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2021年 #小説 noteまとめ100作

今年も年の瀬。2021年を彩るnote30選が公式さんから発表されましたね!

ああこれ読んだなぁ、あれよかったなぁと思って眺めていると、ん?あれ?小説noteがない……!なんだってー!!noteホーム画面でも小説カテゴリは最初のほうにあるのに……!!
(創作大賞も開催中なので小説は公式ピックしにくかったのかも……)

というわけで、書きました!

・#小説 タグの定番カテゴリを上からピックしています
・2021年中に書かれたものをピックしています(連載最新含む)
・有料noteは除いています
・タグがたくさんついてたり、「小説じゃないかなぁ……?」という記事はスキップしています(主観です)
・自己紹介noteもスキップしました
・定番カテゴリ、たぶんスキ数とかビュー数とかのアルゴリズムで抽出だと思うのだけれど、数字は作品の優劣ではないので参考目録としてご笑納ください
・超短文感想を添えて紹介します!

それでは、どうぞ!

1.「やりたい事」はあなたを幸せにしない

夢や才能の残酷さと、願いと、読んでて熱くなるnote。刺さるなぁ……。

2.私はお店を開きたい。

最後の2行に持っていかれた〜!!こんなお店、いいなぁnote。

3.ショートショート『ヨシダは死にました』

わたしが書きました。えへへ。
めっちゃビックリした!!ヨシダ、やったな!!

4.中2の娘に手づくりの"おはなし"をあげてみたらこうなった…

小説の中身が気になる〜!つらみがほっこりの素敵なnote。

5.SNSのない世界にいた

切り取り方が変われば、世界が違ってみえる。あたりまえに片手におさまるスマホでつながってる毎日にハッとしたnote。

6.本好きは本屋でなにをしているか

本屋さんっていいですよねぇ。手ざわりが感じられる文体、思わず読書したくなるnote。

7.#62「普通卒業」

なぜ書くのか、なんの為に書くのか。自分と話せば話すほど沈んでいくけれど、なにくそっと意地はれる自分もいる。ぐっと腹に力が入るようなnote。

8.「本当のことは、フィクションの中に」ー書くことは、潜ること、出会うこと

『書くことは、私を変えた。』この一言が、めちゃくちゃ刺さる。書く、読む、つながるを体現するようなnote。

9.ごまどうふ屋の夫と、初めてTwitterで出会った日のこと。

小説みたいな出会いを引き寄せるのはちょっとの勇気と行動力なんだなぁ。ほっこりして、芯があって、肺に空気がスーッと入るような気持ちいいnote。

と、ここまで来たらまさかのnoteカテゴリ表示切れ……。どうする!?企画倒れか!?
ということで、note住人たちに救援要請をしました。

オススメいただいた方、ほんとにありがとうございます。たくさん読んでいてすごい!!

以降はみんなのオススメ、どしどし紹介します!

🐐

10.青色のおままごと #月刊撚り糸

淡々とした息苦しさ、クセになる文体でいてらさんめっちゃよきです……。真綿で締めるような苦しさと、なんでか心地よさが同居するような短編note。

11.創作小噺『コレジャナイけど愛だった』

一行目で掴まれて、ほのぼのしてるようで、芯がある会話めちゃくちゃよきだなぁ……。滋味深くていつまでも読みたいnote。

12.波よせる場所

「おもしろい」に文字数って関係ないんだな。4万字、圧巻のおもしろさ。読んでるうちに登場人物たちのしあわせを願ってしまう山羊メイルさんの小説世界の結晶note。最高。

13.短編小説|東京幻想

「東京の人」、はぁ〜。東京って数え切れない物語を内包してる。最高。おかしやな会話がふしぎとあたたかい素敵note。

14.【小説】月をのむ

一行目からトップギアのカエデさんワールド。淡麗な会話、めちゃくちゃよいなぁ。月がつなぐ愛しさと、ほんのちょっとのさびしさに酔う素敵note。

15.二塁を廻れ

タイトルがめちゃくちゃ素敵……。手に入れたものと溢れていったものの差にきゅうっとなる。その一振り、見てくれてる人が必ずいるって勇気もらえるnote。

16.【小説】私が食べたかったもの

やさしさを見透かすような刺さり方、きゅうってなる。姉妹、兄弟、親子。足し算引き算じゃないのに、なかなか掛け算に思えないときあるよね。読んだらあたたかい気持ちになるnote。

