらえている」のか…

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STPはいまさらなのか

マーケティングは顧客を絞り込む そして顧客がどうとらえているかが肝心 という考えかたを前回は出した。 そして今回はこの理解を進めていきたい。 マーケティングの基本…

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語って学び直す、マーケティング

この危機を機会に変え、なにかを学び自分を高めようと考えているひとたちも多いと思う。 マーケティングの基本的なことがらをまとめ直して発信していきます。 ゼロから知…

2

マーケティング=「?」

マーケ=集客?マーケティングというと、「集客」とイメージする人も多いのではないかと思います。 ひと頃と比べたら、マーケティングを重視する会社も増えたと思います…

6

考えることと、話すことと

さんざん言い尽くされてきたことで、あえてここで僕がとりたてることでもないとは思うが、思考と対話には不思議な関係があると思う。 ロジックツリーで表現されるような、…

1

「投げ銭」 あるいは 意見の時代、来た?

「投げ銭」やそれに似たしくみが、いろんなところでみられるようになってきて、とてもうれしい。 ここのnoteもそうですが、最近いろいろなところで「投げ銭」的システムが…

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ポジショニングを考えると、ついうかつに4象限を思い描いてしまうかなしい性

ポジショニングを考え(直し)てみようとするときに、実際に手で描くかどうかは別として頭の中でついつい2軸を引いてしまうのが思考のクセとして染みついてしまっているこ…

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0から!サイト制作 〜 HTML+CSS #1

0から!サイト制作 〜 HTML+CSS #1

この記事は、webサイトを自分で作れるようになるのに必要なHTMLとCSSを、全くのゼロから学んでいただくものです。

僕自身、HTMLもCSSもまったくなにも知らなくて、最近になってはじめて学んだクチ。
それでもいちおう、webサイトを自分でつくってネットにあげることができるようになったんです。それなりに、学んだり覚えたりしなければならないこともあるけど、少しずつ順を追って学んでいけば、あなたに

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将棋とAIの「ケタ違い」な話──コミュニケーション考 (ⅰ)

将棋とAIの「ケタ違い」な話──コミュニケーション考 (ⅰ)

「1000桁」をめぐる応酬将棋ネット中継での視聴者コメントでよく使われるネタ表現に「1000桁」というものがある。
(ABEMAでは%表示が使われているので、ニコ生特有のネタかもしれない)

コンピュータの将棋ソフト(最近はAIと呼ばれることが増えたが)は、独自の形勢判断を数値化し、「評価値」などと呼ばれている。この数値が200〜300のうちは〈互角〉とみなされ、500ぐらいを超えてくるとすこし「

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仮面?内面?──“ペルソナ”であいまいな顧客の理解を深掘っていこう

仮面?内面?──“ペルソナ”であいまいな顧客の理解を深掘っていこう

【前回(と前々回)の話】
・顧客をキメこまかく、絞りこむことがだいじ
・絞りこみは、顧客のアタマやココロのなかにあること(とらえかた)に
 よって行いたい(ざっくり雑では意味がない)
・定量データから、顧客のとらえかたを理解するための調査分析手法もある
 (因子分析/主成分分析)

【今回は…】
顧客のとらえかたにもとづいて、さらに理解を深めるところへ話をすすめていきたいと思います。

顧客の認識

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(戯言)将棋/囲碁界にまつわる他愛もない発見

(戯言)将棋/囲碁界にまつわる他愛もない発見

将棋や囲碁の中継を観るのが結構すきです。

藤井聡太(あえて「先生」とか、つけませんが)の降臨以降、将棋界の方はそれまで無縁だった年配女性なんかも巻き込んで、世間的にも耳目を集めて「観る将」なる人種も出てきてすっかり一般化しました。
かたや、囲碁の方は中邑菫ちゃん(こちらも「ちゃん」呼び失敬)が登場したり、遡るとアルファ碁がイ・セドルや柯潔を叩きのめした時にニュースになったりしましたが、もう一つメ

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(つづき)とらえかたのとらえかた #2

(つづき)とらえかたのとらえかた #2

前回:
アンケートから「顧客目線」をとりいれる方法(分析手法)に、因子分析/主成分分析というものがあるというところまで話をすすめたが、あまりにも中途半端なところで話をぶったぎってしまいました。m(_ _)m
今回はそのつづきからです!

