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ボスの知らない女性の特性

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同じ職場で感じる男性と女性のずれ。お互いに理解することで、もっと働きやすくなるはずです。女性を応援したい男性へのコーチングのヒントとなるエピソードを載せています。本はこちら☞ht…
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英国のサーバントリーダー

英国のサーバントリーダー

エリザベス女王がお亡くなりになりメディアでは連日女王の姿が流れています。そのひとつ「私の人生が長かろうが短かろうが国民に奉仕する」と宣言する若き女vv王は「Service to people」という言葉を使っています。

またチャールズ新国王は「忠実に愛と尊敬をもって皆さんに奉仕する」とやはりServeという言葉を使い宣言しました。

Serve、日本語では仕える、奉仕する。Servantとは誰か

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~おいしいご飯が食べられますように~価値観とランチタイム

~おいしいご飯が食べられますように~価値観とランチタイム

「心理的安全な職場」が唱えられて久しいけれど、そんな綺麗な言葉では解決できない、表面には表れない檻が職場にはたまっている。

今年の芥川賞を受賞した高瀬隼子氏の「おいしいご飯を食べられますように」を読んで苦々しい想いを抱きました。あるメーカーの地方支店の人間関係を描いています。仕事が出来ないのに要領よく甘えて皆に守られている女性と、仕事が出来るのに率直すぎて損をしている女性、飲み会や食事を一緒にす

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謙遜するなんておこがましい

謙遜するなんておこがましい

北京オリンピックで日本人選手の活躍が今週はめざましい。
メダルを取っても思う通りの結果を出せたわけではなく、自分基準では満足の出来ではなかった選手も、聞かれれば「精一杯努力した結果です」と胸を張ります。それはそうでしょう。あんな高いところからスキーを履いてジャンプしたり、空中で回転したり、氷の上で回転したり、人間の限界ってどんどん広がって行くのだと本当に感心します。

私たち日本人は謙遜するのは美

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金メダルの基準

金メダルの基準

反省し過ぎる、自分を責めすぎるのは、多くの女性に見られる特徴です。だから、反省し過ぎるより「自分が出来たこと」「頑張ったこと」にフォーカスをして自分を誉めましょう、といつもお伝えしています。

しかし、オリンピックの最中、女性の活躍を見ていると、ちょっと違うのではないか、という気がしてきました。「頑張っている」というのは彼女たち、彼らたちのような真剣に自分のやるべきことやりたいことに、日々自分と戦

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ビジョンが必要なのは今をイキイキ生きるため!

ビジョンが必要なのは今をイキイキ生きるため!

あなたは3年後、5年後の自分の姿をイメージ出来ていますか。コラムを読んでくださっている方にはお伝え続けてきていますが、女性対象の公開セミナーを始めて8年以上になりますが、今でも少し先の自分の姿を描くことが得意ではない方が多いと感じています。

先日、もうすぐ企業勤務を卒業する外資系企業の女性部長さんにメールをすると、いよいよフィナーレを迎えるにあたり、プライベートも充実させ、そして最後まで責任を果

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ロールモデルより自分の生き方を探す

ロールモデルより自分の生き方を探す

 先日、107才で亡くなった芸術家、篠田桃紅さんの美術展に行きました。そこで購入した彼女の画集にとても共感する言葉がありました。

一人一人、生まれも育ち方もぜんぶ違う。                      だから一の生き方を参考にすることは出来るけど                   そっくり真似することはできない。                         自分で生き方を生み出

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10年後に何を着ていたら幸せ?

10年後に何を着ていたら幸せ?

以前から、日本の働く女性たちはもっと服装に意識を働かせても良いのではないかと感じていました。女の子なのかお母さんなのか、キャリアを目指しているのか女性らしさを強調したいのか、カジュアルなのか手抜きなのか、よくわからない曖昧なファッションの女性を多く見かけます。それが好きだから、楽だから、好みだから、というのは理解できるし、好きなものを着ればいい、とやかく言えばハラスメントと言われるかも知れません。

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女の話が長いと日本が元気になる!

女の話が長いと日本が元気になる!

「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」五輪組織委員会の森会長の発言が波紋を呼びました。この発言は、日本がいかに女性に対しての視点が遅れている国であるかを、明らかにしてしまいました。

さて、本当に女の話は長いのでしょうか。長いとすればその理由はなんでしょうか。

私は、女性の話は長い、女性はよくしゃべる、とプライベートでも仕事の場でも実感として感じています。もちろん、私自身も(笑)そして

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ビジョンが今なくても大丈夫!でも考えてみることも大切です。

皆さんはビジョンがありますか。自分がこうなったらいいなあ、という将来の姿をじっくり考えてみましょう。キャリアを変えるときにビジョンを持っていると選択がしやすくなります。今、CAから別の仕事に変わろうとしている方、必見です。

昆虫教室と苦手意識

昆虫教室と苦手意識

私の小学生の夏休みの思い出です。母が動物園の「一日動物教室」へ申し込みをしようとしたらすでに満席で「昆虫教室」に入ることになりました。やだー、昆虫なんて嫌いだそんな男の子みたいなところへ行きたくない、と抵抗したのですが無理矢理参加させられました。するとさすが先生はプロ、芋虫やらカブトムシに触れて、「いや案外面白い」と私の中でイメージが変わり、帰りには母も嫌がる(笑)昆虫少女になっていました。

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ハッピーエンドを期待して裏切られる

女性は素晴らしい特性をたくさん持っているのに、なぜか仕事場でうまく行かないことがあります。何故なのでしょう? 「ボスの知らない女性の特性」では、その理由を解説しています。その中からひとつ、女性が陥りやすいパターンについてご紹介します。

男性も進化する

男性も進化する

仕事が終わると皆さんは何を思い浮かべますか。

先日、私の公開セミナーに参加して下さった大手企業の30代の営業マンのAさん。最近シングルファザーになったそうで、自分が子育てをするようになって一番変わったことは、仕事が終わる17時半になると冷蔵庫の中身を思い浮かべるようになったことだと話してくれました。

「何があったかな。何を食べさせようか」と小さい子供にご飯を食べさせることは、一日のもっとも重要

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