17.【小説】ベランダにバジル

食べるということは、その前後に必ず「何か」がある。食材も料理も、工程の一つひとつに丁寧にこころが見えて、読んでて透き通る気持ちになるnote。上田さんのごはん、最高だな。

18.小箱に隠して【掌編小説(約3600字)】

淡々と語る先に、静かに迫る思い。迫力ある文体の独白、引き込まれて読んじゃう3600文字note。読み終えたあとの感情の澱、よきだなぁ……。

19.【青春小説①】カレーパンを半分こずつ

はぁ〜〜〜!!!!青いー!!!!
ボーイミーツガールカレーパン、忘れていたくすぐったさを強制起動させるnote。

20.ヒース・レジャーの屍を越えて

28歳。グラデーションの狭間でしっかり生きる会話たち。チカゼさんの色がパキッとした文体、よきだなぁ。立ち止まって、じっとりまどろめるnote。

21.雨の中から

山羊メイルさんの小説、形のない感情を一つひとつに動作で表象していて「水が似合う」文体って表現がすごくストンとくる。流れるようにポタポタ落ちていった先で見つかる叫び、あたたかいnote。

22.none

ときどき人生のボーナスステージみたいに訪れるわちゃわちゃ、めっちゃよきだなぁ……。きっかけをしっかり掴んで、率直に伝えるやさしさと強さに惚れてまうやろnote。

23.蛍売り

あわい光と生命。見えてる世界が転換して、めちゃくちゃ引き込まれる。テキストって、これこそがおもしろいよなぁと唸るnote。

24.掌編小説 | 鏡の中の子

「全てを注ぎ込む」ってたった7文字に、本当に燃え尽きるまで走る覚悟がにじむ。全身全霊ってのは、短距離走じゃない世界が一番すさまじい。損耗とエネルギーと情熱のnote。

25.想いを包む

作品の構造というか、デザインがもう最高の贈り物なんだよなぁ。包む、そしてこころを開ける。はぁ〜〜!!やさしい気持ちになるnote。

26.電池

二回読んでげろげろ笑った……!!今年一番の悲劇がここにあるnote。最高だな。最高がすぎる……!!

27.海原に架ける

想いを口にしなくても、少し笑って飲み込める距離。離れても、時が経っても、月を見るたびにそこへ行ける。じんわり温かくて、やさしく刺さるnote。

28.ごろつきと花屋

痛みを抱える日常のなかで出会う、場違いたち。一皮むいたら表れるやさしさが刺さる短編note。

29.【小説】 フォイユにて

細胞がその形である間が生命なら、たまたま一緒にいられるってすごいことだ。力強くて、勇気づけられるnote。

30.短編小説_ふゆちゃんのカイリュー #あの失敗があったから

子どものとき特有の刺さる思い出。たしかに同じ時間を共有した幼友だちだけがわかるアイテムたち。はぁ……。切なくて、できるだけやさしくありたいと思える短編note。

31.前略 #あなたへの手紙コンテスト

二文字からの物語の跳躍がすごい……。飛べる。伝えたいことは常に省略されている。無いことこそが表現。物語構造自体がサスペンスで、心に居座る系の囚われ短編飛ぶぞnote。

32.【小説】おもかげのバニラアイス

冷たく固まったものが、ゆるりと溶け出すようなあたたかいnote。影は引きずっていくかもしれないけど、だんだん伸びて淡くなる。すうーっとさじを入れるような人生の瞬間、いいなぁ。

33.女子のバストには甘いホイップクリームが詰まっていると思っていた

ほんと自意識ってやつは厄介なもんです。でも立ち向かった記憶がみんなあるから、やっぱり刺さってしまう。コミカルな文体で、でも読むと芯が丸裸にされるnote。よきだなぁ。

34.【小説】多角形の月

言えないことばと、言わないことばの間で揺れる切なさにキューっとなる……。松井ー!!!!読んだら缶ビール飲みたくなるカシュッとnote。

35.付け足されたエンドロール

一行目で青春全力装備の最高角度にセットされて、流れるような感情揺れまくり発射。そして、エンドマークの力強さに背筋が伸びる最高note。

36.ドラッグストア昔話 1

語り部の位置が物語のおかしみをマシマシにしていておもしろい……。ふしぎワールドに連れられて、絶対に続きが気になってしまうおもしろnote。

37.思い出は消さないで

感情揺られまくり流れるような展開で、ラスト。ああ、読んでるときの感情の振り幅がすごい……。どうしたらこんな物語構造作れるんだろう。最高に刺さるSFnote。

38.長夜の長兵衛 (1) 朝顔

冒頭3行選手権の着想から連載されているうれしすぎる作品。時代香る文体と色味が素敵な時代ものnote。続きが気になるやつ!