分析で「顧客目線」してみる!因子分析/主成分分析は数おおくの要素(変数)を、〈まとめ〉してくれるものというお話をした。

因子分析は、結果のもとになる共通の要因を

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顧客のとらえかたのとらえかた

顧客のとらえかたのとらえかた

【前回のお話】
・STP(とくにSとT)が古くもない:顧客の絞り込みはいまも大切
・だが、その方法には工夫が必要
・顧客を見分けるさいは、顧客がどう「とらえている」のかを基準にする(感情/体験/認識を理解)

今回は、顧客の目線をどうやって理解するか、おもにアンケート調査などの定量データをつかって顧客の「とらえかた」理解を深める方法論を例として紹介する(あくまでもひとつの例)

心がみえたら、かっ

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STPはいまさらなのか

STPはいまさらなのか

マーケティングは顧客を絞り込む
そして顧客がどうとらえているかが肝心

という考えかたを前回は出した。
そして今回はこの理解を進めていきたい。

マーケティングの基本の解説、説明ではよく、
〈環境分析〉→〈STP〉→〈4P〉
といったフローで検討手順を提示するものが多いとおもう。そして、マーケティングにあまりなじみのない人でも、「マーケ?あぁ〜あぁ〜、4Pぐらいなら知ってるよ」のような反応はよく耳

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語って学び直す、マーケティング

語って学び直す、マーケティング

この危機を機会に変え、なにかを学び自分を高めようと考えているひとたちも多いと思う。

マーケティングの基本的なことがらをまとめ直して発信していきます。
ゼロから知りたいという方をイメージして、書いていきます。

興味があるという方がもしいたら、ぜひコメントください。
それからつづきもご期待いただけたら、めっちゃうれしいです。

やむなく閉じこもり環境がつづく。
いつ終わるのかは、とんとみえない。

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マーケティング=「?」

マーケティング=「?」


マーケ=集客?マーケティングというと、「集客」とイメージする人も多いのではないかと思います。

ひと頃と比べたら、マーケティングを重視する会社も増えたと思いますし、一般化したビジネス教養としてマーケティングを意識する人も増え、知っていて当たり前の部類に入ってきている向きも強くなっているように思えます。

まぁ、ビジネスの知識なので、「使える」と感じることを実用的、実践的に取り入れていけば別に構わ

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考えることと、話すことと

考えることと、話すことと

さんざん言い尽くされてきたことで、あえてここで僕がとりたてることでもないとは思うが、思考と対話には不思議な関係があると思う。

ロジックツリーで表現されるような、きれいな連鎖のかたちで考えがまとまることは、実はなかなかないものですよね。たいていは頭の中で人それぞれ、ところどころジャンプのような連想を重ねながら、なぜだかどこかで「ここだっ!」「これだっ!」と腑に落ちる。ある瞬間に、ふっと落ちる。

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「投げ銭」 あるいは 意見の時代、来た?

「投げ銭」 あるいは 意見の時代、来た?

「投げ銭」やそれに似たしくみが、いろんなところでみられるようになってきて、とてもうれしい。

ここのnoteもそうですが、最近いろいろなところで「投げ銭」的システムが組み込まれているのを見かけます。Youtubeなんかでも、スパチャなんてのができるようになっていますよね。
ライブ配信を観る機会には、こうした投げ銭が実際に飛んでいるのも目の当たりにして、意外とけっこうな金額が動いているんじゃないかと

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ポジショニングを考えると、ついうかつに4象限を思い描いてしまうかなしい性

ポジショニングを考えると、ついうかつに4象限を思い描いてしまうかなしい性

ポジショニングを考え(直し)てみようとするときに、実際に手で描くかどうかは別として頭の中でついつい2軸を引いてしまうのが思考のクセとして染みついてしまっていることに気づいた。

ものごとをスッキリさせるには、2軸引いて4象限に整理するぐらいが単純で切れ味もそれなりにありそうで、ちょうどいいのは間違いないのですが、いくつかの意味で問題があるといえばあるんだと、いまさらながら気づく。

問題は、ユニー

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