39.指を拾う

すごいなこれ。爆発しない導火線にずっと火がついてるようなヒリヒリ感。ふかしぎなのに、淡々と読めてイメージしてしまうふしぎ。どうしたらこんなの書けるんだろう。読むと、こころに居座る最高note。

40.「in other words」

淡々と綴られていく二人にぐうっと引き込まれてしまう。見えなくても、五感をことばに変換してつながる愛しさ。何度も読みたくなるnote。

41.牡丹の上で猫はキリンの夢を見る

テキストなのに画像、コマ割りの連続みたいな想像の文体が気持ちいい。二人の距離のなかに囚われて、じりりと惹き込まれちゃう読むと心に居座る最高note。

42.ベラゴアルド年代記 -序

長期連載(2年!)だけど、入口語り部が導いてくれるのめちゃくちゃよいな……!連載まとめのお手本みたいな、世界観最高の入口note。フルボリュームたのしめるやつ!

43.雨とピスタチオ

小さく説する。そのつながりが物語を帯びる。ああ、こういうの書きたいなぁ……。ことばの練度がすごい極短編note。

44.新宿の雪

冷たさと、手と、握力。どんなときにも学ぶことがつながること。寒さに反するように応援してしまう。最後に向かっていく。でも前向きになる。冬に読みたい最高note。

45.三本ゆびが青空に届いた夏

その一球が届く先がわからなくても、全力で向かえる青春。はぁ〜〜〜!!!三人のまだことばがつかない感情の揺れも最高にドキドキするnote。最高。

46.第一話 落語家大襲撃【THE ASAXAS CHAIN SAW MASSACRE】#絶叫杯

1スクロールに1人死ぬ。なんだこれ?!ふかしぎワールドに有無を言わせぬドリフト文体。好きな人には大好物のハード小説note。やば。

47.月に吹く風

距離も時間も飛び越えて、パラオ。風が吹く瞬間を感じたら、飛べ!!!って応援したくなる。エンドマークにしあわせを願わずにいられない最高note。

長谷川さんの推し解説noteもめっちゃよき!(ネタバレありなので読んでからどうぞ!)

48.シロガネ⇔ストラグル 目次

異世界×少年×軍人のパワー展開炸裂小説連載。ハマる人はめちゃくちゃたのしめる最高の山があった。挿絵もめっちゃよき素敵note。

49.簒奪者の守りびと 第一章 【1,2】

ハイスピード展開に差し込まれる各々の思惑。流れるように世界観に入っていくのが気持ちいい!長くたのしめる最高の山、テンポ最高の沼入り口note。

50.『やさしい復讐』小説

めちゃくちゃ地盤しっかりしたビジネス書ばりの知見と、丁寧な人物描写が物語を書き立ててる最高のビジネス小説。これはめちゃくちゃ流行るで。タイトルがサスペンスになってて、やさしい回収も読後感最高のnote。

51.総合目次:近未来建築診断士 播磨

どんな世界、時代でも地味な仕事にはドラマが宿る。あらすじの導線導入めっちゃいいし、1話ずつ読みやすくて、テンポよくて沼、長くたのしめる最高の山なnote。これ、読もう。

52.魂の灯 -おまとめ版- #ppslgr

「noteを舞台に、創作に足掻く若者たちの意地がスーパーロボット大戦となって激突するアクション超大作」って紹介、なんのこっちゃと思ったけど、まじでこのままバリバリ展開していくのが気持ちいい。これは読まなきゃわからないおもしろさ……。今日もCORONAを傾けながら、創作天元突破するnote。

53.新連載リレーストーリー「引っ越し仕事人#1」

物語の枠をつないでいくリレー、めっちゃすごい……。好奇心の箱を開かずにはいられない、読んだら登場人物を好きになっちゃうほっこりnote。

54.【掌編】スマートな町

デバイスを使うのは、やっぱり人。スマートって相手への思いやりなのかもしれない。ハッとして、でも想像できる範囲の未来に驚くnote。

55.終の棲家(ショートショート)

タイトル導入からぐるりと転換していく終の流れ。巻き込まれながら息継ぎしていく先にただある壁。ぐぅ刺さるまさに風刺ショートショートnote。

56.竹からやり直したいかぐや姫【完全版】

パワー溢れるギャルみのかぐや姫、でも芯が通ってて痛快なんだよな……。読むと強制元気再起動になる前向きnote。冒頭3行選手権で書いてくれたのも最高にうれしい!

57.旗

日常の延長のふかしぎに、それを包み込む誠意と言わないやさしさ。みんなこころのどこかに旗と集会を持っているのかもしれない。読んだら心象として居座る、何度も読み返したくなるnote。

58.短編小説_きみとうたたねの頃に

ストレスが持ち回りなら、誰かが吸収してリセットしてるんだよなぁ。転寝。思わずきみとわたしの安らかな未来を願ってしまう、まどろみ缶プシュ最高note。

59.秋に馳せる。 #エンジンがかかった瞬間

溢れていったものを数えているうちに季節は巡る。巡った分だけ、また巡り合ってほしいなぁ……。巻き込まれながら読んでいくうちに、じりりと焦燥する感情小説note。

60.月に二回の劣情 #1

畳み掛けるように落ちていく、用意周到な熱。ギリギリのラインの少し外、一度巣食うと囚われてどうしても読んでしまうnote。捕まるぞ。

61.連載小説|パラダイス〔Part1〕

ぐぅ……!さいしょにサスペンス、次に感情のぶつかりで語り部の位置も距離も読み手目線……。定石をしっかり踏みつつ、「えっ、どゆこと?」と飲み込みのつながり、気にならないわけないnoteやで……。

62.連載『旅するコットン。』高知の旅【1】

近すぎて見えないときもある。旅は、自分を切り出して別の場所に置く。旅先で見るのって、外じゃなくて心の中なのかもしれない。チクッ刺さったまま、旅の続きが気にならないわけがないnote。

63.物語の欠片 青碧の泉篇 1

挿絵もファンタジーの導入も素敵で、タグにミステリーがついてるのも気になる。世界観に飛び込めたら、息長くたのしめる沼note。続き気になるやつだこれ。

64.【連載小説】アヘアヘキングダム 3rd Season Introduction【完全版】

『イラストや歌を織り交ぜて、どこかアニメの観ている感覚で楽しめるWeb小説』たしかに読むより観るって感覚で、セリフ劇をスレッド読みする感じ新しいな……!!シーズン単品でも、遡ってもたのしめる親切設計。noteもだけどTikTokとか、いろんな表現主体が想像できちゃうnote。

65.メンボウ・オア・マンボウ。アンド・フューチャー

タグ通り、意味わからん!けど、クセになる。文章文体全体の音がいいよね。最高。前歯と軟口蓋の前のほうが乾くようなふしぎな読後感。おもしろ。最高note。

66.『いろいろあった』

十人十色のいろいろには歴史がある。「いろいろあったねぇ〜!」と紐解ける間柄は、きっと美しい模様を描く時間。ほっこりあたたかくなるnote。

67.【小説】また一緒に良い仕事をしよう

お仕事小説って人生のステージで響き方も熱も変わると思うけれど、これは確実に今響く作品だった……。読んだら「私のことだ」と思える作品、最高だよね。向き合い方も関わり方も、つながりも、熱。読むとまた明日もがんばろって思えるnote。

68.ロストシティ(掌編小説)

変わっていくのは新しくなるんじゃなくて、前の場所を失うことなのかもしれない。こころの速度は時間よりも遅い。切なくて、でもホッと息が抜けるような短編note。

69.ショートショート:しゃべるピアノ【410文字】

タイトルからの流れ落ちるような美醜。410文字、ゴリッと叩きつけられるような衝撃が癖になるショートショートnote。こわ。

70.孫と私とお月見と【ショートショート】【#166】

子どもが獲得していく人生の枠と、そこをちょっとずつ踏み出したり引き直したりした後の時間。月は一緒でも、見るほうが変わる。言葉なく苦笑いしちゃう読後感が心地よい最高ショートショートnote。

71.俺が嫉妬に脅かされている件について【短編小説(約13000字)】

ふむふむ青春なと油断してたら、そこから流れるように怒涛の愛と狂気の巻き込まれ。愛憎のシステムが心に追いつくのか、心がシステムに置き換えられるのか、想像できる未来に置いてけぼり食らったような爽快な読後感の短編note。こわ。

72.鬼とチョコレート

最後のタグまでオチが最高の節分活劇。短い文章でごりんごりん展開していくの気持ちいいなぁ。きっと他のショートショートも読みたくなる至極の短編note。

73.やじろべえ日記 No1.「お誘い」

今日は繰り返せないけど、明日。スマートな会話が気持ちいい!変化の化学反応の先が気になっちゃう音楽セッション物語note。

74.さよなら腐敗味

このまま永遠いられると思ってたファミレス、人生最高の味だと思ってた296円の中ジョッキ、あんなに大きかった冷蔵庫。ぜんぶ記憶の底で腐って、土になっていく。ぐっと噛み締めて、もっかい立って歩いていく強さが刺さる、その先もやっぱり青春だnote。

75.モンブラン記念日

おいしいは、人生の道標。甘くて、しょっぱくて、読み終えたら快く前向きになれる。はぁ〜〜〜!まさにケーキ、モンブランみたいなnoteやで。幸あれ!!

76.アネモネの花言葉

言わないことば、まだ名前がつく前のこころ。はいっ、はぁ〜〜〜!!!!甘くて切ない、率直で読後感も最高の青春note。

77.コルトレーンの囁き Vol.1

着るものや、指先で触れる仕草の一つひとつが人物の今の今を示していて、畳み掛けるような転落と再生の先が気になっちゃう大人な小説連載note。ドキドキしちゃう。

78.ダーカカカアカーカ

台風みたいにやってくるのもあれば、急に起きた旋風に巻き込まれることもあるいつだって突然のそれ。カカカカカ、むずむずしちゃうnote!

79.小説「私の声」

まるごとぽっかり空いてしまった穴を共有する。その声は、たしかに私の声でエンドマークに先が願えるのは読めてしあわせ。素敵なnote。

80.『夜半(よわ)の密書』(水野うたさん企画「#あなたへの手紙コンテスト」参加作品)

贈り物は、モノでもことばでもなく。時間を共有すること。なるべくしてなってしまったものもあるけれど、次がある。健やかな時を想うnote。

81.小説:淡雲さようなら【3462文字】

透けて見えるような青が、濁り、澱み、手元まで迫り、流れ落ちていく。ふかしぎワールドなのに情景が刺さりまくる群青。こわおもしろ短編note。

82.【満ち欠け戦隊 オツキヤン】

おかしい……。終始巻き込まれて全然わからないのにおもしろくて読んでしまう……。おかしい……。パンシェ……。蟹味噌……。ああ、クセになるnote。

83.ぼくの物語

あれよあれよというまに、なによ?これ。喚起されるイメージの矢印が斬新に刺さってくる。おもしろくてクセになるオルカさんワールドnote。

84.砂漠の月

冒頭二段落の戦闘機みたいな上降下。展開、急転、ハッとしたらもう囚われてる。ふかしぎ世界を堪能できる短編note。

85.猫と酒

しっとり、ほんのり、やさしさがにじむその一杯。構造まるごとあったかくて、ぐっとくる……。シリーズ化してほしい素敵なnote。

86.100字物語「少年のさがしもの」#第1話

Twitterよりも短文で100文字ぴったりの物語連載。すごい、枠があることで創作が飛躍する感。コマ割りみたいに読めて、先が気になるシリーズnote。

87.1.新宿イオナズン

京王線に沿って邂逅する僕の思い出と人生たちの始発駅。このシリーズ、ゲラゲラ笑って、熱くなって、泣いて。車窓を眺めるみたいに10駅の青春旅。最高のブンガクnote。

88.【小説】シェイク

挫くのも、また歩けるのも誰かのことば。ドロっとした甘さも、ゆっくり溶ける。爽やかな希望を感じる読後感がめちゃくちゃ気持ちいい短編note。

89.『ちいさな異邦人』(短編小説)

ふしぎな旅の物語。旅先で知らない誰かに手を差し出せるようなやさしい文体。読み終わったあとの爽やかな風が吹くような気持ちが最高のnote。

90.飛び込み台の先に見えた不思議な世界

研ぎ澄まされた先に見える不思議な世界。抜けるような青に囚われる感じ、あっという間のこわおもしろnote。

91.ポスト・ポストカリプスの配達員 総合目次

ネーミングが最高。一話ずつ読みやすくて、パワーのあるストーリークセになる。テンポ痛快のSF連載シリーズnote。

92.(7日目)【掌編小説】あなたと私とホワイトスノーマンラテ #Xmasアドカレnote2019

季節を越えて連載の溶け出す甘さとラテのあったかドキドキnote。距離の縮まり方とそこにある一杯、ほっこりする。冬に読みたい連載。

93.【ネクロ13:目次】

シンプルな紹介がいぶし銀でかっこよくて、ハマるならめちゃくちゃたのしめる最高の山。血肉飛び散るハイパワー雨あられの怒涛展開の沼がクセになるnote連載。

94.#異世界サウナ 全話まとめ読み版

異世界で『ととのう』タイトル通りの連載note。今電車でスマホを見つめつつ肩に力入っていませんか?ととのいたくないですか?そんなそこのあなた!さあ、読みましょう。これ、映像化するやつや……。めちゃくちゃよき。

95.掌編小説 | 世界のすべては3.24㎡

甘美な距離がぐるっと回って、狂気。こわおもしろくて囚われてしまう。ことばの練度が高くてぐむぅと唸る読後感の短編note。

96.半笑いの神様

いじわるく半笑いする神様、めちゃくちゃいいなぁ。タイトルからエンドまで急速急転直下形のおもしろさ、クセになるショートショートnote。

97.それを私たちは敢えて恋と呼ぶ。

ささいなことを伝えたくなったら、人はそれは恋と呼ぶらしい。写真と距離と、穏やかな静けさが反転して刺さってくるnote。

98.【掌握小説・らしく①】それはきっかけに過ぎない

まさにタイトル通りの展開なんだけど、交通事故みたいなことば刃に対する「私」、力強くて好きになる。ピンっと背筋を伸ばしたくなって、肺にいっぱい息を吸えるようなnote。

99.縄とふき味噌

山羊メイルさんのバディ+1って大好物なんです。仕事に対する姿勢も、チームアップも、自分ではどうしょうもないことが起きたときも、言葉に支えられてもう一度歩きだせるような、読後に勇気をもらえる物語note。

100.阪神高速3号、神戸線にて

誰にでも、ドラマが生まれる場所がある。冒頭3行選手権から書いてくれた流れも最高にうれしいし、作品も疾走感と追いついてくる後悔が重なって刺さる。最高。終わり際の青春が抜けるような雨、読んだあともじわぁと残るnote。

小説を書くことについてのnoteもめちゃくちゃよかった。


🐐

以上、100作堪能させていただきました。

小説は書くのにエネルギーが必要で、でもやっぱり読まれにくいですよね。書いたら読まれたい。でも読まれないと、ちょっとしんどい。
でも、素敵な作品は溢れているし、おもしろい小説は誰かに勧めたくなる。読みたくなる。書けたら、読んでもらえたら、次の創作のエネルギーになる。きっと。
急なお誘いにもかかわらず、オススメたくさん教えていただきありがとうございました!思いがけずにお祭りみたいになってめちゃくちゃたのしかったな〜!オススメしてもらった帯も最高に素敵なので、↑のツイッターのリプ欄もぜひぜひチェックしてみてください。

小説って、やっぱり最高です。じゃなきゃ物語にのせて伝えたいことを書くって行為が、こんなに文化にならないですもん。本になってる作品や作家さんの小説以外も、もっとカジュアルに、身近に、書く・読む・たのしいが巡れば最高ですよね。

というわけで。

年末、素敵な作品を見つけて、読んで、ぜひぜひシェアしてみてくださいね〜!

よいお年を!



おわり。

待てうかつに近づくなエッセイにされるぞ あ、ああ……あー!ありがとうございます!!